プロジェクト○川

学生に本を読んでもらおうという,ただそれだけのはずでした

マンガで

2009年09月30日 | つぶやき
ゼミで「マンガでわかる○○○」という類の本をまとめて注文ました.これならN口君あたりも読むかと思って(笑).

それが最近届いたんだけどね,「ある種の」本(マンガ)は,どれもこれもあまりにもパターンが決まりきっていて,思いがけずゼミで大盛り上がり(笑).

・理系のテーマ
・萌え系の絵

という2条件に当てはまるものに,

・「高校/大学生(要するに年下)の女の子」に
・「大学の先輩/若い研究者」が教える

という話になっているものがすごく多い(僕も読んではいないのだけれど,最初と最後だけ見てみたら,そんなんばっかりだった).

そこまではまあわかる.

ただ,最後はその二人がくっつくというのがね,あまりに・・・.

天下の○ルーバックスにも「ひどい」のがあって,特に女性陣からは酷評でした.

これは,書いている人たちの想像する理系男子の「夢」が反映されているのでしょう.実際にそういう夢を見ているのかもしれないが・・・どこかに「眼鏡を外すと」っていう要素が入るのもそれなんだろうな.

読み手は男とは限らないんですけどねえ・・・それとも,「理系女子」はこれを受け入れられるのだろうか?(うちのゼミ生も理系女子だよなあ)

そういえばお年を召してからの筒井康隆の小説にも,主人公の(いい年の)作家が,若い美人の登場人物に好かれるという話がいくつかあります.

まあ,筒井はわざと欲望を投影して書いているんでしょうけれど,かつてのファンとしてはその画一性に悲しくなってしまう.

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昨日は結局3・4シードが落ちちゃいましたね・・・.
(デメンティエワは4シードではなく3シードでした.失礼しました)
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GAORAで東レ

2009年09月29日 | テニスに目が眩んで
先週末がお仕事だったので,今日は有給をとりました.
家でのんびり(ほんとうに仕事はなかったんだろうな・・・とちょっと不安).

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GAORAで東レを放送しています.

これがまたものすごくて,1日の放送時間が12時間以上.昨日は10時から22時半の予定がさらに延長になって,最終試合(ヴィーナスの試合)が始まったのは23時に近かった.最後までやったんだろうか.

いまはボンダレンコ(「凡打連呼」と変換される)とデメンティエワの試合をやってます.

第2セットにボンダレンコのトリプルマッチポイントがあって,おいおい4シードも落ちちゃうのかと思ったけれど,そこから逆転して第3セットに入ったところです.

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日本の3選手にサフィーナ,ヴィーナス,それにクズネツォワまでが初戦で負けてしまって,勝った選手には失礼だけれど,大会側としてはやや残念なスタート(シャラポワは勝って,大会側は安心したことでしょう).せっかくトップ選手がほとんど出ているというのに・・・.

ただ逆に,大会3日目でボンダレンコとデメンティエワがあたっているんだから,ずいぶん厳しい大会だなあ.なんでこんなに集まったんだろう???

それにしても,杉山の最後のシングルスがあんなことになってしまったのは・・・どれだけ無念だろうと思うと言葉もないです.

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今日はウォズニアッキ対ウォズニアックっていう試合もあります.どんな風に実況するんだろう?一般にはなじみのないファーストネーム(「キャロライン」とか)を使うのか,語尾の「キ」と「ク」で行くのか・・・なかなか興味深いです.
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すげ+

2009年09月28日 | テニスに目が眩んで
戻ってきました.

伊達すげー.

キング夫人の最年長記録に次ぐ記録ってことは,マルチナの最後の優勝よりも上か.なんということ.

もちろんうれしいけれど,杉山引退大会のタイミングっていうのは・・・.いやはや(って言葉はいまでも通じるのだろうか).

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それにしても今年の東レ・パンパシフィックオープンはすごい.

世界ランク16位が第15シード.16位まででいないのはセレナだけで,まるでグランドスラム並み.

10月のジャパンオープン(男子)も,フェデラーの欠場は残念だけれど,それでもかなりすごいメンツ.

