Mr.Cloud's Train Diary

Mr.Cloudが送る、鉄道写真を主とし、
時々鉄道模型についても取り上げる
鉄道日記です。

“away”な撮影記 -京浜急行電鉄本線1-

2020年08月14日 | 鉄道写真(私鉄各社)
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

梅雨が明けたら、何処かに撮影に行こうと思っておりましたが……
暑い。とにかく暑い!! 涼しくなるまで鉄道模型に専念しようと思います。

コロナ禍のご時世もあり、最新の鉄道写真ネタがないため、今日は丁度5年前に行った京浜急行電鉄線撮影の様子をお送り致します。2015年の真夏を思い起こしながらご覧くださいませ…

★撮影した枚数が多いため、4回シリーズでお送り致します。★
★上述の事情により、一部の写真を割愛させていただきます。★



この日は新馬場駅で撮影しました。一発目は1624Fによる普通品川行き。この頃はまだ車番変更されずに1600番代だったのですね。


1449F+1057F(Yellow Happy Train)による12連。駅に着いてから確か30分も経過せずにこの日のターゲットを撮影できました。


去り際を1枚。当初は期間限定でしたが、現在も黄色い姿で走っています。一定の人気が続いている証拠ですね。この直後…


1057F(Yellow Happy Train)と2157F(Keikyu Blue Sky Train、当時)による、まさかの"rendez-vous"!!これには本当に驚きました。そういえば、この後、2157Fは機器更新の際に通常塗装に戻され、代わりに2133FがKeikyu Blue Sky Trainになりましたね。


普通列車2本目は1636Fでした。まだ前面種別・行先表示器が幕式ですね。


1169F+1000形ステンレス車による12連。こちらはB快特なので、8連が品川方、4連が横浜方に連結されています。


1489F+1000形アルミ車による12連。こちらは都営浅草線・京成線直通なので、4連が品川方、8連が横浜方に連結されています。現在も以上の様な増結パターンなのでしょうか…?


1000形ステンレス車の1349Fによる普通品川行き。当時はこちらよりも800形がまだ多かった様な気がします。


5321Fと2048Fとの"rendez-vous"。もう両者とも姿を消してしまいましたね。


2041F+2000形4連。B快特で、2000形コンビの12連です。色が揃っていて一体感があります。


京成3400形3418Fがエアポート急行高砂行きとしてやって来ました。そういえば、3408Fが先日廃車されましたね。5年も経過すると所属車両の顔ぶれがかなり変わっていますね。

といったところで本日はお開きです。次回以降、もしかするとシリーズの途中で鉄道模型の記事を挟むかもしれません。どうぞお楽しみに!

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adaptiveでTwilightなカニ

2020年06月03日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

今日はKATOのカニ24‐0について取り上げます。

先月の記事で登場しましたが、当ブログでは、田端現行仕様のEF65-1000(KATO)を製作しました。というのも、TOMIXの「さよなら銀河」や「さよなら富士・はやぶさ」等、東海道方面のブルートレインやホキ800を用いた工臨等での牽引を再現しようと思ったからです。しかしながら、KATOのナックルカプラーとTOMIXのTNカプラーは互換性がありません。そこで、「さよなら銀河」向けに機関車側を前者、客車側を後者としたアダプターの役割を持たせた車輌を試作することにしました。普通のカニではつまらないので、ホビーセンターカトーのH.P.で以前見かけたトワイライト色のカニ24‐10のASSY一式と交換用のトレインマークを利用して再現することにしました。

これから先の加工は、メーカーでは推奨されておりません。万が一破損並びに損害が起こっても当ブログでは責任を一切負いかねますので、悪しからずご了承くださいませ。

では始めていきましょう。

床下パーツと車内の発電エンジンを再現したパーツは分解しておきます。集電板の一部に小さい部品があり、ポロっと取れやすく紛失の恐れがあるため、注意が必要です。因みに、上の写真ですと銀色のウエイトの斜め左下、盛り上がった部分に収まっています。


台車は車輪を外し、組み込まれている集電板にマスキングをしてGM10番で再塗装します。


それにしても発電用エンジンや配電盤の再現が本当に秀逸ですね。当初はN小屋のカニ24‐0用室内パーツを貼りつける予定でしたが、今回は敢えて手を付けないことにしました。


床下パーツもGM10番で再塗装しますが、その前に客車側をTNカプラーを取り付けます。(写真は加工済みのもの)


