東京の中心で、愛媛FCとさけぶ

愛媛出身、東京在住。Jリーグを戦うサッカークラブ・愛媛FCを誇りに応援するblog

スタジアム運営による試算

2005年06月22日 | 愛媛FC
先日報道された、愛媛県による愛媛FCに対する3000万円の出資予算が議会で発表されましたが、
私が、気になったのはもう一つの議会ニュース

県有23施設、指定管理者制度に
県は21日、改正地方自治法に基づき、県有施設の管理を指定管理者制度に移行するための条例改正案を6月定例県議会に一括提案すると発表、県民文化会館や県総合運動公園など23施設について、民間企業を含め広く指定管理者を公募し、管理させることを明らかにした。


これ何なんでしょ?詳しい人がいたら教えて欲しいんですが、
単純に県の施設を広く民間にも今後委託していくということでしょうか?

仮に愛媛FCが総合運動公園を管理運営すればどうなるんでしょう?
単純に考えれば、
独自の判断でよりスポーツパークらしく、楽しいスタジアムの企画を作りやすくなる。
営業しだいですが、スタジアムにおける広告料、グッズ、飲食等の販売収入がえられる。
(もちろん、ネーミングライツなんかもできる?)
等々あります。

現に東北楽天イーグルスは、宮城県から球場の運営委託契約を行ったのは
いろいろ検討してメリットのほうが大きかったということでしょう。

で、愛媛に関しては、すでに県自身が運営というよりも、
財団法人愛媛県スポーツ振興事業団」という組織(ECO-SPOです)が委託を請け負っており、
補助金、委託料なんてのもそこそこ貰っており、運営会社が赤字を補填する形態では
ないような気がしてます。

素人の思いつきですが、愛媛FCが補助金、委託金を貰いつつも企画運営は出来ないでしょうか?
当然、収入も気になるところですが、プロスポーツチームがスポーツ施設の運営をしたほうが、
競技者、観客が楽しめると思います。

もちろん今の愛媛FCに管理運営をしっかり行う体力があるかと言われれば何も言えませんが、
ちょっと夢のある話をしたくなりました。

ただし、加戸知事は定例会見で

「現在、管理委託している団体が指定管理者にならなかった場合、雇用されている人が、指定管理者となった団体でどの程度救済されるのか、という雇用問題が発生する」と懸念を示した。

というコメントを残したそうです。
法律改正にあわせて出来レース?ができるだけということなんでしょうか?

とりあえず、もっと政治を勉強しようと思いました。
なんて考えていたら、日本サッカー協会はすでに積極的に各都道府県協会にこの制度に対する理解を広めているようです。

愛媛サッカー協会は動いているのか?

コンフィデレーションズカップ グループリーグ 日本1-0ギリシャ

2005年06月20日 | 日本代表
え?ギリシャ調子悪い?
日本は驚くべきスピードで進化している?

結果は1-0で日本の勝利ですが、
内容は圧倒的な日本の勝利。

確かにEUROを制するまでのギリシャはしょせん欧州の中堅国でしたが、
日本も欧州からすればアジアの1チーム。

で、攻撃は、
中村、中田を中心としたMF陣の縦への素晴らしいスルーパス
玉田、柳沢がギリシャDFの裏を取り巻くる飛び出しの連続、
あ~FWの決定力不足がかなり目に余る印象でした。

これは一体なんなのか?
ギリシャといえばEUROで見せた固い守りに、ワンチャンスをモノにするサッカー。
日本はその戦術を意識してなのか?ゴール前での競り合いで勝負するのを避け
クロスを上げる前に早いタイミングでのプレス、パスに対する対応等がはまり、
うまく日本のサッカーを一歩進めたのかもしれません。

もともと日本は攻撃のための守備という意識ではなく、
ゴールを許さないための守備で終っているイメージだったので、
それが、早めに相手を潰す、守備をボールを持った人間に対してでなく、バスの受けて側に
付いている選手達もパスカットを狙うことが複数の選手が攻撃に移る速さを生んだのかなと思いました。
攻撃に移ったときに攻めめ上がる日本選手がいつもより多い気がしたので。
あと中盤の前へのシンプルな攻撃の進め方もホント良かった。