どっちも観たいなあ・・・.
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宿泊も

2009年09月27日 | つぶやき
ということで出張中です。

今回は一泊だし、夜は懇親会があるからと思って、10時チェックインという格安ホテルを予約。

なかなかわかりにくい場所で、ラフな地図を頼りにうろうろ。客引きが多くてなんだかあやしい雰囲気。むむ。

ようやく辿り着いてみると、外に大きく「宿泊『も』できます」とある。

なるほど、ご休憩もできるのね
(^_^;

幸い、部屋の中は問題ありません。照明にちょっと妖しいモードがあるくらいで…。

さっさと寝よっと。オヤスミナサイ。
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週末は出張

2009年09月26日 | つぶやき
週末は出張です.

なぜ仕事として参加する学会に代休がないのか.不思議であります.

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時間がないときは引用を.

「純粋さとは,汚れをじっと見つめうる力である」
 (シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』田辺保訳より)
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インフル

2009年09月24日 | つぶやき
昼間に,同じ学科の某先生から打ち合わせに呼ばれた.

行ってみると「ちょっと熱があるみたいでね」って,おいおいそれはやばいだろう.マスクはしているんだけれど・・・.

仕事はいいから,さっさと帰って!

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ところで,今日ゼミ生とも話したんだけど,新型でない「普通の」インフルエンザによる死亡者数ってどれくらいだと思う?

これは明確にすることが難しい数字だ.他の病気との合併症だったり,肺炎だったり,いろいろあるから.

そこで「超過死亡」という概念が使われる.これは,細かい死因は問わずに,「インフルエンザが流行ったことで,死者がどれくらい増えたか」を推定した数字のこと.

で,この超過死亡概念による(通常の)インフルエンザによる死者は,なんと年間平均1万人という.年による変動が大きいが,多い年(たとえば2004年シーズン)には1万5千人と推定されているそうだ.

そんなバカなと思うかもしれないけれど,考えてみてほしい.日本には都道府県が47ある.1万5千人を約50で割ると,1都道府県あたりの死者数は300人.日本の市町村数は1,800くらいだから,1市町村あたりだと10人に満たないことになる.

人口で考えれば9,000人に1人というレベルだ.あり得ない数字ではないでしょう(ちなみに死亡者数全体は年間100万人程度).

だから,現段階での新型インフルエンザによる死者数は,それ自体で「ものすごい」わけではない.

怖さは別のところにある.たとえば「可能性」に.


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ハンドクリーム特需

2009年09月24日 | つぶやき
手が荒れる.

外出のたびにきつい洗剤(キレイキレイとか)で洗っているからだ.

こんなに多くの人が,こんなに必死に手を洗ったことがかつてあったろうか.

・・・ということで,この冬はハンドクリームにも特需があるはず.関連株を買っておきましょう(ウソです).
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C1

2009年09月24日 | つぶやき
1日遅れて,録画しておいたC1を見ました.

天竺鼠の1本目に高い点がつかなくて家人となんだかホッとため息.
面白かったけれど,あれはあまりにCB(正確にはCBM)の傑作に似過ぎだもの.

さすがにコントのプロは,みんなちゃんと見てるんだな,という「ホッ」でした.

天竺鼠は好きなんだけどね.

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LCTWWM

2009年09月22日 | 音楽
先週,"Let's Change the World With Music"が手元に届き,すっかりfab中毒が再発.

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あまり期待しないように,期待し過ぎないようにと,気持ちを抑えながらCDの到着を待った(だから気分はpop漬けでも,過去のプリファブ作品は聴かないようにしていたのだ).

まだ落ち着くことができない.

"Music is A Princess"や"Earth, The Story So Far"のような曲が届く日がまた来るなんて.もちろんすべてが素晴らしい.Paddy McAloonだけの,音楽の魔法.

いまは使える時間のすべてを,このアルバム(と過去のプリファブ作品)を聴くことと,ネットでPaddyのインタビューを探して読むことに費やしています.

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ライナーに"Yawning caves of blue"と題された,Paddyによる長文のメモワールが載っていて,その中にこういう一節がある.