オリジナルの状態でTNカプラーを取り付けると台車に干渉するため、まず床板を超音波カッターで切断し、長方形に切り出した0.5mmのプラ板を接着します。次に、それに加工済みカプラー(ベースは品番0374)に合わせて凸のような形に切った0.3mmのプラ板を瞬間接着剤で貼り付けます。そして、それに加工したTNカプラーをゴム系接着剤で取り付けると、TNカプラーを付けたTOMIXの客車とカプラーの位置がほぼピッタリになるはずです。


塞ぎきれなかった部分から塗料はもちろん、塵や埃が集電板付近へ入らないように、0.5mmのプラ板を長方形に小さく切り出して穴を塞ぎます。尚、室内パーツで隠れるため、写真の様に大雑把に穴を隠しても差し支えありません。


最後に「銀河」のトレインマークを取り付けて………


完成です!写真はありませんが、通電試験ではちらつきがなく、結果は良好でした。


TNカプラーを取り付けた客車側。貫通扉の塗装と各種表記インレタの貼り付けをすれば更にリアルになるでしょう。


最後に、加工部分を1枚。ムラなく再塗装すれば、多少粗削りでも写真の様に案外自然な出来栄えになります。

コロナウイルスの影響で在宅時間が長くなった方の多い今日この頃、この記事のような少々手間のかかる加工に取り組んでみるのも、良い息抜きになって良いかもしれませんね。

といったところで本日はお開きです。次回もどうぞお楽しみに!

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京成3500形(更新車)改良記3

2020年05月30日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

少し間が空いてしまいましたが、今日は京成3500形(更新車)3532Fと3544Fが出来上がったので、こちらをお送り致します。


まずは3532 F。全車TNカプラーにしたため、連結した際の車両間隔は程良い狭さになりました。


3532Fの屋根上。同じグレーでも明るいものと暗いものを使い分けているため、同系色でも良いメリハリがつきました。


続いて3544F。改良メニューは3532Fと同一です。因みに、種別と行先は「特急 成田空港」のままにしました。


3532Fとは別の角度で屋根上を観察してみる。グレー系の中で、パンタグラフの色差しが良い塩梅に目立っています。

さて、運行番号をいくつにしようか迷ったため、以上を撮影した際はまだ運行番号ステッカーを貼りつけていませんでした………

検討すること数日、今回の改良記1で最初に挙げた実車の編成が入っていた「A15」としました。


最後に京成3500形(更新車)の床下機器について。開封して見たて「うん?何かちょっと違う様な…」と思ったのが率直な感想でした。そこで友人にも協力してもらい、各車バルクパーツ、分売パーツに酷似しているものがないか調査しました。


結果、これというものは見つからず、床下機器をかなり継ぎ接ぎしてそれらしく仕立てる必要がありそうだ、という結論になりました。そこで、もう数回自分の目で見て必要に応じて撮影することにしました。しかしながら、緊急事態宣言が解除されたからとはいえ、まだ微妙な状況が続いておりますので、撮影はまだ当分先にせざる得なさそうです………。もう暫く様子を見てみようと思います。


今回は以前撮影した時に唯一判明している点だけ床下機器弄りをすることにしました。それは運転台側台車のすぐ脇にコンプレッサーが搭載されていることです。この点だけ各先頭車に処置を行いました。とりあえず改良記はここで一旦お開きとさせていただきます。尻切れトンボの如き内容になってしまい不甲斐ない限りですが、コロナ終息後にじっくり調査してまた手を加えていこうと思います。

といったところで本日はお開きです。次回以降も鉄道模型の話題が続く予定です。どうぞお楽しみに!

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京成3500形(更新車)改良記2

2020年05月17日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

今日は鉄コレの京成3500形(更新車)の続きをお送り致します。


再塗装していく上で最も大変だったのは、車内パーツでした。製品ではワインレッドの様な成型色1色です。優先席以外はこの色を活かしつつ、床面をベージュ色に、優先席は青色に、運転席の一部は緑色にそれぞれ塗り分けていきます。

[お断り]使用塗料の詳細は追って記載しますが、今回は私がネットサーフィンした中で最も近いと思われるものを使用しました。そのため実車と微妙に色合いが異なる部分があるかもしれません。あくまで参考程度にしていただければ幸いです。


まず、床面をGMスプレー19番で塗装します。尚、3532Fと3544Fの両方にモーター車を仕込むため、これ以下の塗装は6両分のみ行います。とは言え、座席のマスキングは案外細かくて骨の折れる作業でした…


