弁当日記

ADACHIの行動記録です。 
青年海外協力隊で2006年4月からバングラデシュに2年間住んでました。

バングラデシュのニュース(2010/5/16)

2010年05月16日 | バングラデシュのニュース

■見出し(2010年5月16日)No2010-42
〇ユニクロ社長「中国で10年以内に1000店舗出店
〇ストリートチルドレンの「アリ地獄」描く映画
〇バングラ初の女性隊派遣=ハイチ支援のPKOへ
〇【外国人労働者】そば作りの奥深さを外国人から学び、魅力を再発見できる
〇日本ポリグル 濁水、飲用に浄化 自治体など向け処理装置
〇グラミン、IT分社化 ソフト開発外部から受注 通信網も他社に開放
〇バングラデシュ新工場 夢企画が日本向け肌着 一貫体制強める
〇バングラデシュ "レンタル発電所"運開 GE製エンジン 電力不足解消へ一役


■ユニクロ社長「中国で10年以内に1000店舗出店
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E3E1E2EB9F8DE3E1E2E7E0E2E3E28698E0E2E2E2;at=ALL
 (日本経済新聞 2010年5月13日)

【上海=下原口徹】ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は13日、中
国・上海市内で開いた記者会見で、カジュアル衣料品店「ユニクロ」を「中
国で10年以内に1000店舗を出店し、売上高1兆円を目指す」と述べ、中国事
業の拡大に意欲を示した。

ユニクロは15日に上海市の目抜き通りの南京西路に、売り場面積約3600平方
メートルという世界最大の旗艦店を開店し、中国(香港を含む)の店舗数は
65店となる。柳井会長によると、2012年度から年間100店舗超を出店してい
く計画だ。

上海を中心とした華東地区と、北京などの華北地区にドミナント(地域集中)
展開し、さらに各地の100万都市に出店する。北京と香港には旗艦店も出す。

柳井会長は、中国ネット販売最大手の淘宝網(タオバオ)と組んだネット販
売について「ネット販売は広い中国に適している」と述べ、さらに強化する
方針を示した。また人民元の切り上げ問題が浮上していることについては
「中国から生産拠点をカンボジアやバングラデシュなどに移し、中国生産比
率を3分の2にしたい」と話した。

ただ同社の中国での生産契約はドル建てで、「切り上げは人件費に響くが、
人件費は製造原価の5~10%にすぎない」と話し、影響は小さいとの認識を
明らかにした。


■ストリートチルドレンの「アリ地獄」描く映画
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100514-OYT1T00599.htm
 (読売新聞 2010年5月14日)

バングラデシュのストリートチルドレンを描いた映画「アリ地獄のような街」
が東京・渋谷のミニシアターで上映されている。

制作したのは、2004年から現地でストリートチルドレンの支援活動を続
けている横浜市出身の渡辺大樹(30)ら。渡辺さんは「子供たちを取り巻
く現実を知って」と訴えている。

渡辺さんは大学卒業後まもない02年夏、単身でバングラデシュに向かい、
首都ダッカの大学でベンガル語を学びながら仲間とNGO「エクマットラ」
を設立。路上で子供たちに歌や踊りを教える「青空教室」をスタートさせた。

支援したかったのは、スラム街でごみ拾いや薬物の運び屋などをしながら親
を支える子供たち。孤児ではないため、政府やNGOなどの支援も、教育も
受けられない状態だった。「収入源」となる子供を手放したがらない親たち
を説得しながら、徐々に生徒を増やし、04年4月には一緒に生活しながら
勉強する「シェルター」を開設。これまでに約40人を受け入れた。

こうした活動の傍ら、渡辺さんらが手がけたのが映画「アリ地獄のような街」
の制作だった。出演者たちはエクマットラが支援した元ストリートチルドレ
ンたち。売春や麻薬密売に巻き込まれる子供たちにふんし、彼らを取り巻く
現実を描いた。

活動は徐々に認められつつある。現在、取り組んでいるのは子供たちの経済
的自立を助ける職業訓練センターの設立。約1万4200平方メートルの広
い土地を購入し、技術訓練所や診療所、宿泊所、農地を建設中で、130人
の子供たちが英会話やコンピューター技術などを学ぶ計画だ。

日本上映は今月21日まで東京・渋谷の「渋谷アップリンク」で行われる。
一般1500円。その他の自主上映会の開催者も募集中。

問い合わせは配給のユナイテッドピープル(045・212・5559)へ。



■バングラ初の女性隊派遣=ハイチ支援のPKOへ
 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010051500067
 (時事通信 2010年5月15日)