Not it goes without saying that I would like to have recorded "Let's Change the World With Music" with Marty, Wendy, Neil and Thomas; I believe they wanted to, but we missed our moment so it wasn't to be. Why? I have no idea. Beats me.

万感の思いで何度も何度も繰り返し読み返した.

Paddyの17年は,僕らの17年でもある.

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ただ,「答」はちゃんと用意されていた.

prefabsprout.net(http://www.prefabsprout.net/)か,
ルイ・フィリップのブログ(http://www.myspace.com/louisphilippemusic)をみて下さい.

We live in hope.

インターネットってすごい・・・Paddy本人はまったく使わないそうだけれど.
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強い意志で

2009年09月19日 | つぶやき
だいぶ前に読んだ本に挟まっていたメモ用紙に,「強い意志で映画を拒むように混乱する」と書いてあった.

何のことだろう?

筆跡が汚いから,夢から覚めて書いたんだろうか.

どんな夢だ?
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入った本など

2009年09月17日 | 本の話
ゼミ室に来た本をちょっとだけ紹介.

ちくま日本文学35-37
『織田作之助』『萩原朔太郎』『岡本かの子』

萩原朔太郎は「竹,竹,竹が生え」の詩人.
中学の教科書に載ってたんじゃないかな・・・凍れる節々りんりんと!

岡本かの子はあの岡本太郎のお母さん.息子もすごいが母もすごい.

織田作之助といえば『夫婦善哉』・・・なんだろうけれど,実は僕も読んだことがありません(笑).

前にも書いたけれど,このシリーズは,1冊から1つの短編(またはエッセイ,あるいは詩)を適当に選んで読んでいくのも悪くないと思う.

もちろん,気になった作家は全部読めばいい.

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吉田武先生の『はじめまして数学』全3巻(幻冬舎)

『オイラーの贈物』が入手不可なので,もっとやさしい数学の入門書を買ってみた.僕は読んでないけれど,おもしろそうです.

できれば『オイラーの贈物』か『虚数の情緒』を読んでほしいんだけれど・・・.

「オイラーの公式」がわかると,「i(虚数単位ね)のi乗」なんていう,得体の知れない数を具体的に求められてしまうのだ.

ちなみに「iのi乗」は0.2くらいになるんだけれど,どう計算するかは『オイラー』か『虚数』を読んで下さい.
(結局そっちの宣伝になっちゃうのは,『はじめまして』を読んでないので仕方がないです)
コメント (3)
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太いペンでメモ

2009年09月16日 | つぶやき
「打ち合わせのメモに太いサインペンを使う」っていうTips(仕事などのちょっとしたコツ)を何かで読んで,やってみるとこれがなかなかいい.

僕はメモっていうと,細いペンで細かく書いてしまっていたのだけれど,これはあとで読みにくいし,コピーにも向かない.

誰かとの打ち合わせに太いペンを使うと,そのノートが一種のホワイトボードになって相手にも読んでもらいながら話を進められるし,しかも記録も残る.

確かに生産性が上がるような気がします.

卒論でもやってみるといいかもよ.
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決勝など

2009年09月16日 | テニスに目が眩んで
最後の方をまとめて.

男子準決勝のデルポトロとナダルの試合は,スコアだけを見ればショッキングだけれど,やっぱりナダルが本調子から遠かったということだと思う.6割の調子のナダルに,8割の調子のデルポトロが勝った,という印象.

本人も試合後の記者会見で言ってたように,むしろあのコンディションで準決勝まで来たことがすごい.

ただ,ナダルからストロークの粘り(守備力)が一時的に取り除かれたことで,サーブ力の弱さが際立ってしまった.これはもしかすると今後に影響するかも.

かつてアガシは,似たような時期に,サービスを鍛え上げたのだったが.

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準決勝のもう一試合はフェデラーがジョコビッチに「圧勝」という報道だったけれど,そうでもなかったような・・・.

