弁当日記

ADACHIの行動記録です。 
青年海外協力隊で2006年4月からバングラデシュに2年間住んでました。

バングラデシュ関連の話

2009年06月15日 | 弁当日記
6月15日

ベンガル語の話。

ベンガル語で時間を表す単語に、以下の3つがある。
・60分(1時間)や時刻を示す ゴンタ という単語
・1分を示す ミニッツ という単語
・1秒を示す セコンド という単語

分や秒って単語は外来語。

もうちょっと大きい単位だと
・15分を示す ショワ  (例:ショワ エク タイ で1時15分)
・30分を示す シャレ  (例:シャレ ドゥイ タイ で2時30分)
・45分(正確には-15分)を示す ポウネ
 (例: ポウネ ティン タイで 2時45分(3時15分前)) 

待ち合わせでよく使うのは、
午前中だとか、昼だとか、夕方だとか、大雑把な時間。

現地に居たときは時間を正確に示す単語をあんまり使わないなぁと感じていたんだけど、
最近、日本で時間を示す単語が使われ始めた頃の話を目にした。

日本で秒や分って単位が使われだしたのは、明治6年からだったらしい。
それまでは一般的には子の刻とか牛の刻とか日の出日の入りから計算する刻という単位を使っていた。

それを福沢諭吉が民衆向けに秒や分を解説した本を出して、一般に広めたそうだ。
日本人だって、時間を正確に表し始めたのは約140年ほど前からだそうだ。

バングラデシュで時間が守られないだとかいっても、まだまだ秒や分を使うことが一般的ではないのかも。

そういや、昔も書いたけれど日本ではアラビア数字とか算用数字といっているもの、
日本には漢数字があるように、バングラデシュにはベンガル数字がある。
バングラデシュでアラビア数字を習うのは、小学校の英語の授業から。
なので、日本で言うアラビア数字はベンガル人からすると英語の一種で英文字だそうだ。

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