静岡県の遠州掛川らーめん好きずら?

主に遠州・掛川で食べ歩いてるらーめんの紹介です。

チャイナポートⅢ 1

2011年08月20日 | 愛知

「8月31日をもって閉店となります。」

 

ショッキングな情報を聞きました

以前から行きたいと思いながらも時間的に調整がつかず、何度か断念していたお店です。

 

 

話を戻して、さて、お次はどこに行こうか。

いろいろと候補があったのですが、血が騒ぎ思い切っていきました

ていうか、見たら70キロ以上あるんですが下道で移動です。

豊田市に入り、そこから山を目指してズンズンと。

若干不安になりながら、着きましたよ~

チャイナポートⅢです。

 

お店の独特な名前からも、名が知れたお店。

以前は名古屋にあったかと思いますが、現豊田市の旧小原村にあります。

周りはのどかな観光&農村地という感じで、家の地元とあまり変わらなかったり

 

早速お店に入ってみます。

カウンターだけのお店ですが、結構広いです。

優しそうなお母さんが出迎えてくれました

さて、メニューはと思ったら、そうなんですね。

ここって普通のラーメンか、辛いものかそれに大盛りがあるだけなんですね。

口頭で注文します。

 

たっぷり入ったお冷やをくれました。

正直、この場所でラーメン店をやっているというのは凄いですね

でも、この店ありきで吸引力があるんだろうな。

 

やはり本当なんですね。

なんか、ラーメンを食べていてこんな挨拶を見るときが一番辛いです

この場所でとても愛されていたんでしょうね。

初めて訪問するのに、これが最後になるのがとても残念です

 

綺麗な調理場を見るだけでホッとします。

手際よく調理して、あっという間にできました。

手もみラーメン800円

 

チャイナポートのラーメンは天白でしか味わったことがないです。

そことは味が違うとか。

まずはそのスープを。

「…。」

いやあ、これ美味しいです。お世辞抜きで

グループ的には薬膳系の味わいになるんでしょうが、スープ旨いですね。

鶏や豚の厚みがあるスープの奥からタレの方でしょうか。

何らかの魚介の味わいが。

「あさり」という表現もありますが、そんな感じではなくそれでいて魚介の味わいがあります。

昆布だけでこの旨みは出ないだろうなあ

まさか「牡蠣」ってことはないと思うけどそんな味わいがありました。

 

 

具はメンマ、叉焼、ねぎ。

この具の多さは、「特製らーめん」という感じですね。

値段的にも納得です

 

 

で、まずはこのメンマを。

「え、何これ

正直味わったことがないですね。

フレッシュ感があるというかコリコリではなくサクサクとした軽い食感で味付けも薄めの味付けです。

どちらかというと和風な小料理屋ででてきそうな味です。

今まで色々なお店で味わった極太メンマとはちょっと違いますね。

美味しいですねえ

 

この叉焼も美味しい

肉汁がしみ出る旨さで、最初は柔らかく、それでいて噛みしめるとしっかりとした歯ごたえと焼いたときの香りがあります。

それが四枚も入っているのは嬉しい限り

 

麺は細麺の手もみ麺。

ゆで加減がよく、麺を大事にしている感じが伝わってきました。

スープとの相性も良いですね

 

夢中で食べました。

あ、これを試さないと。

胡椒と一緒に出してくれたこちらが「リンゴ酢」。

名古屋の薬膳系ラーメンでは「昆布酢」は必須ですが、このリンゴ酢を使うのは珍しいなあ。

最初にレンゲで2適ほど。

おお、合いますね

さっぱりした味になります。

 

もともと個人的に好きなので、最後は残ったスープにもっと入れてみました

美味しく完食

いやあ、美味しかったです。想像以上でした。

 

これが食べられなくなるとは残念ですね。

帰りにお金を払うとき、椅子を戻すとき、外に出るとき、何度も何度も「ありがとうございます。」とお二人で声をかけてくれました。

涙腺が弱いので、涙がこぼれそうになりました

長い間おつかれさまでした。

 

ということで、最終日の31日までもうすぐ。

ドライブも兼ねてぜひ行ってもらいたいですね。

観光で見るところもあるし、自分は帰りに地元特産の玉子や豆腐を買って、天然ラドン温泉に寄ってのんびりと帰りました

 

本日の一言

「寂しい」



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