勝敗は実力どおりだったにしても,なんというか,この試合ではジョコビッチに運がなかった.マッチポイントになった「股抜きショット」にしても,もちろんフェデラーがすごかったけれど・・・.

ジョコビッチ本人も「今日は僕の日じゃな」っていう顔をしてた.

一時期,「壁に突き当たっているのでは」といわれていたことを考えれば,フェデラーには勝てなかったとはいえ,ジョコビッチの「復調」が目立った大会だったと思います.

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女子決勝.

クライシュテルスの優勝を心から喜んでおります.もちろん,驚いてもいる.

僕はクライシュテルスという選手がすごく好きで,引退は本当に残念に思っていた.彼女は素晴らしいことを成し遂げてはいたけれど,もっと大きな可能性があったのに,それが一部しか実現しないままにキャリアが終わってしまったという感覚があって・・・.彼女はほんとうの女王になれる選手だったから.

なんといってもまだ「たったの」26だ.このあとにも期待がふくらんでしまう.

ウォズニアッキもいい選手で,初めてのグランドスラム決勝としては十二分な内容だったと思う.タイトルをとるにはもう少し何かが必要なんだろうなとは思うけれど.

この試合は見ていてすごく気持ちがよかった.二人ともいかにも性格がよさそうだし,それにぎゃあぎゃあ叫ばないからさ(笑).

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男子決勝もすごい試合でした.

いちばん思うのは,フェデラーとナダルがいる中で,若手がグランドスラムタイトルをとるのがどれだけ大変かということ.

フェデラーがトップに君臨し始めた2004年以降にグランドスラムタイトルをとったのは,フェデラーとナダル以外では,
・2004年全仏のガウディオ
・2005年全豪のサフィン
・2008年全豪のジョコビッチ
・2009年全米のデルポトロ
だけ.

6年間24回の大会のうち,フェデラー(14)とナダル(6)で20も取っちゃってるんだから.

マレーだってまだ届いていない.デルポトロはすごいです.

で,フェデラーは今年2冠.たとえ全米の連覇が途絶えて準優勝でも,王者として十分な成績.むしろ,この程度の「事件」がないとテニスがつまらないよ,っていうくらい.

それにしてもフェデラーの人気はすごい.ふつうは圧倒的なチャンピオンに若き挑戦者という構図なら,声援は若手に偏るもの.でも,そうならないのは,フェデラーの人徳だね.
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女子準決勝(セレナ対クライシュテルス)

2009年09月13日 | テニスに目が眩んで
それはもちろん驚いた.フットフォルトでマッチポイントが訪れる試合はみたことがあるように思うけれど,そのポイントがコートバイオレーションで決まるなんて.

セレナは最初からあまり集中できていなかったようだった.調子の悪いときの,あの妙に澄んだ目をしていた.

ただ,それを差し引いても,クライシュテルスのプレイは素晴らしかった.ライジング気味に打っていく角度のあるストロークに,それを実現するあのフットワーク.

全盛期と遜色ないプレイだったし,そのクールな戦いぶりには女王の風格さえ漂っていたように思う.シュテフィや,最近だとダベンポートのような.
(クライシュテルスがセンターにエースを狙いに行くときのファーストは,ダベンポートと似ていると思いませんか)

試合は残念な結果になってしまったけれど,救いは,セレナがクライシュテルスへの敬意を示しながらコートを去ったこと.

そこには素晴らしいカムバックをしたライバルに対する,彼女のモラルとプライドが顕れていたと思う.
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にょにょ

2009年09月13日 | つぶやき
雨で順延のナダル-ゴンザレスを見ているところ.

選手入場テーマはボン・ジョビの"It's my life".

これはマグマ中山の・・・気持ちがなんだか盛り上がる.にゃー!

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Amazonからプリファブの新譜の「お届け予定日が確定せず」とメールが来て怒り心頭.ったく.

こういう商売なのはわかっているのだけれど・・・キャンセルして在庫のあるタワレコで購入.来週の頭には届くはず.

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穂村弘『にょにょっ記』を読む.面白いけれど,『にょっ記』ほどではなかったかなあ・・・あれは声を出して笑いながら読んだから.
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