野田首相はTPP参加表明を1日延期した。
どう転んでも(TPP参加強引でも、不参加でも)、政局は大混乱だろう。
横田幕府(アメリカの対日司令部は、今も横田の空軍基地内にある)のコ
ントロール下にある売国・隷米派も、身動きがとれなくなっているようだ。
これから日本でも、横田将軍を倒す真の平成維新がスタートするのだろう
か?(今年春のチュニジア・ジャスミン革命と同様に)。
中曽根以降、アメリカにかすめ取られた国富は、100兆とも200兆と
も!?
被災地復興の補正予算1兆5千億円ですら、スッタモンダしているのに、
先日の為替介入では、たった数日で10兆円とか!(つまり、アメリカの
ゴミ$を10兆円も買ったわけ)。現下の日本で、ホームレス、自殺者だ
らけの背景も分かろうと言うものである。
ここは対米自立派には何としても頑張ってもらわなければならない。
ご健闘を祈る!
---------------------------------
(以下、唯今の日本政局を知るに秀逸なコラム)
本澤二郎の「日本の風景」
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51934734.html
2011年11月09日 :{「ジャーナリスト同盟」通信}
11月10日の野田のTPP参加表明を目前にして、TPP政局はに
わかに緊迫の度を増してきている。官邸・霞が関は、マスコミを動員し
てオリンパス事件を急浮上させた。国民の目をかわそうと必死だが、対
米自立派の勢いは止まらない。一段と怒りのボルテージが上がっている。
財閥・財界も打つ手なしだ。TPP阻止派は6000人の大決起集会
を開いて気勢を上げている。超党派の100余人の議員集団も、この熱
気を受けて永田町に戻って興奮している。まるで革命前夜の趣さえ見せ
ている。これにワシントンのポチは耐えられるだろうか。
<超党派の野田包囲網>
ここへきて連日、超党派の議員が結集してTPP阻止活動を活発化さ
せている。民主党・国民新党の連立与党から、自民・公明・共産・社民
の野党も勢ぞろいして、ワシントンの圧力に抗している。明らかな超党
派倒閣運動である。このような政局展開は、72年から永田町を見聞し
てきた筆者も初めて見る光景である。野田の親衛隊は松下政経塾とその
周辺グループである。
対抗する集会さえ開けないないありさまだ。前原や仙谷、岡田の影は
薄い。野田に寝返った興石に馬力などない。それは鉢呂にもいえる。彼
らにはA級戦犯のレッテルが貼られている。
それにしても、共産党の志位委員長や自民党の加藤紘一元幹事長、社
民党の福島党首らが、亀井静香と連携して野田の前に立ちはだかってい
る。むろん、こんな場面は過去になかった。誰もかれもがワシントンに
なぶり者にされることに、じっとしていられなくなっているのである。
所詮、野田内閣は松下財閥の政治部門にすぎない。民意と最もかけ離
れた政権である。金力優先・市場万能の財閥の傀儡でしかない。大義な
ど探してもないのだ。
<オリンパス利用も効果なし>
「東京の春」は止まらない。ギリシャやイタリアでも政策の失敗に責
任を取らされてトップは退陣する。日本も、ということになるだろう。
それとも、急きょ方針転換するのだろうか?
官邸・霞が関・CIAが打ち出した作戦は、新たなスキャンダルで
TPP政局を隠すことだ。オリンパス事件だ。検察も動き、米FBIま
で動員するという手際のよさだ。中曽根バブルに踊って大損した穴埋め
を、企業買収で誤魔化してきたものだろうが、悪しき会計操作はほとん
どの財閥がやってきた手口ではないか。オリンパスはTPP政局のスケ
ープゴートではないのか?
