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「第3回全国市民意見交換会」・「市民連合」と「総がかり行動実行委員会」主催

2016-11-26 18:18:18 | 野党共闘・市民連合

「市民連合」と「総がかり行動実行委員会」主催の「第3回全国市民意見交換会」始まりました! 最初に総がかり行動実行委員会の高田さんの挨拶。 「個別には反対の多い政策を進めながら安倍政権の支持は高い。安倍政権に代わる選択肢の確立が必要」

立憲デモクラシーの会の山口二郎教授より、この間の参院選含む各種選挙戦の総括。 「アメリカ大統領選の結果や、都知事選以降の小池知事の勢いなどを見ると、立憲野党が、早く、再分配も含む幾つかの共通政策を、市民も関わって確立する必要あり」

北海道「市民の風」の小林さんより報告。「北海道5区補選では、野党共闘は中央に任せていただけでは進まなかった。地元で、政党と市民も入った協議を進めたことが後押ししたと思う。中央マターと言われるが、衆院選に向けても地元から盛り上げたい」

市民連合みえの森原さんより。「野党統一候補で候補者が減ることにより、選挙の雰囲気が盛り上がらず、投票率が下がるのでは?との懸念もあった。しかし実際には、争点の明確化や、接戦に持ち込むことで全国的な注目を集め、投票率が上がった。」

「三重は野党共闘で与党に勝つにあたり、市民が選対の中に入り込んだことが重要だった。但し、市民としての自律性を持って関わることが大事。市民にしか出来ないことをやるということ。 また、地域の、長年運動を続けて来られた方々との連携も重視した。県内各地を回った。」

「三重の野党共闘は、市民団体を仲立ちにしたブリッジ共闘方式。民進党が元々強い地域だったということもある。しかし共闘の形式はともかく、選挙戦を通じて、候補者自身が、市民の姿を見て変わっていった。 今は、衆院選に向けて、小選挙区単位で市民の器になる場所を作るべく動いている。」

東京よりTeN2016の森田さん「民進党の代表選も重なり、なかなか候補者の一本化ができなかったことで、本格的な動きが告示間際になったことが厳しかった。ただ、ブリッジ形式とはいえ、市民と野党の政策協定を結ぶなど成果もあった。」

新潟に新しいリーダーを誕生させる会の横山さん「新潟県知事選挙の勝利の伏線としての、参院選の勝利があった。政党や市民、労働組合の包括的な野党共闘が組まれ、県内各地域のキーマンが人を集め、広がりを作ることで勝利した参院選だった。」

「新潟県知事選挙の候補者選出プロセスは困難を極めたが、米山さんが決断してくれた。 また、森ゆうこ参院議員が、必ず候補者を出すのだという意気込みで、事前に様々な準備をしてくれていたことも、後々とても役に立った。」

横山さん「市民の声を、候補者に直接ぶつけることで、候補者自身が更に決意を固める、市民の声に耳を傾けてくれるようになる、というプロセスを、参院選と県知事選と続けて見てきた。 引き続き、米山新県政を見守っていきたい。」

自治体議員立憲ネットワークの、市来とも子さん(杉並区議)「市民の後押しのもと、貧困・格差に関する政策や、所得に関わらずに困難に直面する保育や介護に関する政策を、野党統一側はきちんと打ち出す必要がある。 つまり、野党統一が、一体何を産み出そうとしているのかを明確にすることが大事。」

市来さん「技術論でいくと、政党間で、選挙の文化がかなり違うということがある。これをいかに乗り越えていくかが大事。小選挙区で勝つ、というのはどういうことかを意識して進める必要がある。市民間、野党間で、真摯に話をしていくことが大事だと考えている。」

元SEALDsの柴田さん「初めて選挙でボランティアをする人が多かった参院選。選挙戦にあたって何ができるのかを分かりやすく示した。 また、webポスターやネットプリントの活用など、政策や候補者を分かりやすく伝えるツールを作成した」

元SEALDsKANSAIの塩田さん「アメリカ大統領選を見に行った。開放的で明るい事務所の中で、スタッフやボランティアが一緒に候補者の討論会を見たりして、結び付きを強めていた。初めてのボランティアへのレクチャーも親身に行われていた」

塩田さん「演説会などで、支持の呼びかけと共に、ボランティア参加の呼びかけが盛んに行われていたのが印象的。 また、戸別訪問は日本では行うことが出来ないが、「対話」の重要性について、改めて感じた。初めて参加するボランティアでも訪問活動ができるよう、マニュアルも整備されている。」

塩田さん「どのように、有権者からの支持を獲得するかについても、陣営でルールが共有されている」 芝田さん「選挙が始まる前から、対話を通したコミュニティの形成、強化を図ることが大事だと、アメリカの大統領選や参院選を経験して感じた。」

元SEALDsの諏訪原さんより「各地からの報告で大事だと思ったこと。選挙区ごとに課題も状況も違うなかで、いかに選挙区ごとに地に足をつけてやっていくか。都道府県レベルからいかに歩を進めていけるかが大事だと感じた。」

諏訪原「そして、いかに野党共闘を深化させるかがもう1つ大事な点。それは選挙の戦い方の面と、政策の面と。安保法廃止に加えて、地域の課題などを、どう野党と市民で一致点のもとで組み立てていけるか。 同時に、市民がそれらの政策を、どのように身近な人に伝えていくかは、市民の腕の見せどころ」

学者の会の中野晃一さん「トランプ氏の当選から見てとれること。歯に衣着せぬ本音トークを行う政治勢力がやや現実化するだけで、奇妙にも安心してしまう、という状況がある。一方で、民主主義や立憲主義を掲げる勢力は、期待値が高すぎて、まどろっこしい、 進まない、という評価をされてしまう」

「一気に、私たち市民が望んでいる状況へは持っていけないかもしれないが、見せ方や伝え方も工夫しながら、各地域かで野党共闘を引っ張っていって頂ければありがたい。やきもきすることもあるとは思うが、例えば新潟県知事選のように、ある種絶妙なタイミングでの共闘成立、ということもある。」

【ご参加ありがとうございました!】 今日は約200名の皆様にご参加頂き、誠にありがとうございました!動画のアーカイブはこちらのfacebookページにてご覧いただけます。ぜひ、ご覧ください!そして、一連のツイートも必見です。


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