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オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

レディースディ

2005年02月16日 22時10分51秒 | オカンのつぶやき
ブログを始めて一週間、やっと思うカタチになりました。
きっかけは映画なんですよね。
先週の水曜日、仕事を早じまいして行きました。
週末まで待てなかったのよね~

久し振りに気持ちよく泣けて、良い気分になっていたのに、
その夜、天国から地獄へ真っ逆さま!という事態発生。
じっとしてても思い悩むだけだし、パソコンでもいじっていた方がましだわ。
それで始まったのがこのブログです。
真っ逆さまの原因はさておき……

見たのは「きみに読む物語」でした。
「物語」のなかの若い二人より、年老いて同じホームに住み、認知症になった“彼女”に「物語」を読み聞かせる“彼”。
この二人のシーンがね、とってもとっても、切なくて。
暗示的な冒頭のシーンとか、再会したとき「見せたいところがある」と連れて行った場所など、映像が美しいのです。

最初は冷たい女性と思っていた彼女の母親は、若い頃に駆け落ちして、親に連れ戻された経験があった。
その後、親の望む相手と結婚して、「今は幸せよ」と娘には言い切るが、
時々、元彼の仕事場に来ては、遠くから見ていたのです。
今の生活が幸せなんだと、自分に言い聞かせるみたいに。
この、母親の、ほっぺに流れる一筋の涙。
これでまた、嗚咽が…。
子供は知らないけど、親にだって若い頃はあったのよ。

これほどハンカチが活躍したのは久し振り。
陽の高いうちに見てはイケナイ映画でしたね。
目が真っ赤でしたもの。
伏し目がちに買い物したり、ブラブラして時間をつぶし、
証拠隠滅してから帰宅しましたよ。



最近の

2005年02月15日 21時09分20秒 | オカンのつぶやき
甘いの大好きなのに、オヤツなしで仕事してるから、無性に甘いモノが欲しくなる。
ちょっと前まで、ココアでしたが、ちと飽きた。
ということで、最近のお気に入りは、これです。 

ココアは牛乳で練って、手間かけて作るのが大好き。
だけど、ポリフェノールは偏頭痛に悪いとか?
そうなると、チョコレートも、赤ワインもイケンのよね。
赤ワインはさほど好きではないので、どってことないけど、チョコレートは止められない。

バレンタインデーも終わり、「試食用のチョコが残ったんだって。たくさんもらったよ~」って、
娘が持って帰ったのは、
「残るはずだよね。」という味でして、食いしんぼのオカンもでした。


歯医者通い終了♪

2005年02月14日 20時47分27秒 | オカンのつぶやき
何がイヤって、
爪楊枝で「シー、ハー」やってるの、ダメです!
最近はあまり見かけないけど…
ぜひぜひデンタルフロスを使いましょう。
楊枝よか、スッキリしますよ。

オカンは、映画『プリティ・ウーマン』で、
ジュリア・ロバーツが使っているのを見て以来、
愛用しておりますの。
ワックス付や、何もつけてないのや、
いろいろ試したけど、最近はクリニカに落ち着いた。
水分を吸って糸が膨らんで、歯間にスッと入るから、使い心地が良いです。

歯磨きは一日三回。
出先でも欠かさない。
その後、フロスで完了。
目標は、8020!
今ンとこ、80歳まで生きる予定はありませんが、最後まで自分の歯で食べたいもんね


なんだかなぁ

2005年02月13日 23時30分29秒 | オカンのつぶやき
食い気一辺倒だった“はな”が、この頃は食欲が落ちた。
「出来たんぢゃない?」と、どまかす

それは無い。
絶対に無い。
たぶん無い。
無いんぢゃないかな?
でもみんなして、
どまかすんだわ。

「お乳はってるよ!」
「乳腺、固いよ!」
「お腹出てるよ!」って。

そうそう、“はな”のお乳ったら、
左は5コなのに、
右は4コしか無いのですよ。

ほら、右上!
無いでしょ?


思い出ぽろぽろ

2005年02月13日 08時35分13秒 | オカンのつぶやき
五時過ぎに覚醒してしまい、以後どうにも眠れない。
起き出すにはまだ早い。
「今日中に残りの14ページを仕上げないとな。表が28コかぁ。」など仕事のことなど考えている。

母はよくラジオを聴いていたな、こんな時。
ふと仕事のことから、昔のことへ思いが移る。
兄夫婦は見合いで結婚したが、義姉とオカンは初対面でいきなり静かな火花が散った。
いづれ出ていく身の上なので、「反対!」などとは口にしない。
それでなくても「お兄ちゃんが結婚できんのは、あんたがいつまでも家に居るから。小姑が居るような家に、嫁はこんで!」と言われていた。
当時まだ21歳ですよ。
近所のおばちゃんは口が悪い。

しかし、おのずと態度に出るので、仲人である伯父を介して文句を言ってきた。
「反対してる人が居るので、このままでは結納は受けられない。」
(これで、自分の第六感が正しかったと確信しましたわ。)
ふだんは犬猿の祖母と母が、強力なタッグを組んで、オカンを総攻撃だ。
「お前には口を出す資格は無い!黙っておれ!」
だから始めから黙っているでしょ?
小姑の口封じに成功した二人は、結婚しめでたくご懐妊となり、お家の行く末に安心したのか、三ヶ月後、祖母はあの世に旅立った。

望んだ嫁でも、嫁姑のいさかいは、大なり小なりどこの家庭でも起こる。
理由は何であれ、非がどちらにあろうとも放っときゃいいのに、義姉と一緒になって母に言い募る。
兄夫婦は御神酒徳利です。
孤立無援の母は、腹が立つのと淋しいのとで、オカンに愚痴をこぼすのである。
やはりそこは母娘ですから、
「ほれみろ!なんだ、今さら。」と言いたい気持ちを、ぐっと堪えて聞いていたオカンです。
おまけに「あそこが汚い、ここに埃が…。」
兄夫婦への鬱憤を、的はずれにもオカンに向けて、冷ややかに攻撃して帰るのでした。


亡くなってもう7年経つのに、母に対して未だ鬱々とした気持ちを抱えている。
自分の気持ちを言葉にして、きちんと伝えておかなかった、そのせいでしょう。

キューブラー・ロスの「死の瞬間」を読んで、納得したのでした。
さぁさ、仕事しよ~っと!!!