あれやこれや

普段の生活の中のあれやこれや、いろいろ

収穫

2009-07-19 14:38:17 | Weblog

今のところ毎日収穫できています。もうすぐキュウリが終わりそうです。



こんな感じで。



でも忙しくてあまりゆっくりとご飯を作っていない。



久しぶりに今話題の本を読んで見ることにした。



疲れているので毎日少しずつしか読めず、昨日は朝から晩まで何もせず、一気に読んでしまった。1は面白かったが、2は期待が高まったっ分ちょっとがっかり。
とても長かった割に内容が尻切れトンボっていう感じで最後の方はちょっと努力が必要だった。思ったほどの内容ではなかったが、ここで何を言いたかったのかと考えると色々なことは考えられる。村上春樹の文学は答えではなく提案、問い、であると誰かが書いていた。そういう意味では今生きている世界が何であるか、今ここにいる、ということについて考えるきっかけは与えてくれていると思う。9・11があって世界は先がわからない、これからも世界がずっとあるという確信がもてなくなっている。この不確かな時代に生きている私達は私達自身の存在もまた不確かなものであるということを知っている。今ここに生きていることは現実か。夢の中か。又別の世界の中の事か。こんな時代にあっても、別の世界にあっても人が生きていくために愛があれば乗り越えられるという、最後は映画の結末みたいな感じが平凡ではあった。でも、作者の想像力、自由にいろんなことを考えてそれをひとつの作品にすることの楽しさみたいなものは伝わった。疲れて生活していると、もっと感動や励ましや生きる知恵やそんなものも欲しくて、この作品の評価が分かれるところはそこかなと思った。けれどそれは期待するほうが悪いということでしょう。ここのところ本を読んでいないので久しぶりに良かったと思う。


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