さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

独り言ばかりが多くなり…

2006-01-23 12:35:13 | 読書

今、新宿にいます。午前中は健康診断を受けていました。普段より一時間近く早く家を出たので…眠いです。最後にバリウムを飲んだばかりでなく、担当の男性が愛想なく、指示もはっきりしない早口&小声で、不快指数一気に上昇(他の人が、仲間うちで同じことを言っていた)!
でも、ほとんどの人は感じがいいし、更に、検診中に、本を一冊読み終えたので、今はとてもお得な気分です(^^)
平成13年に発行されたときは「おじさんの気持ち」というタイトルだったそうです。そのタイトルだったら…買わなかったかなf^_^;
「僕は本を捨てられない」&「純金の耳かき」等同感するお話と、男性ならではのお話が散りばめられていますよo(^-^)o

もしかして愛だった

2006-01-23 01:25:13 | 読書


阿川佐和子さんの本を読んだのは2作目。
久々にエッセイを読みたくなって、土曜日に購入しました

印象に残ったのは、「箪笥の宝」と「蓮茶の国」。
面白さは・・・私の稚拙な表現では伝えきれないので、
それぞれ最後の段落を紹介します

「箪笥の宝」・・・
大事なグラスは今、食器棚のなかにある。
うれしくてもったいなくて、なかなか棚から出すことができない。
ときどき扉を開けて眺めては、うっとりと見惚れている。
でも今度は大丈夫だ。カビが生える心配も有効期限の懸念もない。

「蓮茶の国」・・・
最低限の知識を持ちながら、しかし先入観はなるべく持たず、
期待しすぎず、ささやかな自分とのつながりを何か一つだけ携えて訪れたい。
と、そこらへんのバランスが難しいからいつも迷うのである。
入念に調べていくほうが楽しいか。
はたまた何も知らずに旅するほうが面白いか。
蓮のお茶を飲みながら、まだ見ぬベトナムへの想いを募らせる。



分かります!そうですよね!!

料理雑誌にも連載されていたということで、
食に関する記述も多いです
ご家族が登場するところ、
そして、家庭の味が紹介されるところなどが、
少し向田邦子さんと重なるような気がしました
(阿川家のほうが穏やかですが・・・)

次は、父子往復書簡からなる「蛙の子は蛙の子」も読んでみたいです