プロジェクト○川

学生に本を読んでもらおうという,ただそれだけのはずでした

レモンティーで乾杯

2008年04月28日 | 音楽
水谷豊のセルフカバーアルバムが出るというニュースに反応.

曲目を確かめると,あるじゃない,「レモンティーで乾杯」.
これ,好きだったんだよねー.ボサノヴァなんて言葉は,まだ知らなかった頃.
「知ってはいるさ」の,「さ」の抜き方がたまらないです.

「カリフォルニアコネクション」や「やさしさ紙芝居」はもとより,
「真夜中のスウィング」も歌えるくらい覚えているから,当時はけっこう水谷豊ファンだったんでしょう.

そういえば「真夜中のスウィング」は,
「抱こうか抱くまいか」ってところをちゃんと聴き取れず,「蛇行???マイカー」だと思っていた.

子供には難しすぎたようです(笑).
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2008年04月22日 | ワインとか
久々にワイン話.

バンロックステーションのカベルネ.ジャスコで1,380円.
なんと2リットル入りの「箱ワイン」です.

箱入りワインは他にもあるけれど,
少なくとも札幌で見かけるのは,安いだけのワインばかり.

でも,このBANROCK STATIONは悪くないのですよ.

このあいだも,ここの1本5ドルのシャルドネが,
Wine Spectatorの"Wine of the week"に選ばれていたくらいで(85点がついていた),たいへんコストパフォーマンスが高い.

これも1本分(750ml)では500円少々.
しっかりと濃さがあって,普段飲みには十分おいしい.この価格でこの味は無敵じゃないだろか.

箱の中では袋に入っていて,注いだ分以外は空気に触れない構造.
ただでさえ長持ちしそうなタイプのワインだし,輸入元の「やまや」のサイトを見ると,1ヶ月持つと書いてある.
http://www.yamaya.jp/shop/

シラーズやメルロもあるのだな.
冷蔵庫に赤白一箱ずつ入っていたら,とりあえず満足しちゃいそう.
しかもこれ,冷蔵庫から出さずに注げてしまうぞ・・・.

すごすぎる.これ,ほんとに最強じゃない?
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車止め

2008年04月22日 | つぶやき
今日から,本学構内への自動車での通行に新たな制限が設けられたようで,
あの大きな駐車場(第何駐車場か忘れた)よりも上には上がれません.

車止めが設置されていて,物理的に入れなくなっています.

N田さんによると,しばらく前から何度もアナウンスがあったそうです.
歩いて通っている僕は聞き流していたらしい(笑).

ローンの上の第何とか駐車場だったところががらんとしていて,とても気持ちいい.
これが大学の正しい姿だと思うなあ.

OB諸君は次に来るとき気をつけてね.

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今日はゼミ配属の第1希望の状況も発表されました(発表したのは僕ですが).
うちのゼミは幸か不幸か2年ぶりの定員オーバーです.

去年は初の3年生(現4年)定員ぴったり+短大「0」だったので,
いまのゼミ演習はなんとたった6人でやってます.1期生の頃みたいにこじんまり.

でも,3年生が6人入ることになるでしょうから,すぐ賑やかになりますね.
配属決定は5月の連休明けの予定.新歓はそのあとでしょう(たぶん).

ということは,それまでに僕は恒例のあれに行ってくるわけです.
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大学の定員

2008年04月16日 | つぶやき
立命館大が,定員超過した学部で新入生に転部を募ったというニュース.
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080414-00000046-mai-soci

これねえ・・・.

立命館のような「大手」に定員を大きく超えて学生を取られると,他の大学は厳しい.
うちの場合,直接は競合しないけれど,玉突きで結局は全体に関係してきます.

そういう意味で,こういうことされると参るよなあと思いはするのだけれど,
一方で仕方がないとも思う.

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ここのところ,入試制度では受験生側の便宜を拡大してきていて(少なくとも私大は),
いったん入学手続きをとってからでもキャンセルできるようになっている.

受験生に「やさしい」仕組みで,以前よりも良くなったとは思う.
ただ,大学側としては,合格者のうちどれだけが入学するのか,非常に読みにくい.

入学者数の「読み」を誤って定員割れすれば,「あの大学は定員割れ」とレッテルを貼られてしまう.
打撃の大きさは想像できるでしょう.そりゃあ,大学側は「安全策」として,多めに合格を出しますよ.

さらに,大学という「商売」は,学生数が多少変わっても費用は大して変わらない.
一方で,学生が増えれば,収入である入学金や授業料は確実に増える.

そのため大学経営者には,「多めに」とりたいという誘引が常に働く.
結果として,人気のある大学は常に定員オーヴァー気味になっちゃうわけで,これはシステム的な必然.

今回の立命館も「定員ちょうど」を目標に合格者数を決めたのではなく,
定員の120%くらいを目標にしていたから,こんなに超過しちゃったんでしょう.