【ニューデリー時事】バングラデシュは、国連平和維持活動(PKO)の警
察部隊に同国初の女性隊を派遣する。1月の大地震で甚大な被害を受けたハ
イチに展開中の国連ハイチ安定化派遣団の警察部門に合流。復興支援に協力
する。
バングラでの報道によると、派遣団は男女それぞれ160人の計320人。
先遣隊20人に続き、15日に200人、19日に100人が派遣される。



■【外国人労働者】そば作りの奥深さを外国人から学び、魅力を再発見できる
 http://www.47news.jp/47topics/e/159745.php
 (神奈川新聞 2010年5月16日)

【神奈川新聞のコラム】
横浜の繁華街にあるそば店の主人は30代のバングラデシュ人だ。研究熱心で、
なかなかの味を出す。石臼でひいてそばを打つ。都内の大学で経済学を勉強
中、教官に連れられ「ヘルシーな日本の味」を知る。5年ほど修業を積んで
店を出した。職人への道を開いた日本留学。家族や友人は驚いたそうだ
▼北海道札幌市郊外に日帰り入浴施設の豊平峡温泉がある。こんこんとわく
良質のお湯。もう一つの名物がインド料理だ。珍しさもあって全国から客が
来る。山奥なのに、ナンやチキンを焼く窯のタンドールがある。来日した料
理人が腕を振るう。漂う香辛料の香りが食欲をそそる…



■日本ポリグル 濁水、飲用に浄化 自治体など向け処理装置
 (日経産業新聞 2010年3月10日)

水質浄化剤製造の日本ポリグル(大阪市、小田節子社長)は災害などで水道が使
えない非常時のための水浄化装置を6月に発売する。海外メーカーの浄化装置
を輸入し、自社の水質浄化剤と組み合わせて販売する。河川や池などの濁った
水でも飲料水程度の水質まで浄化できるという。地方自治体などに売り込む。

装置は提携先であるバングラデシュの水処理装置メーカー、ディーウォーター
テック社(ダッカ市)が製造。ディー社は同国の上下水道施設に装置を収めるる
地元の大手メーカー。日本ポリグルは納豆に含まれる成分のポリグルタミン酸
を基に独自開発した水浄化剤を製造する。
濁った水の入った装置内のタンクに浄化剤を入れ3~5分聞かき交ぜ一る。汚濁
物質は固まって一水中で分離し、沈殿する。残った水を2種類のフィルターで
ろ過し、紫外線一を照射して滅菌する。1時間当たり40リットルの水を浄化で
きる。
災害の発生で断水した地域の被災者が入浴や洗濯などの生活用水を手軽に確保
できる点を訴える。価格は今後、詰めるが、「10万円以下の予定」(小田兼利
日本ポリグル会長)という。初年度1000台の販売を目標にしている。


■グラミン、IT分社化
 ソフト開発外部から受注 通信網も他社に開放
 (日経産業新聞 2010年04月30日)

【ムンバイ目黒沼勇史】バングラデシュの携帯電話最大手グラミンフォンは事
業の多角化に乗り出す。自社のIT(情報技術)部門を分社化し、社外業務の受注
を始める。携帯電話の通信ネットワークを同業他社へ貸し出すサービスも開始
する。グラミンは携帯加入件数で4割強のシェアを握るが、収益は伸び悩んで
いる。社内業務向け部門を社外に開放し、事業基盤の拡大を目指す。

グラミンは近く、IT部門を分離し、100%出資の子会社に改組する。グラミン本
体から請け負う開発業務が主力だが、今後は外部向けの営業を始める。他の携
帯会社や金融機関などからの受注を増やし、事業を拡大する。将来は株式の上
場も検討する。グラミンのIT部門の強みは、携帯電話の画面上のサービスや通
信に関するソフトウェァ開発。

一部ソフトはグラミンの親会社であるノルウェーの携帯大手テレノールにも採
用されている。「バングラデシュには大きなIT企業がない」(グラミン)ため、
分社化後のIT部門は同国最大のIT企業になるという。グラミンは2月、同国携
帯2位のオラスコム・テレコム・バングラデシュ(サービス名は「バングラリン
ク」)、3位でNTTドコモが出資するアジアータ・バングラデシュ(同「アクテル」)
と、それぞれの通信ネットワークを相互に利用する契約を結んだ。
グラミンの基地局網は同国全土の98%をカバーし、保有基地局数は約1万3千カ
所。「残りの携帯会社全5社の合計よりも多い」(同社)。そのため、グラミン
が自社の基地局を貸し出して得る収入が、グラミンの支払う利用料を大きく上
回る見込みだ。グラミンの携帯加入件数は3月末で2390万件で、加入シェアは
約44%。通話料の低価格競争などで他社の追随を受け、2008年末の47%からやや
低下気味だ。2月の前年同月比伸び率け14%と、オラスコム(91%)やアジアータ
(21%)に比べ伸びも小幅だ。

