コメントがついたから調子に乗って,
「夢のような」というキーワード(?)で,好きな映画を紹介してみよう.
ほぼ「大好きな映画」と解釈してもらって差し支えありません.
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ブラザーズ・クエイ『ストリート・オブ・クロコダイル』
人形アニメ作家・クエイ兄弟の短篇集.
これのDVDが出ない限り,LDプレイヤーを捨てることはできない
・・・と思って調べたら,UKとUSでは短篇集が出てる!
言葉では説明しがたいので,そのDVD(日本未発売)のジャケで想像してください.
http://www.bfi.org.uk/booksvideo/video/details/quay/
表題作はシュルツの「大鰐通り」を映像化したもので,
こちらは『シュルツ全小説』(平凡社ライブラリー)で読めます.
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ブラザーズ・クエイ『ベンヤメンタ学院』
同じくクエイ兄弟なんだけれど,こちらは実写作品.
http://www.imageforum.co.jp/quay/bnjmn.html
劣った人間になることを学ぶための学校の話.
原作はヴァルザー「ヤーコプ・フォン・グンテン」.
ヴァルザーはカフカが最も愛した作家としても知られている人なのだけれど,
これは集英社の世界文学全集でしか読めない.
これもDVD未発売か.
シュヴァンクマイエルがあんなにうけているのになぜだろう?
おお,クエイ兄弟の新作が!(人知れず大興奮)
http://artificial-eye.com/dvd/ART315dvd/main.html
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ラース・フォン・トリアー『ヨーロッパ』
すっかりビックになったトリアー監督作品.
これは「大ブレイク」前の映画.いい意味で悪夢そのもの.
まっ黄色な出世作『エレメント・オブ・クライム』もいい.
「ヨーロッパのツイン・ピークス」と話題になった『キングダム』は,
個人的にはちょっとやりすぎ感あり.
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マーティン・スコセッシ『アフター・アワーズ』
この手の映画が好きな人の間では非常に評価が高い映画.一夜のコミカルな悪夢.
これは誰にでも薦められる.
「変った映画が観たい」と思ったときに,思い出したらどうぞ.
980円でDVDが出てると知って驚いているところ.
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キューブリック『アイズ・ワイド・シャット』
キューブリックの遺作.
ちょっとどぎついけれど,やっぱり好きな種類の映画ではある.
シュニッツラーの原作は,映画化の際にいろんなタイトル
(『夢小説』『夢がたり』『夢奇譚』)であちこちから出たから,古本屋にたくさんあります.
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ソクーロフ『静かなる一頁』
悪夢や夢は関係ない,『罪と罰』の映画化なんだけれど,
人々が飛び降りるシーンは息を飲む美しさ.
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パラジャーノフ『ざくろの色』『アシク・ケリブ』『スラム砦の伝説』
「悪」夢ではないが,夢そのもの.どれもあまりに美しい.
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タルコフスキー『鏡』
タルコフスキーではこれがいちばん「怖い」.
「夢のような」というキーワード(?)で,好きな映画を紹介してみよう.
ほぼ「大好きな映画」と解釈してもらって差し支えありません.
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ブラザーズ・クエイ『ストリート・オブ・クロコダイル』
人形アニメ作家・クエイ兄弟の短篇集.
これのDVDが出ない限り,LDプレイヤーを捨てることはできない
・・・と思って調べたら,UKとUSでは短篇集が出てる!
言葉では説明しがたいので,そのDVD(日本未発売)のジャケで想像してください.
http://www.bfi.org.uk/booksvideo/video/details/quay/
表題作はシュルツの「大鰐通り」を映像化したもので,
こちらは『シュルツ全小説』(平凡社ライブラリー)で読めます.
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ブラザーズ・クエイ『ベンヤメンタ学院』
同じくクエイ兄弟なんだけれど,こちらは実写作品.
http://www.imageforum.co.jp/quay/bnjmn.html
劣った人間になることを学ぶための学校の話.
原作はヴァルザー「ヤーコプ・フォン・グンテン」.
ヴァルザーはカフカが最も愛した作家としても知られている人なのだけれど,
これは集英社の世界文学全集でしか読めない.
これもDVD未発売か.
シュヴァンクマイエルがあんなにうけているのになぜだろう?
おお,クエイ兄弟の新作が!(人知れず大興奮)
http://artificial-eye.com/dvd/ART315dvd/main.html
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ラース・フォン・トリアー『ヨーロッパ』
すっかりビックになったトリアー監督作品.
これは「大ブレイク」前の映画.いい意味で悪夢そのもの.
まっ黄色な出世作『エレメント・オブ・クライム』もいい.
「ヨーロッパのツイン・ピークス」と話題になった『キングダム』は,
個人的にはちょっとやりすぎ感あり.
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マーティン・スコセッシ『アフター・アワーズ』
この手の映画が好きな人の間では非常に評価が高い映画.一夜のコミカルな悪夢.
これは誰にでも薦められる.
「変った映画が観たい」と思ったときに,思い出したらどうぞ.
980円でDVDが出てると知って驚いているところ.
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キューブリック『アイズ・ワイド・シャット』
キューブリックの遺作.
ちょっとどぎついけれど,やっぱり好きな種類の映画ではある.
シュニッツラーの原作は,映画化の際にいろんなタイトル
(『夢小説』『夢がたり』『夢奇譚』)であちこちから出たから,古本屋にたくさんあります.
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ソクーロフ『静かなる一頁』
悪夢や夢は関係ない,『罪と罰』の映画化なんだけれど,
人々が飛び降りるシーンは息を飲む美しさ.
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パラジャーノフ『ざくろの色』『アシク・ケリブ』『スラム砦の伝説』
「悪」夢ではないが,夢そのもの.どれもあまりに美しい.
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タルコフスキー『鏡』
タルコフスキーではこれがいちばん「怖い」.