神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

クロス5 [動き出した現実・1]

2023-07-19 10:44:55 | 孫達&家族
ティアは博士達に星の現状を話し始めた
ーーーーーーー
博士達が眠りに付いたのは今から150年前の事だと記録されていました
ところがコノドームを含め全ての時間が進んだのは10年しか経っていません

あなた達は人類再生を行い
その時を待つ為に50年で目覚める様にセットしてカプセルに入ったのでしょ

でもモートンは皆さんを裏切り
150年前から今の時代の10年前の彼が作くったドームへ
あなた達をタイムワープさせた

このドームはあなた方がカプセルに入って眠った直後に作られているわ

そして記憶操作をして嘘の記憶をコンピューターに打ち込み
あなた達の記憶を消した!!

モートンが作ったドームに入れられ外部との接触を出来ないようにされた様です

現にこのドームは外部からは見えないように成っています!

本当はあなた達以外の人々も
セガール博士が発明した薬を投与されて生きてます・・・ですが・・・
ティアは話しながらモニターのスイッチをONにした・・・

だがソコに映し出された世界に・人類に・博士達は愕然とする!!

街と言える物は無く荒廃した大地には
確かに動く物は存在したが
アレはどう見ても人とは言い難いモノだった

博士達が作ったワクチンを投与した直後にあなた方はモートンに封印されてしまったのでしょうね

ドームを囲むシールドの中だけ永遠に破滅した世界しか見れない様にしセットされていたわ!

そしてあなた達は50年経っても目覚める事が出来ない様にセットされてしまった

クリスが言うには
モートンはあなた達の身体で
必要なワクチンを作れる事を知っていたから
生かしておく必要が有ったと!

だからモートンが
自分に必要なワクチン変わりにあなた達を隔離していた!

あくまでクリスはソレ以外の理由は無いと言っていた!!

それと申し訳有りませんが
あのバケモノ達を始末するまでは
あなた達はこのドームから出ない様にお願いします

ドームから出るとモートンが作ったウイルスに感染して
今モニターの中に居る・・・後は話さなくてもお解りでしょ!

クリスは全てモートンがあなた達に仕掛けた罠だと・・・

ティアはスクリーンの現在の星の様子見ながらーーーーーーーーーーー

ティア
「コレがあなた達が見ることができなかった、本物のコノ星の形です」

セガール博士
「コレが今の母星の姿だと!」
博士達はスクリーンを見ながら
ただ眺める事しか出来ないと知った

▲「本当の事なのか・・・」
●「人が・嫌違う、アレはもう・人では無い・・・」
★「生きているとも言えない??!」
◆「普通の人類は消滅!!」

ティア
「そうね・・・、ですがセガール博士が作ったワクワクで助かる命も有る事を知ってほしいの・・・」

クリスの声だけが聞こえた!!
「皮肉なものだよな、眠る必要なんかなかったのになァ~、まんまとモートンに騙されカプセルに入ったばかりに勿体ないよな~」

ティア
「そうね、あなた方は人類再生の処置をして眠りに入ってしまった・・・、その間・モートンはコノ星の近くに有る人類が存在する星を死滅させた!、ワクチンが有ると知っていれば或るいわ、モートンが星を破壊した!!」

セガール博士
「クリス・ティア・・・、知らなかったとは言え申し訳無かった、我々はどの様に謝罪すれば良いのか!!」

ティア
「クリスは誰も恨んでもいないわ、守れなかったのは自分が未熟だったって思ってる、母星の人々の叫び声が悲しすぎて、ずっと自分を攻めてる・・・、博士達はクリスを信じると言ってくれた、だから私はクリスが博士達を信じるならその為に動くだけよ」

セガール博士
「我々が未熟すぎたから、モートンに操られてる事に気付けなかった、我々の罪だ!!」

★「私達にいったい何が出来るのか?」
◆「できる事が有るなら手伝いをさせてほしい!」
▲「そうだな!」
●「何でもいい、我々に出来る事を話して欲しい!!」

セガール博士
「私達が君達の役に立つので有れば、できる限りの努力は惜しまない!!」

突然クリス登場!!
「何でも!本当に!!、だったら今俺達が宇宙空間に時間を止めて留めているん人々を、コノ星へ移住させる為にワクワクを作って欲しい!!」

セガール博士
「どのぐらいの人がいるのかな?」
映像が宇宙空間へと切り替わった

セガール博士はビックリしながら
「コレが??!、どうなってる!!」

スクリーンに写しだされたのは
幾つもの箱庭に見える町の風景だった!!