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転学部を募るという「大技」の是非は置いておくとして,
今回のような事態(恒常的な定員超過)を避けるためには,定員超過のメリットを消す方策をとればいい.

たとえば,定員を超えた大学については,
超過人数に応じて,学費増加分(入学金+授業料)の何割かにあたる額の,補助金をカットする.
学生数を増やしても収入が変わらなければ,無理に多くは入れないはず.

定員割れの懸念を緩和するのは難しいだろうけれど,
「多くとろう」という誘引を消すだけでも,効果はあるはず.

こういうことは制度の設計者である(?),文科省に考えてもらうしかないだろうなあ.
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内部と外部

2008年04月12日 | つぶやき
あなたがある会社の社員だとする.
考えやすいように,それなりの責任をともなう地位だとしよう.

会社で大きなミスがあり,社会的な問題になったとする.

「社内的」には,あなたには何の責任もない.
ミスをしたのは他の部署の連中だ.

しかし,「対外的には」,あなたも「関係ないよ」と言うわけにはいかない.
自分は悪くなくても,会社という「共同体」の一員として,あなたも責任の一端を負わざるを得ない.

「会社」が迷惑をかけた相手には,あなたも謝らなくてはならない.
損失が絡めば,あなたのボーナスだって減るかもしれない.

そういうものでしょう?

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ぼくらが社会保険庁に求めていることにも,そういう面がある.

ぼくらは社会保険庁の一員ではないけれど,
「国」という枠で考えれば,僕らも彼らも同じ「内部」だ.

そして,この問題に関する限り,残念ながら僕らは「外部」に出ることができない.

処理を急がせることにも,精度を高めることにもコストがともない,
そのコストは「内部」にいるわれわれも負うことにならざるを得ない.

責任をとってすべての費用を負担してくれるような「外部」の誰かは,いない.
(たとえ社保庁とか厚生労働省とか旧厚生省とかの人たちに責任を負わせても,
 費用全体からみればごく一部にしかならないでしょう)

年金なんかいらないと言えるのなら外に出られるかもしれないが,それがいやなら仕方がない.
僕らに落ち度がなくても,みんなでなんとかするしかない.残念ながら.

で,これは特別なことではなくて,
社会の問題って,多かれ少なかれ,みんなそうなんだと思う.
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タクシー代500万円

2008年04月11日 | つぶやき
昨晩は恒例の新入生オリエンテーションで定山渓でした.
教員の部屋割りは固定なのか,6年連続でK先生と同室(笑).

在校生はというと,ゼミ訪問期間です.
今年は出足が早いようで,希望提出の締め切りまで1週間あるのに,もう定員の2.5倍の訪問者が来ました.
さて,今年はどうなることやら.

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出張でやや時機を逸した感のある話題だけれど,
この報道は納得できないなあと思うのは,国交省でタクシー代500万円という話.
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080408-00000076-san-soci

確かに異常な数字ではあるし,無駄(=節約可能)なのかもしれない.

でも「国会の資料作成を担当」していたのであれば,
残業時間が平均1.3時間で済むわけがないし,そのことを議員がわからないわけもない.

サービス残業や仕事の体制には間違いなく問題があるが,
これを「予算の不正な使用」という文脈で騒ぎ立てるってのはどうだろう.

まったくのイチャモンだとは言わないけれど,
実態を答えにくいところを突いて攻撃材料にするっていうやり方は,なんだか納得できないなあ.

新聞社だってよくわかっているんだから,
「同整備局の終業時間は午後6時であるため、
1.3時間の残業なら電車などで帰宅できるにもかかわらず、タクシー帰りをしていた『ことになる』」なんてつらっと書くなよ,と思う.

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「鳩山法相が4ヶ月で10人の死刑執行」っていう報道も,なんだか釈然としない.

問題は,死刑制度そのものの是非のはず.
その議論をせずに,どの法相が何人の死刑を執行させたかをあげつらってもしょうがない.

まるで法相が人道的かどうかが問題であるかのような報道もあるけれど(ちがう?),
さすがに好き好んで指示を出す法相がいるとは思えない.

ものすごく難しい問題であるとはいえ,僕らもマスコミも逃げ過ぎだ.
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復帰と成熟+

2008年04月08日 | テニスに目が眩んで
伊達公子さん復帰というニュース.

驚きました,そりゃあもう.あなたはマルチナですか,と(笑).

インタビューを聞くと,
絶頂期に引退し,後輩に伝え損なったものが大きかったことが,今回の決断を後押ししているようだ.

彼女も,井上悦子さんらの先達が開いた道筋があったらからこそ,成功できたのだと思う.
その後悔や後ろめたさのようなものが,ずっと残っていたのかもしれない.

そんなことを考えると,ちょっと泣けます.

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引退を表明した桑田(真澄)が,インタビューでこんなことを言っていた.

