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『医』の成り立ち。ストレス解消法。

2011-11-22 16:01:25 | 日記
一つのことを頑張り抜く、あるいは真面目でひたむきな事は、人間とし
て、とても優れた資質です(結構日本人に多いタイプ)。ただストレス
を受けやすい形質なので(「矢のタイプ」と言います)、それなりの注
意は必要です。
「矢」は、脇目もふらず真面目に、ひたすら何処までも真っ直ぐに突き
進んで行きますよね。ここから、よく言えば、熱心、一本気、初志貫徹。
悪く言えば、頑固、我が強い、執念深いとなります。
ガンコの「矢」をやりすぎる(強すぎる)と、頭を突き抜けて→「失」
になり→失う、「失敗」となって、例えば折角の良縁を見逃すことにも
繋がりますし、往々にして人生を棒に振ってしまいがちです。又、ガン
コは東洋医学的には、気に凝り(コリ)を生じ、病気に冒されやすいタ
イプと言われます。

無・亡・匸(ム・ボウ・ケイ)と言う字がありますが、何れも、消す、
隠す、無くなる、と言う意味合いがあります。それで匸(ケイ)を使っ
て、病(矢のストレス)を消す者を、匸+矢=医、即ち医者と言うので
す<これホントですよ(笑)>。
例えば、グルメの人は、食べることにガンコとも言えます。美味しい物
を、ひたすら追い求める矢のタイプです。ガンコが始まって、9年後く
らいに、ガンになると言われています(同じく東洋医学的に)。美味し
い品を山ほど食べて罹る「病垂れ(やまいだれ)」が「癌」と言うわけ
です。
もちろん、少しのガンコは問題ありません。やりすぎて頭を突き抜けて
「失」ってしまうのがイケナイわけです(「過ぎたるは猶 及ばざるが如
し」。又は、「及ばぬは猶 過ぎたるに勝れり」かな)。

矢の反対は「縄タイプ」と言います。いつもクニャクニャして捕らえど
ころがありません。柔軟性、融通性、親和性があるのは良いのですが、
付和雷同、八方美人的で、信念に乏しく(ブレまくり)、これだけでは
困ります(ただストレスを受けにくいので、病気とは縁遠いそうです)。
つまり、人は、心して、「矢と縄の間」をバランスをもって生きる存在
でなくてはならない訳です。これを中庸と申します。中庸の精神を得る
ためには常に中道を歩くよう心がければ良いわけです(つまりバランス
感覚)。
今の日本はストレス社会ですので、極力、縄タイプの生き方を導入する
と、精神の平衡が取れ、心は穏やかとなり、好き嫌いの感情に振り回さ
れて苛つく事もなく、ストレスも上手く回避出来るかも知れません(長
生きの秘訣かな)。
以上、ウンチクお仕舞い(爆)