さぁ、次は王者ブラジルです。
ブラジル相手にこのコンフィデ杯の日本の進化を見せることができるか楽しみです。

JFL第14節 愛媛FC2-2Honda FC~負けたわけじゃない~

2005年06月20日 | 愛媛FC
行ってきました。地元愛媛。
普通は「帰ってきた」という言葉が妥当なんでしょうが、
初の愛媛FCホーム観戦で、砥部は10数年ぶりということで、ほんとわくわくしてました。

この大一番。首位Hondaとの勝ち点を縮める直接対決、
今後のリーグ戦で勢いをつけるために手に入れたい勝利。
前半から愛媛は最高のプレーを見せてくれます。
相手も首位ということで一方的な試合にこそならないまでも、
中盤からボールをしっかり奪いパスをつなぎ前線へ持っていく、
やはりこれは金子の復活、進化によるものが大きいでしょう。
コレまでボランチの位置で行っていた守備をトップ下の位置でもしっかりとしつつ、
ボールを奪って攻撃に切り替える速さ、そして的確なパス。
FW陣も友近の飛び出し、永富のポストプレーいい形でせめていきます。
守備もボランチ井上の活躍、加藤、関根のヘディングにより、制空権は愛媛がほぼ奪取。
そして迎えた前半27分、右サイドにいた永富がゴール前の金子にクロスをあげ、
金子が左足でワントラップ、右足での豪快シュート!
その後も愛媛ペースで試合進み後半。

後半もまったくギアを緩めることなくアグレッシブに攻め続けます。
そして、後半12分、左サイドの八柄からゴール前にあげたクロスに
右サイド走りこんでいた関根がダイレクトであわせての2点目!

その後も守りに入ることなく愛媛FCイレブンでしたが、
後半23分にスローイン後、右サイドからのクロスにヘディングをあわせられて失点。
そして、ロスタイムあと数十秒だったでしょう。中盤でのセットプレーから右サイドにパス
そこからクロスを入れられ、頭であわせて同点に追いつかれます。

振り返れば1失点された後、すこしプレーが変わった気がしました。
追加点を狙うのでなく、このまま終ろうとほんのわずかでも思ってしまった所を
Hondaにつかれてしまったのかもしれません。(それは応援していた自分自身も含めて。)

ただ、負けたわけじゃないんです。引き分けなんです。勝ち点1は手にしました。
他のチームが勝った負けたで順位は変動するかもしれませんが、
首位との差は何も変わってません。

勝てた試合を逃した引き分け、悔しさはもちろん残ります。
数日前に県、市からの出資のニュースで注目され、
当日はNHKで生中継もありました。(NHKさんありがとうございます。)
この結果を見てみんな何を思うんでしょう。
これを残念だった、やっぱりな、忘れて次頑張ろう。で終らすんじゃなく、
選手もチームもサポーターもみんながこの悔しさを絶対に忘れずに闘って行くしかないんです。
悔しいという気持ちがあればそのバネで今以上に高く上がれると思います。
なんだか数日もんもんとしてましたが、この気持ちを整理する必要なんてなく、
その悔しさを次節からの試合にぶつければいいんだと思いました。
何していたって1週間後には試合はやってきます。

日本代表は、ドーハの悲劇を経験し、4年間その悔しさを忘れなかったからこそ
次のフランスでW杯に出れたんだと思います。
JFLは一発勝負のトーナメントではなくまだ、試合は半分以上あるリーグ戦です。
この残り半分を戦い抜く力を貰うための引き分け、展開だったんだと思いましょう。

最後に、ホーム初観戦でしたが、
選手のみんな、スタンドのみんな、サポーターのみんな、関係者のみんな、ボランティアスタッフのみんな、
あんなにも素晴らしい週末を過ごさせてもらいありがとうございました。
楽しさと幸福感に包まれたスタジアムが愛媛にあって同じ時間を共有できた感動が
今も心に残ってます。

どこのスタジアムに行っても普通はお客さんといわれる人が多い。
ただ単にスポーツを見にくる、鑑賞する人たち。(それはそれで悪いとは思いません。)
でも愛媛はみんなが愛媛FCを応援しに来てる。
スタジアムにいる一人ひとりがそれぞれのかたちで愛媛FCの勝利を後押ししている、
願っているとそう感じました。

愛媛FCのスタンドがただお金を払って対価に見合うものを要求するお客さんじゃなく、
愛媛の勝利を目指す、願う仲間で埋まっていることが本当にうれしかったです。
絶対に来年みんなでJに行きましょう!行かせましょう!

