さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

ソロモンの指輪/マリポーサの花

2008-11-17 03:46:05 | 演劇&ミュージカル

こんな時間に起きていて、
明日絶対に辛いわ・・・
でも、やっぱり書いてしまわないと落ち着かない・・・

11月16日(日)11時から
宝塚・雪組の『ソロモンの指輪/マリポーサの花』を見てきました。
マチネだけど、千秋楽に見られるなんて感激!!!
だったはずですが・・・

申し訳ありませんが、
本日の公演は私の好みとは少し違っていました・・・。
消化不良のまま、終わってしまった感じです。

まず『ソロモンの指輪』。
毎度のことながら
ギリギリに行ったもので
事前に解説を読めなかったのが、ちょっと痛かったです。
30分のショーという予備知識はあったので
「わー30分って早いわ~」という感じです。

歌うまの彩吹さんや、贔屓の音月さんの歌がいっぱい聴けたのが
満足。
あとは、本日付で退団の山科愛さんが可憐で
ついつい眼で追ってしまいました!
海の場面は綺麗ですねー。
あとは指輪のセットがいろいろ動いて舞台を作るところが
いい感じです。
指輪の上で、水さんが歌っているときに
黒いものがわさわさと動いている、と思ったら、
羽根を付けた皆さんが、わーっと出てくるところも見ごたえあり。
ちょっと残念な部分を挙げるとすれば
ラストですが、
彩吹さん、音月さん、白羽さんがゴールドの衣裳なのに
水さんは、別の色で縁取りされているものの
白い衣裳、
ゴールドに白では、やっぱりゴールドに目が行ってしまいます。
いろいろ意図があるのかもしれませんが、
やっぱりここは宝塚、
主演男役には、その他を圧倒するような豪華な衣装を身につけてもらいたい・・・

彩吹さんや音月さんのお歌が多いと思っていたら
別の方のブログを読んで知ったのですが、
荻田さんの舞台では
歌える人が歌い、踊れる人は踊る、とか。
水さんの歌が少ないと思いましたが、
白羽さんの歌がないとは気づかなんだ・・・。
歌うまさんの歌は、耳に無理なく入ってきますよねー。
・・・とはいいつつ、音月さんが出てくると、音月さんばかり見てしまうので
一部全体像が見えなくなるんですけれどね。


『マリポーサの花』は
大変申し訳ありませんが
・・・2時間は長く、そして、話もよく分からず、
主人公にもヒロインにも共感できず、・・・不完全燃焼でした。
まず、回想シーンらしいですが、
主人公の声による説明、これが、どうも慣れません。
この部分の音声だけが非常に大きいので、
ちょっと興ざめの感あり。
それから、広ーい舞台の端におかれた椅子やソファーに座って
登場人物(2~3人)がぼそぼそとしゃべっている部分が
声が小さく、セリフも早めでよく分からない・・・。
重要なことを話していても、
2階B席からは、「え?よく聞こえないよ」
それから、いろいろな人が出てくるけれど、
その人物関係が分からず。
それから、共感できる人がいないのですよね。
強いて言えば、友情に生きた、彩吹さん演じるエスコバル、かな。
それ以外では、
白羽さんと音月さんの父親役の未沙のえるさんと
そこの使用人の沙央くらまさん
山科愛さん、
フェルッティの緒月遠麻さん、
CIAの凰稀かなめさんがよかったですね。
それから、贔屓の音月さん、
スペイン語の歌もよかったですが、
理想に燃える青年をさわやかに演じられていました。
大統領暗殺未遂の後
水さん演じるネロに問いただされるときの
音月さんの返答の様子が、一番頭に残っています。
恋人役の舞羽美海さんもきれいでした。
そうそう、
タイトルの『マリポーサの花』、
前半部分にも登場していれば
もっとお話が引き締まった気がするのですが、素人考えですかね・・・。