次に優先席を24番で筆塗り、運転台周りと背後の壁を34番でスプレー塗装します。実車に則して、運転席の座面は成型色のままにしてあります。

ところで、ご存じの様に鉄コレは非集電のため室内灯が取り付けられません。組み立ててしまうと室内パーツはあまり目立たなくなってしまいます。しかしながら、ここまで施工すると車内のイメージがかなり良くなったと思います。

そして、その他のパーツも作業を進めていきます。

屋根板は無塗装の手摺りを植え付けてから、GM9番を塗装しました。非常に小さいパーツですが、いざ取り付けてみるとその存在感は大きいです。


パンタグラフはGM8番で再塗装後、擦り板には銅色(Mr.メタルカラー)を、ホーンの先端には黄色(Mr.カラー4番)をそれぞれ色差ししました。


クーラーはGM14番で塗装後、Mr.カラーの透明な艶消し塗料を吹き付けました。その後、天井のメッシュ部分にスミ入れ、側面のそれは油性ペンで表現します。


再塗装を終えたパーツ類を組み立てて屋根を完成させます(写真は作業途中のもの)。同じ色でも濃淡が違うと印象が変わりますし、単調な色調へのアクセントになって良いものです。


最後に、思い付きでボディにスミ入れを行ってみました。写真上2両分がスミ入れ後、写真下がスミ入れ前のボディです。ドア端のゴム部分、下部の凹み部分と(真ん中のボディに一部写っている)乗務員室ドアの陰影が生えますね。施行して大正解でした!


これを以て大掛かりな改良作業は全て終了しました。後は組み立てるだけ………

といったところで本日はお開きです。次回は京成3500形(更新車)の全貌をお送り致します。どうぞお楽しみに!

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京成3500形(更新車)改良記1

2020年05月10日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

一部地域で緊急事態宣言が延長され、長期戦の様相になってまいりました。自粛疲れが溜まり、どうしても気が緩みがちになってしまいそうな折ではございますが、読者の皆様もどうかご自愛くださいませ。

さて、本日はG.W.中にTOMYTEC「鉄道コレクション」シリーズより、京成3500形更新車を走行可能化と気になった点を改良したので、こちらをお送り致します。今回これを取り上げたかと言うと………

写真のような2+4+2や4+2+2といった変則的な編成を実際にNゲージで再現したかったからです。(上の写真は、当ブログの約3年前の記事より再掲。)乗務員室の機能を維持しつつ、中間車両と連結する現役車両は非常に珍しいですよね。


今回はセットA(3532F。上の4連)とセットB(3544F。下の4連)を改良致します。実車では、残念ながら3532Fが既に廃車されています。調べによると、そちらは更新車の廃車第1号だとか…。大規模更新しているとは言え、登場から既に40年以上経過しているものが大半なので、致し方ないですね。


まず、走行可能にするため、パッケージの記載に従って必要な物品を用意します。


オリジナルの姿。ボディ周り以外の部品を片っ端から再塗装するため、クーラー、ダミーのパンタグラフ、避雷器、ヒューズボックス、床下機器を取り外して、屋根板、ボディ、下回りに分解していきます。


パンタグラフはGM8番で、台車はプラスチック製車輪を取り外して、GM14番で再塗装します。因みに、プラスチック製車輪は、敢えて保管しておきます。というのも、レイアウトに機関区や検車区を作る際、建物の隅や建屋内に車輪を置いておくと、よりリアルになるからです。そのまま置くも良し、エイジング塗装で錆びてくたびれた感じにするも良し。お勧めですよ!!


今回は全車両TNカプラーを使用するため、スカートに付いているダミーカプラーとカプラー受けを切り取っておきます。こちらは非常にヤワなので、作業時は細心の注意が必要です。そして、製品ではスカートがシルバーに塗装されていますが、実車に則してGM9番で再塗装します。


再塗装準備風景。再塗装の際にパーツを固定する台座として、私はいつもTOMIXの機関区建屋の両端を保護するのに付属している発泡スチロールを使用しています。穴は簡単に空きますし、持つのに丁度良い部分があるので、もう何年も気に入って使っています。


屋根には再塗装前にモールドを切削し、ピンバイスで手摺りを植え込むための0.3mmの穴を空けておきます。お恥ずかしながら、穴を空けるのに出だしで2度もドリル刃の先端を折ってしまいました。鉄道模型を触ってこなかったブランクが如何に大きかったか、改めて痛感致しました……今後は定期的に鉄道模型と触れ合いたいと思います。

この先長くなってしまいますので、本日はここでお開きとさせていただきます。次回もどうぞお楽しみに!

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