あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

もう1台の新しいライブスチーム

2016年11月25日 | 展示品のご紹介
以前に、実家に帰省した折りに、写真を撮って紹介した「ファンタジーのライブスチーム」も、23日に当館に届けられました。
まずは、運転台からの写真を紹介します。
蒸気エンジンは通常、動輪の前に付いていますが、この機関車には左側に小さな蒸気機関が付いていて、得られた回転をチェーンを用いて動輪の軸に伝える仕組みになっています。
エンジンが邪魔で、運転台には屋根も付けられなかったようです。



蒸気エンジン部分の拡大写真も掲載しておきます。チェーンが少し見えているのがわかります。



9月に紹介した全体像の写真も再掲しておきます。



ちなみに、上部から見ると以下の写真のようになります。
左右非対称で、ボイラーがやや右側についているのがわかります。



現実には存在しない機関車をこういう形で製作できるところが、模型の面白さかもしれません。

ライブスチームの新しい仲間が加わりました!

2016年11月24日 | 展示品のご紹介
昨日、実家から館長の父が新しい機関車2台を持って当館を訪れました。
そのうちの1台を紹介します。



「B90」と名付けられたB形(動輪2つ)の自由形タンク機関車です。
蒸気機関車の形式番号のルールに従えば、B形のタンク機関車はB10~B49、炭水車を牽引しているテンダー機関車はB50~99までの番号になるのですが、父が卒寿(90歳)の記念に製作したため、「B90」というルール無視の銘板が取り付けられています。
しかも、「卒寿号」という名前の銘板も取り付けられています。



昨日は臨時休館し、荷物の梱包を解いて、展示場所を決めたり、荷物の整理やゴミ処理などで慌ただしく過ごしました。
ぜひ、見学にお越し下さい。

デュークの運転席からの風景

2016年11月23日 | 展示品のご紹介
今、当館1階の運転場では、デュークを走らせています。
今日は、運転席からみえる風景を紹介します。



バッテリーは炭水車の石炭の下にあるので、機関車本体は形ばかりで、運転機能は有していません。
運転席に座ると、運転のコントローラーと炭水車の石炭しか見えず、そっけない風景になっています。

ロケット号ー紙幣と切手から

2016年11月22日 | 展示品のご紹介
昨日は、ロケット号が描かれたコインを紹介しましたが、今日は、紙幣と切手を紹介しましょう。
まずは、イギリスの旧5ポンド紙幣に描かれたイラストから。



この紙幣には、ロケット号とともに、製作者であるスチーブンソンの肖像画も描かれています。

次に、ラオスで発行された切手を紹介します。



ラオスでは、ユニークな形をした古いタイプの機関車の切手をシリーズで発行していますが、これはそのうちの1枚です。

ロケット号ーコインから

2016年11月21日 | 展示品のご紹介
スチーブンソンが製作したロケット号が描かれたコインを2つ紹介します。
最初のコインは、1996年にターコス・カイコス諸島で発行された20ドルプルーフ銀貨です。



もう一つは、1988年にキューバで発行された10ペソプルーフ銀貨です。



ロケット号は、初めてリバプール-マンチェスター間の営業運転を行った機関車として有名で、イギリスの旧5ポンド紙幣にも描かれています。
日本でも、ライブスチーム模型が作られ、キットや完成品が販売されています。