La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

アンディーヴ・オ・ジャンボン

2022-02-01 17:25:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、アンディーヴ/アンディーブ(チコリー)を使って、作るグラタンの紹介です。

アンディーヴはキク科の野菜で、ヨーロッパが原産といわれており、日光を当てずに白い状態で栽培(軟白栽培)がされるようになったのはベルギーで、フランスでも、ベルギー国境に近い地域では特によく食べられています。
生でも加熱しても美味しく、独特の苦味が特徴です。(苦味はきつくないです)


アンディーヴ(チコリー)のグラタン
Endives au jambon 
【材料】
アンディーヴ(チコリー) 4本
レモン 1/4個
おろしチーズ 100g
ハム 大きいもの4枚 (小さめのものなら8枚)
バター 大さじ1/2〜1(型に塗る分)

⚫︎ホワイトソース/ベシャメルソース
バター  25g
小麦粉  25g
牛乳     300ml(cc)
塩       小さじ1/4
ナツメグ(お好みで) 少々


【作り方】
①アンディーヴは水洗いせず、1番外側の葉を外すのみか、濡らした布巾やキッチンペーパーなどで、拭き取ります。


②下の芯の部分を少し切り取り、芯の切り口の外側から2、3mm程度の部分にナイフの先を添わせて切り込みを入れます。



③切り込みに沿ってナイフの先で繰り抜きます。


④鍋にアンディーヴが隠れるくらいの量の湯を沸かし、レモン汁、アンディーヴを入れます。


⑤20〜30分程茹でます。時々裏返します。



⑥アンディーヴをザルなどに取り水気を切っておきます。


⑦耐熱容器にバターを塗ります。アンディーヴにハムを巻きつけ容器に並べます。


⑧上からホワイトソース(おろしチーズを半量ほど混ぜ込んでおくと◎)をかけます。


⑨上に残りのおろしチーズをかけ、180度のオーブンで35〜45分ほど焼きます。(分量、オーブンにより違いがあります)


⑩上にちょうど良い焼き色が付いたら取り出して出来上がり♪


※ハムが小さければアンディーヴを縦半分に切って細くするか、アンディーヴひとつにつき2枚ほど使ってみてください。生ハムでも巻きやすくて美味しくできます。


★ホワイトソース/ベシャメルソースの作り方

※今回はこちらの過去記事↑のソースのレシピ(最初に紹介している基本のレシピ)の分量の半量で作りました。
ソースたっぷり目で作る場合やアンディーヴが多目なら全量で作ってみてください。


★アンディーヴ


★耐熱皿
ハム、ホワイトソース、チーズが、アンディーヴの苦味と相性が良く、独特の風味となり、とても美味しいです。





いつもありがとうございます。
コメント
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