昨夜午後7時のNHKニュースを見た友人が「NHKは時間のほとん
どをオリンパス事件に費やした。超党派国会議員が100人も集まった
TPP反対の6000人大集会をわずかしか報道しなかった。連立を組
んでいる亀井さんが、野田にTPPはNOと最後通牒を突き付けた重大
ニュースさえ小さく伝えるだけだった」と連絡をくれた。
NHKの世論操作は連日のようだが、それでもって対米自立派の怒り
を止めることは不可能であろう。新政権が誕生すると、NHK改革論が
与野党から噴き出すことになろう。NHKも財閥やワシントンのペット
から卒業させられるだろう。
<自民党など不信任・問責>
10日の野田TPP参加表明を受けて野党、とりわけ自民党は内閣不
信任案と問責決議案を衆参両院に提出するという。「TPP参加の即時
撤回を求める会」(森山裕会長)が谷垣総裁に進言した。谷垣の面倒を
見てきた加藤紘一は「政局に発展する」との見通しを述べている。
この勢いを、たとえCIAがどう工作しても止めることは困難だとみ
たい。亀井を先頭に彼らは「CIAに屈しない」を合言葉にしている。
恐らく新聞やテレビの中にも「CIA離れ」をするメディアが現れるに
違いない。所詮、マスコミは、民意に反しては生きられない存在なのだ
から。
内閣不信任案が上程されると、与党からも棄権するものが大量に出る
かもしれない。問責決議案は間違いなく成立するだろう。大混乱のうち
に野田は退陣を余儀なくされるだろう。彼に忠誠を尽くす議員は、一握
りの松下政経塾とそこから資金的恩恵を受けている周辺議員しかいない
のだから。
<野田退陣を予言した西岡>
既に野田は裸の王様といって間違いないだろう。TPPは売国政策で
ある。ワシントンやウォール街の強欲資本に日本を売り渡す行為である。
日本人であれば、決して妥協などできないだろう。政治思想の問題では
ない。自立する日本人でありたいか、全てをワシントンに委ねて生きる
のかの選択といってもいい。
辛口の西岡参院議長は、近い将来の野田内閣の崩壊を予言していた。
恐らくそうだろう。ワシントンに抵抗して屈した鳩山には、まだ救いが
あった。ワシントンのペットを養える余裕は、今の日本にはない。
<対米自立派が圧倒>
超軍事経済大国が永遠であるはずがない。地球と共に動いている。
そこに失政・暴走が付きまとうと、衰退は速度を速めるだろう。ワシン
トンはベトナム戦争の教訓を忘れた。相次ぐ中東への軍事介入でカジノ
経済は破綻してしまった。ドルは紙きれのように軽くなってしまった。
ワシントンが世界を牛耳る力は無くなってしまっている。
イラク・アフガン戦争を評価するアメリカ人さえ、いなくなっている。
かつてのアメリカは存在していない。アメリカ経済の失墜は、EUにも
混乱をまき散らしている。だから、EUにはワシントンにあげる餌がな
い。ワシントンからすると、残るはアジアにおける日本を絡め取るしか、
策は残っていない。それがTPPである。TPPはアメリカのためにあ
る。日本のためではない。幼稚園児でもわかる理屈だろう。
昔のアメリカは存在しない。日本も昔の日本ではない。「東京の春」は、
野田がどう踏ん張ろうとしても、必ずやってくる。今やってきている。
「郵政の二の舞はNO」[ワシントンの属領NO]と叫んでいる。
CIA工作は、これを切り崩すことはできない。
どう転んでも(TPP参加強引でも、不参加でも)、政局は大混乱だろう。
横田幕府(アメリカの対日司令部は、今も横田の空軍基地内にある)のコ
ントロール下にある売国・隷米派も、身動きがとれなくなっているようだ。
これから日本でも、横田将軍を倒す真の平成維新がスタートするのだろう
か?(今年春のチュニジア・ジャスミン革命と同様に)。
中曽根以降、アメリカにかすめ取られた国富は、100兆とも200兆と
も!?
被災地復興の補正予算1兆5千億円ですら、スッタモンダしているのに、
先日の為替介入では、たった数日で10兆円とか!(つまり、アメリカの
ゴミ$を10兆円も買ったわけ)。現下の日本で、ホームレス、自殺者だ
らけの背景も分かろうと言うものである。
ここは対米自立派には何としても頑張ってもらわなければならない。
ご健闘を祈る!
---------------------------------
(以下、唯今の日本政局を知るに秀逸なコラム)
本澤二郎の「日本の風景」
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51934734.html
2011年11月09日 :{「ジャーナリスト同盟」通信}
11月10日の野田のTPP参加表明を目前にして、TPP政局はに
わかに緊迫の度を増してきている。官邸・霞が関は、マスコミを動員し
てオリンパス事件を急浮上させた。国民の目をかわそうと必死だが、対
米自立派の勢いは止まらない。一段と怒りのボルテージが上がっている。
財閥・財界も打つ手なしだ。TPP阻止派は6000人の大決起集会
を開いて気勢を上げている。超党派の100余人の議員集団も、この熱
気を受けて永田町に戻って興奮している。まるで革命前夜の趣さえ見せ
ている。これにワシントンのポチは耐えられるだろうか。
<超党派の野田包囲網>
ここへきて連日、超党派の議員が結集してTPP阻止活動を活発化さ
せている。民主党・国民新党の連立与党から、自民・公明・共産・社民
の野党も勢ぞろいして、ワシントンの圧力に抗している。明らかな超党
派倒閣運動である。このような政局展開は、72年から永田町を見聞し
てきた筆者も初めて見る光景である。野田の親衛隊は松下政経塾とその
周辺グループである。
対抗する集会さえ開けないないありさまだ。前原や仙谷、岡田の影は
薄い。野田に寝返った興石に馬力などない。それは鉢呂にもいえる。彼
らにはA級戦犯のレッテルが貼られている。
それにしても、共産党の志位委員長や自民党の加藤紘一元幹事長、社
民党の福島党首らが、亀井静香と連携して野田の前に立ちはだかってい
る。むろん、こんな場面は過去になかった。誰もかれもがワシントンに
なぶり者にされることに、じっとしていられなくなっているのである。
所詮、野田内閣は松下財閥の政治部門にすぎない。民意と最もかけ離
れた政権である。金力優先・市場万能の財閥の傀儡でしかない。大義な
ど探してもないのだ。
<オリンパス利用も効果なし>
「東京の春」は止まらない。ギリシャやイタリアでも政策の失敗に責
任を取らされてトップは退陣する。日本も、ということになるだろう。
それとも、急きょ方針転換するのだろうか?
