さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

エキシビション

2006-02-25 11:45:20 | 見る☆スポーツ

(写真はhttp://number.goo.ne.jp/torino/より転載)
エキシビションの放送開始は2時。
1時半まで起きていたのに、・・・残念!寝てしまいました。

そして、2日続けて5時起床。
荒川選手のアンコールと、トトミアニナ&マリニン選手、プルシェンコ選手の演技はLiveでみました 感動しました~

NHKの8時からの放送も最初を見逃したので、
見たのは銀メダル以上の選手の演技。
お目当てのスルツカヤ選手は見逃したのか、放送されなかったのか
さすがどの選手の演技も素晴らしく、
気づくと拍手をしています~
本当に素晴らしい
鳥肌がたっちゃいます

オリンピックもいつの間にか、
「参加することに意義がある」から、「とにかくメダルを」に変わってきてしまっちゃったのですね・・・

オリンピックになると俄然注目され、
「メダルを!」「メダルを!」っていうのは、どうも肌に合わないのですよね・・・

オリンピックは確かに気になるイベントです。
私も見るのは好きです。
国内外の各選手が、最高の舞台に立てることを夢見て頑張るドラマに感動しています。

でもですね・・・
”メダルを取らなかったから惨敗”と言われたり、
”参加すべきではない””辞退しろ”等の声があがるのは、
どうなのかなあと思ってしまうのですよね。 その理由はまあ、主に3つあるわけで・・・

一つは、日本の選手も頑張っているけど、他の国の選手も頑張っているということ。
メダルは3つしかないから、3人以上は獲得できない。
順位がついてしまうから、仕方ないのですよね。
ある人がベストを尽くしても、
他の人もベストを尽くして、もっといい成績を出してしまったら、メダルは獲得できないのですよね・・・

二つ目には、選手が個人で努力して、その切符をつかんでいるということ。
採点科目や、複数のレースを選考対象としている競技で、
選考された選手が適当であったかが騒がれるケースが続いて、
当事者となっている選手やコーチ等の周りの人々が気の毒だと思いますが、
その場合って、あれこれ言ってもいいのは、当事者だけだと思うのですよね・・・
第三者が「辞退しろ」って言うのは、おかしいと思います。

三つ目に、どの競技も、私は到底できないものなので、
それを、他人を魅了するほど素晴らしくパフォーマンスを繰り広げる選手たちには
やはり自然と賞賛を送りたくなってしまいます。

参加している選手は皆、
「いいパフォーマンスをしたい」「いい成績を取りたい」と思って、
試合に臨んでいると思うのですよね。
世界が注目するオリンピックならなおさらです。
そこで、プレッシャーに打ち勝って、最高の成績を取る選手もいれば、
残念な成績に終わる選手もいるでしょうけど、
一つのゴールにたどり着いた選手には、自然と「お疲れ様でした!」と声をかけたくなりますけどね・・・

「オリンピックを楽しみたい」というコメントにも賛否両論あるみたいですが、
私は、選手がそう思えたならば、素晴らしいと思います。
「楽しみたい」といっている選手だって、
皆、闘争心を持っていて、心のうちには、「勝ちたい」と思っていると思うのですよね。
それを外に出すか、内に秘めるかは、それぞれの選手の個性によって違うと思います。
周りのサポートを受けながらですけれど、自分の力でオリンピックまでの道を切り開き、
そして、自分が納得できる成績を修めた選手には、やはり大きな拍手を送りたいです。

オリンピックのときにだけ、「日本のために」って押し付けをしている傾向が強いですが、
私たち一人ひとりは、どれだけ「日本のために」というものを背負って生きているのか・・・。
それから、仕事や勉強をする中で、日常生活を送る中で、
誰だって失敗していて、失敗を周りにカバーしてもらったり、
それを成長の糧にしているのに、オリンピック選手にだけ、完璧を押し付けるのはやめたい・・・
またまたそんなことを思ってしまった、トリノオリンピックの報道でした。

私の考えも、一つの考えに過ぎないので、
別の人に押し付けてはいけないと思うのですが、
そんなことを思いながら、いろいろな方のブログを見たら、
同じような想いを持っていらっしゃる方もたくさん見かけたので、
少し嬉しくなっちゃいました。
そして、自分も、ちょっと自分の意見を書いてみちゃいました(ちょっとドキドキしながら)。
 

そんな中で、栄光も挫折も経験しながら、
自分らしさにこだわり、自分らしさを発揮して、
最高の結果を取り、最高の笑顔を見せてくれた荒川静香選手の、
内面から輝くような美しさに魅せられ、
テレビとインターネットにかじりついているのでした・・・