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愛媛出身、東京在住。Jリーグを戦うサッカークラブ・愛媛FCを誇りに応援するblog

J2 第38節 愛媛FC1-0ザスパ草津

2006年09月10日 | 愛媛FC
ダービーの引き分けからあっという間の1週間。
次の相手も勝たなければならない相手。
JFL時代からの因縁、5度の対戦でいまだ勝ちのない相手への6度目の対戦。

今日は、FWに菅沼選手が、左サイドに千島選手のスタメン出場、
そして濱岡選手がベンチ入り。

試合は前半開始直後にピンチを迎えます。
相手コーナーキックに相手FWが飛び込みゴールが・・・
しかしこれはハンドということでノーゴール。

開始直後は草津の前線からのプレスになかなか中盤でボールが落ち着かなかったのですが、
中盤でシンプルにボールを裁くことで何度かチャンスが生まれてくる。

前半20分過ぎ、森脇選手の右サイドからのクロスに菅沼選手が頭で合わせてゴールが・・・
しかしこれはオフサイドに。
続けざまにまたもや森脇選手がゴール前にクロスをあげ、
田中俊也選手が飛び込んだ惜しいシーンが生まれる。

そして後半。
開始直後は相手DFのペナルティエリア内でのハンドでPKに。
今シーズン、愛媛FCとしては初ではなかったでしょうか?
高萩選手のシュートはキーパーに読まれてしまい外してしまう。

後半13分に赤井選手→濱岡選手へ交代。
久々の復帰ですが、濱岡選手らしいプレーが愛媛の攻撃を活性化させる。
そして迎えた80分にゴール前でクリアしたボールを濱岡選手が田中選手にパス、
田中選手から菅沼選手にわたり、そのままゴール前までドリブルで運ぶ。
相手DF2人とGKを前にしてパスを選択するかと思ったが、
自分の力でこじ開けミドルシュートが先制点を生む!

すばらしいゴールでした。

残り5分をきって相手の猛攻がありましたが、川北選手の腕一本のスーパーセーブ
もあり、守り抜く。

最後は、FW菅沼選手を下げ南選手を投入し、相手の長身FW太田選手にほぼ
マンマークで防ぎきり、1-0で試合は終了させました。

試合的には自分達の持ち味で解消とはいえませんでしたが、
苦しい試合でチャンスをものにし、最後は勝ちにこだわり勝利したのは、
愛媛にとっては大きな成長につながると思います。

望月監督は、試合後のインタビューで

今日は勝ちにこだわりたいということで、育成を考えたチームとは反しているかなと思う。
JFLを思い出して、負けたくないという気持ちを押し出して戦った結果が出た。
内容的にはまだまだ納得がいかないが、結果が出てよかった


という発言を残しておりますが、勝ちにこだわる戦い方をチームとして徹底し、
成果を出したというのも立派な成長、育成だと思います。

愛媛のスタイルの土台をこの一年作り上げるというプランがありながら、
プロのチームとして勝利を大事にすること、時間によって戦い方を変えていくことが、
第4クール見せていってもらいたいと思います。

次節はアウェイ鳥栖戦が水曜日に開催されます。
今季2敗の相手ではありますが、第3クール最後の試合で今季の目標であった
10勝を決めてしまって、第4クールに目標を上積みしていきましょう!