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信州一周 青春18切符の旅

2009年08月16日 18時04分30秒 | Adap鉄道
青春18切符の旅行第二弾という事で、夜行日帰りで信州一周の旅をしてきた。

今回の旅は、新宿駅23:59発の快速ムーンライト信州でスタート。今日は満席との事だったが、ほとんどが登山に行く客で、松本で6割くらいの客が降りていった。白馬着5:39。ありがたいことに早朝から、喫茶店が数件開いており、ゆっくりと朝食をとる。白馬から先は、南小谷駅の接続の関係で、6:08か6:49のいずれに乗ることもできるが、南小谷駅の駅前には何もなく、一方白馬の駅前には喫茶店や足湯があることから、時間つぶしは白馬の駅でした方が得策と言えよう。

南小谷からは、キハ52というディーゼルカーに乗る。1965年までに系列合計で1,100両以上が製造され、日本各地で広く使用されたディーゼルカーであるが、JRで現存するのは、この大糸線の3両だけである。普段は1両編成らしいが、この日は2両編成だったため、ボックスを占領しゆっくりと車窓の景色を楽しむ事ができた。この区間は、何度も鉄橋を渡り姫川を右に左に見ながら進むので、左右どちらの席を確保しても車窓は楽しめる。糸魚川では、一番前が乗り換えとなるので、北陸本線の乗換えを急ぎたい人は、前ドア周辺の席がお勧め。

糸魚川からは、419系という電車に乗る。この車両、実は昔の電車寝台特急583系を改造した車両で、深い屋根構造をそのまま残した関係で六角形の特徴的な断面となり、「食パン列車」とも呼ばれている。電車は、糸魚川を出るとすぐに変圧区間(通称:デットセクション)に入り、車内の非常灯以外の電気が全て消えてしまう。昼なので、さほど気にならなかったが、夜乗れば車内は真っ暗になるはずである。次回は、是非、夜に乗ってみたい。乗車時間は一時間足らずだが、トンネルの中に駅(筒井)があったり、日本海の目の前に駅があるなど、なかなか見所のある区間であった。

直江津からは、再び進路を東京方面に向け、信越本線を長野に向かう。この路線の面白いところは、普通列車にも「妙高」という愛称がついている列車があり、特急型の車両が使われ指定席が連結されているところだ。途中、二本木駅で列車は突然バックする。運転手が、オーバーランをしたのかと思ったが、実はスイッチバックの駅だった。この区間では、進行方向右側に妙高高原の山々を見ることができるので、席は右側に陣取るのがよいと思う。

長野からは、篠ノ井線を経由して上諏訪に向かう。篠ノ井線にも姨捨駅というスイッチバックの駅があるが、ここの景色は絶景で、日本三代車窓にあげられている。絶景は進行方向左側からしか見ることができないので、席は必ず左側を確保すべし。

上諏訪駅14:29着。上諏訪駅は、足湯が駅構内にあることで有名だが、この日は花火大会という事で、足湯は閉まっていた。

残念。

その代わりに、花火大会での臨時列車でE233系や183系など、ものみずらしい車両を見ることができた。

上諏訪から小淵沢に移動し、小渕沢からは「ホリデー快速ビュー山梨号」に乗って帰路についた。小渕沢始発の列車ということで安心していたが、結構な乗車率で、小淵沢駅のホームには人があふれていた。


行程は以下のとおり。

新宿→(ムーンライト信州)→白馬→南小谷→(キハ52)→糸魚川→(食パン電車)→直江津→(妙高)→長野→松本→小淵沢→(ホリデー快速ビュー山梨)→新宿


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