さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

地雷を踏んだらサヨウナラ

2006-02-13 03:13:37 | 映画&ときどきドラマ

これは、『みすゞ』よりも気になっていた映画。

最初は、『ライカでグッバイ』の主人公、沢田教一さんの人生が
オーバーラップしてしまっていたのですが、
この『地雷を踏んだらサヨウナラ』の主人公、一ノ瀬泰造さんは
沢田さんとは別の個性を持つ、非常に魅力的な人だったようです。


一ノ瀬さんが魅了されたのはアンコールワット。
アンコールワットを見て、写真に収めたいががため、
数々の危険を冒し、
一度はカンボジアから国外退去になり、
そして再びカンボジアへ入国し、最後は命を落としてしまうわけですが、
アンコールワットはじめカンボジアには、私も魅了され
ぜひ再訪し、また見たいと思っているため、
それに心奪われた一ノ瀬さんの気持ちは、少し分かるような気がします。


そして、一ノ瀬さんがそんな危険を冒しても、カンボジアに向かったのは、
カンボジアの人々を、本当に好きだったからなのでしょうね。
映画全体を通して、一ノ瀬さんが、人とのつながりを大事にしていて、
一ノ瀬さんに会った人々が、次々に一ノ瀬さんに魅了されていく姿が描かれています。

一ノ瀬さんを演じる、浅野忠信さんは、眼も顔もキラキラしていて素晴らしく、
その演技にすっかり魅了されてしまいました。
別の作品の時も見たことはあったのですが、
その作品がちょっとばかり期待外れだったので・・・
浅野さんの演技も特に印象に残っていなかったのです(すみません)。
この作品では、浅野さんはどの場面も素晴らしいのですが、
最後の表情が特に印象に残ります。
浅野さんの他の作品もぜひ見てみたいです。


上村愛子選手

2006-02-13 02:37:33 | 見る☆スポーツ

(写真はhttp://number.goo.ne.jp/torino/より転載)

昨日は、上村愛子選手のすべりに釘付けとなり、
結局4時近くまでテレビを見てしまいました。

上村選手が、
 「当日は緊張すると思うけど、オリンピックだからみんな一緒。
 作戦は立てない。私は全部全力の人。
 予選は予選、決勝は決勝、全部全力でいいと思う」
と言っているのに、心動かされました。
実際、予選&決勝で、素晴らしい滑りを披露してくれていましたものね。

滑りが素晴らしいだけでなく、
選手としても、一女性としても素敵な人ですね。
テレビや雑誌などのインタビューを見ると、
ますます応援したくなってしまいます。


みすゞ

2006-02-13 02:35:20 | 映画&ときどきドラマ

気になっていた映画『みすゞ』。

美しい日本の風景と、
優しいみすゞの詩作に包まれた映画でした。
みすゞ役の田中美里さんも適役、熱演。
(前半の生き生きとした姿と、
 後半の病んでいる姿が丁寧に演じ分けられていて、
 見ていて切なくなってしまいました)

ただ、台詞も説明も少ないから・・・
予備知識がないと、深く理解できないのではないのかと思ってしまいました・・・

映画を見た後、ネットで検索して、やっと全体像をつかめました。
まぁ、映画公開当時は、あちこちで、みすゞさんが紹介されていたから、
映画を見た人たちは、ちゃんと予備知識を得ていたのかしら?

才能があって、才能が認められているのに詩作を禁じられるなんて、
時代とはいえ、切ないことですね・・・
ただ、心を通わせていた弟さんが50年余り大切に保管していた遺稿集が、
今、こうして512編の作品が公開されたというエピソードには、
心救われる気がします。
一作品に感銘を受けて、16年間も捜し求めた児童文学者矢崎節夫さんも、
すごい方ですね。