東京の中心で、愛媛FCとさけぶ

愛媛出身、東京在住。Jリーグを戦うサッカークラブ・愛媛FCを誇りに応援するblog

第14節 愛媛FC×大塚製薬戦 ~四国ダービー~

2004年06月19日 | 愛媛FC
結果は両者譲らず、0-0のドロー。そして観客数は11,051人。
東京からネットの速報情報を更新しながら2時間緊張しっぱなしでした。

開幕から負けなしのJFL首位の大塚製薬を相手にJ2昇格にはもう
絶対に負けられない我らが愛媛FC。
試合終了の結果を見たときは、安堵と落胆が入り混じった
なんとも言えない気持ちというのが素直な感情でした。
現状の実力差をを考えると引き分けに(特にDF陣の無失点の
がんばり)よくやったと言ってあげたい気持ち、今の4位という
成績を考えると勝たなければならなかったという気持ち。

ダービーという両者のプライドを賭けた戦いで実力差のある相手
(もちろん素直に認めます。)に引き分け、そして1万人以上の
観客を盛り上げた!(はず)。これは今後のリーグ戦を勝ち抜く
自信、精神力を引き出せたかのではないでしょうか?

仮に勝っていれば、勝利した満足感で満ち足りてしまって終わっ
てしまったかもしれません。
絶対に負けられない試合でしたが、この試合に勝つことがわれわ
れの目的ではないです。
J2に昇格するに足る成績を残すことが目的なんです。

この2戦の死力を尽くした敗戦、引き分けを通してチームそして
サポーターがその目的を達成する力を手に入れ、実力にしたと
思いたいです。それくらいひりひりした2戦だったと思います。

その力の発表会は次節、横河武蔵野戦です。
私も発表会の観客ではなく発表者として駆けつけたいと思います。

あと、今回の観客数、プロ野球との同日開催などについては後日
思うことを書こうと思います。

追伸:徳島県民の皆様
来季以降も、この素晴らしいプライドのぶつかり合いを
Jの舞台で繰り広げましょう!
素直に0-0という結果をダービーらしいね。と次は言いたい。

勝ち負けよりも大事なもの?

2004年06月17日 | 愛媛FC
ここ数年、ネットで愛媛新聞ならびに全国紙各紙の愛媛版を見て、愛媛FC関連の話題があるかを確認するのが朝の日課になってる私ですが、ほぼ基本的に愛媛FCに関する記事がネット上に踊っているのはあまりありませんし、それほどじっくり取材をした記事を目にすることはないです。
話しによると紙面上では結構ページを割かれているそうなんで、
愛媛FCの影響力というよりも地方のネット事情ということなんだと思います。

本日も、久しぶりにネットにて愛媛FC関連の記事を毎日新聞愛媛版のHPにタイトルを発見し、心躍らされたのですが・・・・

選手と一体、熱く楽しく--愛媛FCサポーター 

内容としましては先日の佐川印刷戦でのサポーターの応援にスポットをあて、J2昇格にエールを当てている記事ですが、気になったのは、

勝ち負けよりも応援が

楽しくて仕方ないようだ


という部分。

応援が楽しい。それは結構です。
しかし勝ち負けや、ピッチのプレーを2の次に考えるサポが本当にいるんでしょうか?特に印刷戦は後半同点に追いつかれ、試合終了前には濱岡退場で後味の悪い終わり方。みんな悔しい思いをしているはずです。

勝利を目指して、選手を鼓舞しつづけたサポーターの皆さんの応援に対して、楽しみたいから、応援したいからやってたと表現されてしまうとは・・・これが愛媛のサッカー文化なんです。

言い過ぎました。きっと、これを書いた記者は、サッカー応援の素晴らしさを伝えたい、スタジアムを満員のチャントで響かせたいという視点でサッカーを知らない、愛媛FCを知らない読者に向けてわかりやすく紹介してくれたんでしょう。

※ちなみにホーム観戦歴0回の私が地元のサポーターの応援スタイルを信じての書き込みになりますので、記事への反論としての説得力はまったくないことをご了承下さい。

J2昇格の条件正式決定 フロントにも厳しい目を

2004年06月16日 | 愛媛FC
先日のチェアマンの昇格枠発言(詳しくは6月9日のblog参照)がJリーグ理事会で正式決定しました。
ソースはこちら、

昇格希望クラブは事前審査(スポーツナビ)

これにより、

「原則」

という言葉が、

「リーグ戦の運営上(4回戦ホーム

&アウェイ)、2クラブまでが望ましいとの

方針」


とより明確?になりました。

これから選手たちは納得する結果を出してくれるはずです。
そしてフロントも8月末までに結果を出さないとダメです。
昨年のような「お詫び」は聞きたくない。
フタをあけてみたらダメでしたでは通用しません。
県民チームだからこそ、クラブメンバーだからこそ、
選手達が出す結果と同じだけフロントにも厳しい目を持っていきたいと思います。


現状、形としてクリアしているのは下部組織を取り込めなかったチームの法人化のみです。

地域との密着、
スタジアム改修、
下部組織の組み込み、
そして一番重くのしかかる運営資金

我々にやれることは何か?改めて考えてみたいと思います。



第13節 HondaFC×愛媛FC戦 ~評価の行方~

2004年06月13日 | 愛媛FC
結果は5-4の敗戦。勝たなくてはならなかった試合での敗戦。果たしてこの試合の結果・内容はシーズン終了後どう意味を持つのでしょうか?

ゴール経過は以下の通り
前半
0分 加藤 毅(愛媛FC)  1-0
8分 友近 聡朗(愛媛FC) 2-0
29分 鈴木 滋(HondaFC) 2-1
33分 向島 満(HondaFC) 2-2
35分 増田 勝文(HondaFC) 2-3
36分 友近 聡朗(愛媛FC) 3-3
40分 古橋 達弥(HondaFC) 3-4
後半
71分 鈴木 滋(HondaFC) 3-5
83分 吉田 幸生(愛媛FC) 4-5


プロリーグ目指すチーム、選手に対して、勝利しかありえなかった試合で、敗戦という結果のみで判断するのは当然です。

しかし、私は甘ちゃんです。
そして地元の誇り愛媛FCが大好きです。

フットボールが人生みたいなものだと言うのであれば、大事なのは結果よりも、経過、そして何よりもチームが何を伝えたか、感じたかが大事だと思いたいです。
私は結果に言及するのではなく、この愛媛のあきらめない気持ち、執念を誇りに持ちたいと思います。そして、この結果をしっかり受け止め、次の試合での勝利に生かせるかがこの試合の意味だと思っております。

満足せず自分を叱咤する選手、よくやったと考えるチーム、納得せず苦言を呈するサポーター、よく頑張ったと賞賛するファン、感じることは人それぞれにあったと思います。だからこそ、この結果・内容で感じたことを下を向き合うだけの材料にするのでなく、上を向いていける材料にしたいと思います。

今節、ザスパはYKK AP戦に敗戦し、勝点差5は変わりませんでした。
フットボールの神様は結果ではなく内容を見てくれていたみたいです。