□グラミンフォン
ノルウェー携帯電話大手テレノールが発行済み株式の56%を保有する。ノーベ
ル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏率いるグラミン銀行の子会社グラ
ミン・テレコムも34%を出資。ダッカ証搬、取引所に上場する。
1997年に携帯電話事業を開始。農村の通信インフラ整備に寄与した
「ビレッジ・フォン・プログラム」に参加した。
グラミン銀行が農村女性に融資、グラミン・テレコムが運用面で指導、グ
ラミンフォンが携帯と通信サービスを提供する形で、女性らによる近隣住
民向け携帯公衆電話サービスを普及させた。



■バングラデシュ新工場
 夢企画が日本向け肌着 一貫体制強める
 (繊研新聞 2010年05月07日)

夢企画(愛知県一宮市)がバングラデシュ・チッタゴン市に建設している編み立
て工場のユメニッティングが、6月に完成する見通しとなった。工場は2階建て
で、延べ床面積1600平方メートル。6台の編み機で日本向けの今秋冬物の生産
に入る。
夢企画は1990年に肌着縫製のドリーム・ベンガル・ガーメントを100%出資(資
本金1000万円)で設立し、日本の繊維企業としては初めてバングラデシュに進
出していた。ドリーム・ベンガル・ガーメントはチッタゴン市の輸出加工区に
あり、月産50万枚の生産能力を持つ。今回の開設は、現地で編み立てから縫製
までを一貫できる仕組みを作り、日本向けに安定した品質の製品を供給するの
が狙い。1万平方メートルの上地を購入しており、今後工場の増設だけでなく、
染色・整理加工施設の設置もめざす。
ユメニッティングは、資本金1000万円で6月に設立する。社長にはドリーム・
ベンガル・ガーメントの幹部、ターリック・シックダール氏が就く。
港に近いドリーム・ベンガル・ガーメントからは、20キロ離れた場所。
フライス、リブ、天じくの纏み機を備え、婦入、細士、子供のインナーのほか、
カットソーを生産する。従業員は40~50人でスタート、順次増設していく。
ドリーム・ベンガル・ガーメントは現在、従業員が600人いるが、年内に1OOO人
に増員する計画だ。
「バングラデシュの生産は不安定さを抱えているし、トータルコストも中国よ
り安いわけではない」としつつも、「日本の品質基準に合わせた自社工場で、
小ロット対応も出来る」強みを生かす。



■バングラデシュ "レンタル発電所"運開 
 GE製エンジン 電力不足解消へ一役
 (電気新聞 2010年04月22日)

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、バングラデシュで同社のガスエンジンを
採用した「レンタル発電所」が正式に運転を開始したと発表した。発電所出力
は5万1千詩障ッで、同国北東部の製茶工場地帯に建設され、慢性的な電力不足
の軽減に活用される。GEがエンジンを短期間で納入したことにより、短工期で
の建設が実現できたとしている。
今月3日には現地で、同国のシェイク・ハシナ首相をはじめ閣僚、政府高官、
GEの代表らが出席し、発電開始の記念式典が開催された。
レンタル発電所は、電力不足解消のため同国政府が緊急措置として進めている
計画となる。国が独立系発電事業者(IPP)を対象に発電所の建設・所有・運営
に関する入札を実施し、発電した電力は固定価格契約で国の送配電網に売却す
る。
今回運開したフェンチュガンジ発電所は、レンタルで導入された最初の発電所
となる。発注者は、政府のバングラデシュ電力開発委員会(BPDB)。
IPPのバラカチュラ・エレクトロ・ダイナミクス(BEDL)と、そのパートナーで
あるタイのSTFEが「緊急着工方式」で受注、建設した。09年10月に稼働を開始
しており、15年間の電力買い取り契約を結んでいる。
発電機については、GEの「J620イェンバッハ・ガスエンジン・システム」が19
基採用された。同国では工場の自家発電などで同エンジンの採用が増えており、
これまでに合計50万キロワット以上が納入されているという。
GEでは、こうした実績による信頼性や、迅速一な現地サービス体制などが評価
され、採用につながったとしている。


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