追伸
次節、日立で開催される流通経済大学戦。少ない関東開催なのに、
当日は私用で大阪にいます。
絶対に勝ってくれると信じてます!気持ちよく前期を折り返しましょう。

ココログ×NIKE×松山北高校サッカー部

2005年06月17日 | 愛媛FC
niftyのブログサービス「ココログ」でナイキとのコラボ企画として
告知されてたブカツブログ

部活の括りでみなさんブログ立ち上げませんか?程度の企画だと思ってたんですが、
参加ブカツにがっつりココログが協力してかなりかっこよくブログが出来てるみたいです。

で、なんでそんなことを書いているかというと、
参加ブカツに愛媛からは松山北高校サッカー部が参加。

松山北高校サッカー部といえば愛媛FCの兵頭元監督がサッカー部監督をされてます!
ということで覗いたら一回目に兵頭監督の記事が。

先日の県総体では惜しくも準決勝で敗れてしまいましたが、
新チームとして再始動を始めた松山北高校の活躍を期待したいです!

そして愛媛県のトップチームである愛媛FCの活躍が
県内のサッカー少年達の励みになって欲しいなと思います。

コンフィデレーションズカップ グループリーグ 日本1-2メキシコ

2005年06月16日 | 日本代表
W杯出場をイラン戦を残して決めたことで、
気持ちをすっきりと切り替えて望んだプレW杯ことコンフィデ杯。
毎回、各国のモチベーションも違い、勝っても相手が本気じゃなかった・・・
というような声も出てしまうこの大会。

日本は3回連続出場となった今回、大事なのは日本自身もどういう目的、目標を持って
闘うのかが大事だと思いますが、ジーコはいつもどうり試合があれば勝利を目指す!
なんだろうな。
若手を招集することもなかったことから、これまでのような固定メンバーで、
なんとなくの試合をして終るのかなぁと、私自身もなんとなく思ってました。

そして、迎えたメキシコ戦。
強豪相手に試合開始から積極的にせめていきます。
というより、これまでのW杯予選が本当にひどかったんだと思える
パフォーマンスを見せてくれます。
やっぱりW杯予選の重圧ってのはあるんだなぁと実感できたと思います。

そして、それを象徴するかのような前半12分、
小笠原からの右サイド深くへの縦パスを受けた加地がゴール前へのスーパークロス、
それに柳沢がインサイドであわせて先制!

この素晴らしいゴールには感動。

その後も、メキシコ自体も中盤からのプレスをすることがなかったのか、
中盤で日本はゆっくりとゲームを組み立てられます。
そして、FWは1トップにしたおかげで中盤の組み立て、
MF陣のゴール前での飛び出しがかなり光る。

ただ、これは結局W杯予選でのパフォーマンスに比べればという説明付き。
最終的にはメキシコの巧みな個の力で2点を失点し敗戦してしましました。
いいか悪いか、何の策もなければ、チームの調子に関係なく力の差のままの
結果が出てしまう至極当たり前の結果になってしまいました。
初戦で早くも1敗。グループリーグ突破は至難の技になったことは確かです。

ただ、

後半14分 中村→稲本
後半23分 小笠原→大黒
後半37分 茶野→玉田 

と要所、要所での選手交代。得点という結果としては結びつきませんでしが、
これまでのタイミングを逸した交代、状況を見た受け身の交代の印象が強いジーコ采配
を考えると、ゲームを動かそうという攻めの交代だったと思います。
この部分に何かしらの期待を持ちたくなります。