目標を持つのはいいことだけれど,
その目標を達成できたからいい,達成できなかったから悪い,なんていうのはばかげている.
貴重なのはその目標に向けた努力であって,結果ではない,と.

内容自体は誰でも言うことであっても,彼の言葉には重さが感じられる.
彼はいろいろな経験の中で,人格を磨き上げることができたのだなあと,思う.

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スポーツ選手に限らず,いまに生きる僕らは「成熟」するのに時間がかかるようだ.

20歳なんかで大人なれるわけもなく,
精神科医の斎藤環さんによれば,現代人の成熟は35歳を過ぎてからだとか.
実感として納得できるなあ・・・いまの自分が十分に大人だという自信はないけれど.

伊達さんの決断にも,人間としての成長が関わっているのだろう.
結果うんぬんではなく,応援したいと思います.
(まずはサービス力という弱点を克服できるかどうかかなあ)

ただ,このニュースを10年前にどれだけ期待したことか,とも思ってしまうなあ,
往年のファンとしては.

彼女があと2年,あのまま続けてくれていれば,
グランドスラムの決勝に手が届いただろうと,僕はいまでも信じている.
それは,伊達だけが見せてくれた夢だった.
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入学式

2008年04月05日 | つぶやき
今年は土曜日に入学式なのです.

それもこれもあって非常に忙しい(今年もゼミ配属とコース配属の担当なのだ).
研究職でないどころか,教員ですらなく,普通に事務職って感じ.

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昨日は久々に「家庭教師ツアー」のDVDとか観てしまった(笑).

一昔前と違って,大手と契約しなくても活動はできるから,
やる気があってコアなファンがいれば,なんとかなるんじゃないかなあ.

嫌いな人はどのみち関係ないし,
コアなファンは,待つも何も,ファン歴の大半を「待って」過ごしてきたんだから.
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日本が文明国だというのなら,『靖国』を上映しないと

2008年04月01日 | つぶやき
もらったコメントもあったように,年度末のトップニュースは暫定税率問題で,
それは当然だと思いはするけれど,他にも気になる話題がいくつか.

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ひとつは『靖国 YASUKUNI』の上映「自粛」.
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080331-00000016-flix-movi

右翼の連中は方針通りにやっているのだろうから,なんというか仕方がないけれど,
問題はどんな形にせよ圧力をかけた議員どもの頭の悪さ.

日本が知的レベルの高い国であること(というか,極端に低い国でないこと)を示すためにも,
こういう映画の上映を邪魔してはいけないという程度のことが,どうしてわからないんだろう.

自分たちの考えと相容れないものを首都で上映させないって,この国には表現の自由もないのか.
どんだけ後進国なのよ(ま,他の国もやることはあるけどさ).

あいつらのおかげで,日本は世界に向けて
「うちは文明国じゃありませんよおー」というニュースを提供しているわけだ.

この程度の「国益」の判断もできない連中が,政権与党だよ.

あーあ.

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もうひとつは,「ごみ固形燃料化」がうまく行っていないという話.
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080331-00000020-maip-soci

環境問題は,経済抜きに考えてはいけないという典型だ.

いくら「原料」がごみであっても,固形燃料を作る過程では別の資源も使われる.
だから,必要とされないものを作っちゃうと,無駄にしかならない.

結果的に,財政負担が増えただけでなく,
たくさんのプラントが無駄になると,環境負荷も増やしたことになってしまう.

この種のことは,他にもたくさん起こってますね.
壊れちゃって直せない風力発電とかさ・・・.

ただし,この件は,マスコミがちゃんと報道して,
国全体として教訓を得られれば,多少は「取り返せ」るかもしれない.そこに期待.

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で,次期政権を狙う党の代表だかなんだかは,
「国民の皆さんが待ち望んだ日がついに」だそうで.

そりゃあ,待ってる人はいるでしょう.

でも,穴が開いた税収分をどうするのだろう.
赤字国債で埋めて「ツケ」を増やすのか,地方の景気に追い討ちをかけるのか.

「無駄な道路を作るな」という話だって,検討の余地はある.
交通事故の犠牲者数は減っているとはいえ,年間数千人が「道路」で亡くなっている.
既にある道路の安全性を高めるための支出は,まだまだ必要なのではないか.

今の利便性を手放す(車にはあまり乗らない),という国民的なコンセンサスができるのなら別だが.

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「国民の皆さんが待ち望んだ」というセリフを聞くと,
政権につく前から,長期的な視点も,対外的な視点も欠けていることを示して喜んでいるようにしか思えない.

これが抜本的な税制改正につながれば,
今回のいろいろも「必要な痛み」だったということになるのかもしれないが,
そこまでの腕力があるようには見えないなあ・・・.

二大政党制ってのは,むかし流行った「究極の選択」なんじゃないだろうな.
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