Mr.Cloud's Train Diary

Mr.Cloudが送る、鉄道写真を主とし、
時々鉄道模型についても取り上げる
鉄道日記です。

南海電気鉄道8000系の甲種輸送 Part3

2014年03月06日 | 鉄道写真(私鉄各社)
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。
今日は風が強く寒さが身に染みるような1日でしたが、久しぶりにパッカーンと見事に晴れ渡りましたね。

さて本日は南海8000系甲種レポートの最終回である“Part3”ということで、屋根上や床下周りにスポットを当てていこうと思います。

まずは屋根上から!

シングルアーム式パンタグラフ。回送時に空気中の塵や埃が付着しないようにするためか、擦り板部分にカバーがかけられています。


ヒューズ箱 手前のものより奥の方が大きいです。因みに、モハ8000形とモハ8100形では屋根上機器類の配置が異なります。(写真はモハ8010) 上の写真左から手前のヒューズ箱に接続されている配管は、乗務員室の真上に設置されたパンタグラフからのびています。


クーラーは分散式で1輌に2台搭載してあります。観察したところ、クーラーキセの配置はどの車輌も同一だと思われます。

続きまして床下機器!(当日の都合により、片側のみの撮影となってしまいましたことをご了承ください。)

先頭車の乗務員室寄りの台車周辺。 保安装置の車上子や排障器、セラミック噴射装置と思しき機械などが取り付けられていますね。写真右端をよく見ると、ブレーキパッドが緑色であることが分かります。

モハ8000形の床下機器

その1

その2

その3

サハ8800形の床下機器

その1

その2

サハ8850形の床下機器

その1

その2

その3 泥はね板

モハ8100形の床下機器

その1

その2

最後に今回の甲種輸送列車の編成を簡潔にまとめておきます。

←鎌倉・大船方面 DE10-1556(新鶴見所属)-モハ8011-サハ8811-
サハ8861-モハ8111
-モハ8010-サハ8810-サハ8860
-モハ8110
 総合車輌製作所方面→


※尚DE10-1556は総合車輌製作所授受線~新鶴見機関区まで牽引しました。

といったところで本日はお開きです。南海電気鉄道新8000系甲種輸送の様子を3回に渡ってシリーズでお送りして参りましたが、いかがでしたか? それでは次回もどうぞお楽しみに!

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南海電気鉄道8000系の甲種輸送 Part2

2014年03月05日 | 鉄道写真(私鉄各社)
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

さて今日は“Part2”ということで、8000系の外観を見ていきたいと思います。


この時の最後尾はモハ8110でした。


サハ8860。営業運転時にこの車輌が弱冷房車となります。


サハ8810。この車輌は付随車用のSS177T台車を履いています。


モハ8010。一方こちらは電動車用のSS177M台車を履いています。外見はどちらもほぼ同じです。


8011Fと8010Fの連結面(左:モハ8111 右:モハ8010)


電連付き密着連結器の拡大写真。 連結器の複雑な構造に改めて驚きを感じます。


モハ8111 1C4M方式の主制御装置やコンプレッサー、そしてシングルアーム式パンタグラフ1基を搭載した電動車です。


サハ8861 SIVが搭載されている中間付随車です。


サハ8811 コンプレッサーが搭載されている中間車です。


モハ8011(屋根上に配管が通っている車輌) 主制御装置とSIVを搭載した先頭車です。この車輌は≪前パンタ車≫ですね。嗚呼、東急7600系7603Fが懐かしい!!


神武寺駅付近の授受線~新鶴見機関区迄の牽引を担当したDE10-1556(国鉄色)

本日はここでお開きです。Part3では、床下機器や屋根上機器に焦点を当ててお送りしたいと思っております。次回もどうぞお楽しみに!

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南海電気鉄道8000系の甲種輸送 Part1

2014年03月04日 | 鉄道写真(私鉄各社)
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。
いよいよ3月・・・春の訪れを待ちわびている折、いかがお過ごしでしょうか?

さて今日は表題の通り、南海電鉄8000系の甲種輸送を撮影すべく、逗子へ赴きました。

但し写真が多いため、3回に分けてお送りしたいと思います。

牽引機が来るまでの間、甲種輸送列車が通る線路を眺めていると・・・


犬釘のみで固定されている箇所があることに気付きました。 現在レールを固定するものといえば、


写真のような金具が主流ですね。しかも枕木が木でできていることにも注目です!


レールの上で戯れる2羽の小鳥(おそらくオナガドリ。)

「仲が良さそうだなぁ、あの2羽。」と思っていると、遠くからディーゼルエンジンの音が・・・


E217系Y106編成の隣からひょっこりと現れたDE10形ディーゼル機関車1556号機(国鉄色)
因みに、DE10-1556とは約3週間ぶりの再会となりました。(詳しくは「帰ってきた東急1000系 Part2」をご覧ください。)


一路神武寺付近へと向かいます。 それから30分が経過し・・・


戻ってきました。


南海電気鉄道8000系8連(4輌×2編成)を従えて再登場したDE10-1556


待機中の甲種輸送列車 無塗装状態での回送となります。


側面にある南海電気鉄道のシンボルマーク


転落防止板と色のついたジャンパ栓 この転落防止板は大変興味深い形状だと思います。これならカーブ区間で板同士が擦れて摩耗する心配がありませんね。


甲種輸送列車の隣に進入するE217系


一路久里浜方面へと発つE217系としばし休息を取っているDE10-1556


DE10と南海電鉄8000系の連結面

本日はここでお開きです。Part2では、主に甲種輸送される南海8000系の外観を見て参りたいと思います。それでは次回ももどうぞお楽しみに!

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