@

@

奈良市民連合総会に110名参加

2016-11-19 10:55:43 | 野党共闘・市民連合

 11月18日午後6時半より県文化会館で奈良市民連合は第2回総会開催しました。総会には110名が参加。冒頭、市民連合共同代表の浅野詠子さんが「もっと幅広い市民を結集して、衆院選めざして市民連合は頑張りましょう」と挨拶。そして政党代表から「中央の決定を見て、地方でも進めていきたい」(民進党)、「総選挙では改憲議席3/2を打破するため、大義をかかげて、野党連合と市民との共同を前進させたい」(共産党)などと挨拶がありました。

 池本市民連合事務局から、参院選での市民連合の取り組みの経過と課題、衆院選に向けての新しい方針(別ページの掲載)が提案されました。参院選の結果について「2016年参議院選挙は、憲法無視の安倍政権の暴走をくいとめるため、全国規模で、そして奈良県でも初めて野党と市民が共同し、総がかりで対決した選挙となりました。」「 奈良県選挙区では、野党統一候補の民進党前川きよしげ氏が奮闘しましたが、得票は216,361票(33・7%)にとどまり、現職の議席を守ることはできませんでした。今回の奈良県選挙区は、32の-人区の内、おおさか維新の会候補が立候補し三つ巴となった唯-の選挙区であり、複な様相を呈しましたが「現状不満票」や「改革期得票」が維新の党に一定流れたと考えられます。今回の奈良選挙区で、自民党候補は前回得票率から減少させており、決して自民党の圧勝ではないことは明らかです。-方、野党共闘の前川候補の得票数は、比例区での野党4党得票数に比べ11%上回っており、奈良県においても野党共闘は1+1=2以上の威力を発挿したことを評価すべきです。なお、無党派層の46%、公明支持総の22%の有権者が前川野党共闘候補に投票したことも重要です。この点に、奈良県における野党共闘の今後の有効性・発展性を再確認したいと思います」と総括しました。

 

 さらに池本氏は、市民連合の取り組みについてふれ「市民連合として野党統-の取り組みである統一集会が持てたことは評価できます。 しかし、選挙活動として「市民が-体感をもってたたかえる」かかわり方に課題を残しした。今後、選挙活動を取り組み、統一候補者を市民の代表として国会に送り込むためには、選対事務局へのかかわりを深め、より協力し合える活動を構築し連携するための運動と議論、体制つくりが必要と考えます。そうした意味から、市民連合の果たすべき役割と位置づけを見直し、「野党統一候補」擁立に向けた「繋ぎ役」的な存在から、選挙自体に積極的なかかわりを持つ組織として検討することも必要です。組織としての形態、今後の組織の在り方や方針について、どのようにもち備え全体に浸透させていくか、また、幅広い市民の参加として弁護士会有志や学者の会などの参加を求めていくことも課題です」とのべ、、総論として「市民連合の結成や統一候補の擁立など、市民連合として一定の役割は果たしました。しかし、政党との関係については、信頼関係も含め課題を残す結果となりました。今後の国政選挙の中で、「野党共闘を求めていくとき、市民連合としてのかかわり方について、政党との十分な議論が必要です。また、野党共闘として統一候補者を擁立したものの、市民の目線でいけば、単なる政党間同士であり、新たな枠組みでの政治体制とは見えていません。野党共闘が新たな政治の枠組みとしてスタートし、安倍政権との対立軸を鮮明にし、争点を浮き彫りにした形で市民に見える政治を作り出す必要があります。そのためには、市民連合としての日常の活動と政党との意思疎通が重要です」と締めくくりました。

 この報告と新しい総選挙に向けた方針にについて短時間でしたが討論がされ、この総括と今後の方針について前向きにとらえ、市民連合を地域のも広げようとの発言がありました。

 総会は、そのご前川きよしげ弁護士が「安倍政権と憲法改悪」と題して記念講演がありました。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