官邸・霞が関・CIAが打ち出した作戦は、新たなスキャンダルで
TPP政局を隠すことだ。オリンパス事件だ。検察も動き、米FBIま
で動員するという手際のよさだ。中曽根バブルに踊って大損した穴埋め
を、企業買収で誤魔化してきたものだろうが、悪しき会計操作はほとん
どの財閥がやってきた手口ではないか。オリンパスはTPP政局のスケ
ープゴートではないのか?
昨夜午後7時のNHKニュースを見た友人が「NHKは時間のほとん
どをオリンパス事件に費やした。超党派国会議員が100人も集まった
TPP反対の6000人大集会をわずかしか報道しなかった。連立を組
んでいる亀井さんが、野田にTPPはNOと最後通牒を突き付けた重大
ニュースさえ小さく伝えるだけだった」と連絡をくれた。
NHKの世論操作は連日のようだが、それでもって対米自立派の怒り
を止めることは不可能であろう。新政権が誕生すると、NHK改革論が
与野党から噴き出すことになろう。NHKも財閥やワシントンのペット
から卒業させられるだろう。
<自民党など不信任・問責>
10日の野田TPP参加表明を受けて野党、とりわけ自民党は内閣不
信任案と問責決議案を衆参両院に提出するという。「TPP参加の即時
撤回を求める会」(森山裕会長)が谷垣総裁に進言した。谷垣の面倒を
見てきた加藤紘一は「政局に発展する」との見通しを述べている。
この勢いを、たとえCIAがどう工作しても止めることは困難だとみ
たい。亀井を先頭に彼らは「CIAに屈しない」を合言葉にしている。
恐らく新聞やテレビの中にも「CIA離れ」をするメディアが現れるに
違いない。所詮、マスコミは、民意に反しては生きられない存在なのだ
から。
内閣不信任案が上程されると、与党からも棄権するものが大量に出る
かもしれない。問責決議案は間違いなく成立するだろう。大混乱のうち
に野田は退陣を余儀なくされるだろう。彼に忠誠を尽くす議員は、一握
りの松下政経塾とそこから資金的恩恵を受けている周辺議員しかいない
のだから。
<野田退陣を予言した西岡>
既に野田は裸の王様といって間違いないだろう。TPPは売国政策で
ある。ワシントンやウォール街の強欲資本に日本を売り渡す行為である。
日本人であれば、決して妥協などできないだろう。政治思想の問題では
ない。自立する日本人でありたいか、全てをワシントンに委ねて生きる
のかの選択といってもいい。
辛口の西岡参院議長は、近い将来の野田内閣の崩壊を予言していた。
恐らくそうだろう。ワシントンに抵抗して屈した鳩山には、まだ救いが
あった。ワシントンのペットを養える余裕は、今の日本にはない。
<対米自立派が圧倒>
超軍事経済大国が永遠であるはずがない。地球と共に動いている。
そこに失政・暴走が付きまとうと、衰退は速度を速めるだろう。ワシン
トンはベトナム戦争の教訓を忘れた。相次ぐ中東への軍事介入でカジノ
経済は破綻してしまった。ドルは紙きれのように軽くなってしまった。
ワシントンが世界を牛耳る力は無くなってしまっている。
イラク・アフガン戦争を評価するアメリカ人さえ、いなくなっている。
かつてのアメリカは存在していない。アメリカ経済の失墜は、EUにも
混乱をまき散らしている。だから、EUにはワシントンにあげる餌がな
い。ワシントンからすると、残るはアジアにおける日本を絡め取るしか、
策は残っていない。それがTPPである。TPPはアメリカのためにあ
る。日本のためではない。幼稚園児でもわかる理屈だろう。
昔のアメリカは存在しない。日本も昔の日本ではない。「東京の春」は、
野田がどう踏ん張ろうとしても、必ずやってくる。今やってきている。
「郵政の二の舞はNO」[ワシントンの属領NO]と叫んでいる。
CIA工作は、これを切り崩すことはできない。