La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

アッシ・パルマンティエ -Hachis Parmentier

2021-10-24 15:43:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、アッシ・パルマンティエ -Hachis Parmentier という料理を紹介します。

玉ねぎなどと炒めた挽肉の上にじゃがいものピューレを乗せたグラタンです。

※じゃがいものピューレは過去記事を参照してください。


★アッシ・パルマンティエ

⚫︎下に敷く肉用
【材料】
牛挽肉(合い挽き肉でも可) 400g位
にんにく 1片
玉ねぎ 1個(小さければ2個)
人参1/4本位
白ワイン 40〜50ml (cc)
トマトピューレ 40〜50ml(cc)
塩 小さじ1/2位
胡椒 (好みで)適宜
パセリ等のハーブ 刻んで大さじ1位/ドライなら小さじ1位
バター(炒め用大さじ1位/仕上げ用大さじ1〜2)
パン粉(仕上げ用) 大さじ1〜2


じゃがいものピューレ(マッシュポテト)用
【材料】
じゃがいも 500g
バター 30g
牛乳 100(ml)cc
塩(じゃがいもを茹でる用)
塩 小さじ1/4〜1/2
胡椒 (好みで)適宜
ナツメグ(あればお好みで)適宜
パセリなどのハーブ(飾り用、あればでOK)適宜

【作り方】
① にんにく、玉ねぎをみじん切り、にんじんは5mm〜1cm程度の角切りにします。




② 弱中火ほどに熱したフライパンにバターを溶かし、①を順々に入れ炒めます。


③ 玉ねぎに透明感が出て色づいて来たら挽肉を加えて炒めます。


④ 塩、胡椒、白ワイン、トマトピューレを加えて炒めます。


⑤ ハーブを加え、水分がある程度飛ぶまで炒めて火を止め、グラタン皿などに取り出します。



⑥ 平らに慣らしてマッシュポテトを乗せてまた平らに慣らします。


⑦ パン粉を振りかけ、小さく薄く切ったバターを数カ所に散りばめ、190〜200度位のオーブンで30〜40分くらい焼き、出来上がり。


※焼き色が付けば中は既に火が通っているのであまり気にせず取り出します。



マッシャー ティファール

グラタン皿 楕円


計量カップ


ピューレの動画でも出て来た、18世紀にフランス軍に雇われていた薬剤師兼栄養士のアントワーヌ・オーギュスタン・パルマンティエによって初めて作られたようです。

18世紀当時じゃがいもは塊茎が危険であるといわれ、動物飼料のためだけに使われていたのですが、パルマンティエのじゃがいも料理の普及で人々に食されるようになりました。

アッシ・パルマンティエのアッシは、細かく刻んだもの、この場合挽肉のことで、パルマンティエはもちろん発案者のパルマンティエ氏から来ています。


市販の1人分サイズのお惣菜で売られていたりもしますし、とても日常的な一品です。

是非作ってみてください。


動画でわかりやすく☆
それではまた。


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