クリス
「人間は約3万人、村や町は大小13、タイムストップで母星から離して宇宙空間で留めている、でもワクチン接種後じゃなきゃ時間を動かせない、だから頼めないだろうか!!」

セガール博士
「私に決める権利が有るのかわ解らないが、どうやって宇宙空間から町・いや、そんな事を考える必要はない、君達の事だすでに策は有る、そうだろ!クリス君!!」

クリス
「ああ、もう始めてる!!、話しが後に成って申し訳ない!、でもアンタ達なら大丈夫だと思ったし、ここに居る5人の心に嘘はないと判断した、後はセガール博士、アンタにはコノ星のリーダーに成ってもらいたい、必要なんだ!、アンタが謝罪したいなら、他に誰もいない、博士なら適任だろ」

セガール博士
「大変な責任を担う・と・言う事だな、だが考えている余裕はない、解った引き受けさせて頂くよ」

クリス
「ありがとう、人類を助けたいと思いと改善策を施した博士なら大丈夫だと信じる、俺の星はモートンにより壊滅しただから俺が破壊し、正常な物達だけをタイムストップして逃がした、だがソレを解いたら何人が正常な状態なのかも解らない、だから早くワクチンが欲しい!」

セガール博士
「ここに有るものだけでは半数にも満たないかと・・・そもそもワクチンは存在しているのかさえ?!、いやその前に何処に有るのか?」

クリス
「ソレなら調べた」
セガール博士
「何処に?」

クリス
「地下だ、地上には無かったから俺は地下に潜った、ただ面倒な事にモートンが多分自分の生命力の1分を使い何層にもシールドを張ってる」

セガール博士
「成る程、クリスと始めて会った時地下へ潜ったのはワクチンを探してと言う事だったのか、何と聞けば失礼に成らないのか知れないが今は遠回しに聴く時間も勿体ない、だがやはり君達の事はハッキリさせたいのだが!」

クリス
「まァ〜ソレは普通の事だわな、でも始めに話した事は全て真実なんだがな〜」

セガール博士
「ソレは君達が特別な能力を持つSPだと言う事だらうか?!、だがソレだけでは無いのでは?、クリスは箱舟に居る人間は自分の母星の民だと話していたしね」

クリス
「そうだな・・・話さなきゃな、箱舟に居る者達は俺の星の、俺の王国の大切な国民達だ!、だから俺には王として彼等を守る義務が有る、・・・話しはそれで許してくれないかな・・・」

セガール博士
「辛い話しをさせてしまった様だね、申し訳無い、だがソレならコノ星の責任者にはクリスの方が相応しいのでは?」

クリス
「博士申し訳ない、俺は奴を、モートンを追わなきゃね、まだ奴はウイルスを持ってる、だから民達が落ち着いたら、彼等が持つ王国の記憶は全て消す!、だから勝手は承知で博士に民達を・・・よろしくお願いいたします」
と話しながらクリスは再び姿を消した

博士を含む全員が消えてしまったクリスに軽くと頭を下げながら
「了解!、しました!」
その言葉以外誰も何も言えなかったからだ

ーーーーーーーーーーーーーー
その時だったティアが突然
「コラ~!!、皆いいかげんに盗み聞きは止めなさい!、エミリオ!!、シールドを溶きなさい!!、母を怒らせないで!!」
ティアがそう叫ぶと何処からとも無く
5人の子供が姿を現した

博士達は余りの状況に何も言えなく成ってしまったのは言うまでもない

まさか子供の様なあどけない顔をしたこの少女が・・・母??!!

5人の子供達は
「ゴメンなさ~~いッ~~~」

ティアは怒りながら
「ゴメンなさいじゃないでしょ、クリスと約束したでしょ、呼ぶまでは絶対船を離れないようにって!!、約束を守れない子は母は嫌いです!!」

エミリオ次男
「宇宙遊泳してたけど・・・退屈だし~~~」

ティア・はァ~あッ!
「ロバート(長男)、なぜ貴方まで!!」

ロバート
「すいません、ただソロソロ住宅街の人々が、目を覚ましますがどうなさいますか?!」

その時何処からとも無くクリスが
「町を配置通りに運んでくれ、その前にコノ星の責任者のセガール博士だ、皆挨拶と御礼を!!」

ロバート
「この星に転移させてもらえると言う事ですか?!」

クリス
「そうだ!!、この星へ全て転移させる!!」

エミリオ(次男)
「この星へ・・・!!、なぜ!!、あの化け物が生まれた星だろ!!、俺はぶっ潰すべきだと思う!!、奴は今何処!」

その時末っ子のカリンが
「もう居ないね、随分前に消えてる、そうでしょお母様!!」

ロバート
「やはりこの星が、時代は?」

ジュン
「軽く計算すれば、150年以上前の話しだね!、ココから150年は遠いな、マジ最低な奴!」

ロバート
「エミリオ止めなさい、それ より父さんが決めた事だ、それにコノ星は悪くない、庶民が生活するには最適だ、みんな船に戻り準備を始める!!」

全員「了解!!」

ティア
「カリンあなたは、母の側に!」
カリン
「はい、お母様!(笑顔)」

ロバート
「父様、都市をドームの中へ、後は地図通りでよろしいのですね!!」

クリス
「ロバートは住民の体調管理を頼む、エミリオは俺が力を送るから受け止めろ、他の者と協力して今の状態を維持しつつ全てコノ星へ転移させる迷うなよ!!」

全員「了解!!」

博士達は何がどうなっているか解らず・・・・・
ティアに促されるまま誘導に従った

こうして住民の移動が始まったのだった
ーーーーーーーーーー続く~~



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