散歩道で、たんぽぽの花が咲いていました
葉は、地面に水平に広がり(ロゼット型)太陽の光を浴びやすい形で育ちます
英語名では、葉の形が、ギザギザしたライオンの牙に似ている事から、
ダンディライオンと呼ばれているそうです
私は、たんぽぽの花を見ながら、私の子供達の幼い頃の“土と仲良しの日”を思いだしました
小学校1年生の時、タンポポを摘み、担任の先生にプレゼントした息子
友達と“たけのこ”を盗みに行き、地主さんに見つかり逃げ帰った日
掘った筍の皮を夢中になってむいていて、たけのこを持ち帰れなかったそうです
私の知人の地主さんは、「筍を盗みに来て、筍の皮をむいている子供を初めて見た」と話し、
息子達を許してくれました。(子供達は、山で、筍の皮をむくのが、楽しかった様です)
台所の芽が出たジャガイモを庭に埋めてくれた日
私が、帰宅すると
庭が、ぼこぼこに掘り返されていて、私は、モグラのしわざかしらとびっくりしていると
息子に「ジャガイモの植え付け」と言われ、怒るに怒れなかったあの日
(ジャガイモの収穫までには、なりませんでした)
また、割れない土団子作りに、夢中になっていた日
外来カブトムシの幼虫が、庭の土の中で眠っていると聞かされた日
(自然形態を崩すという事で、中止としました)
みんなにも、いろいろな思い出があると思います
土は、みんなの心や作物・草花、笑顔を育んでくれるようです
おまけ:小学校の校庭では、チューリップが、伸びて来ました
口の細い花瓶は、洗うのに苦労しませんか
花瓶の底など、汚れが付きやすく取りにくいです
そこで、おばあちゃんから教わった “たまごの殻で、瓶を綺麗にする方法” をご紹介します
たまごの中身を出した、たまごの殻(薄皮をはがした硬い殻)を使います
1、手で殻を粉々にして、花瓶に入れる
2、汚れた花瓶に、たまごの殻と水を入れ、花瓶の口を手でふたをしてから、シャカシャカと振る、箸で殻をかき回し洗う
以上で、花瓶が、ピカピカになります(※ゴシゴシとか、力を入れなくてOKです)
昔、おばあちゃんの時代には、赤ちゃんの飲む哺乳瓶をこの方法で洗い、哺乳瓶を煮沸消毒し使ったそうです
もちろん、たまごの殻を使った方法で、花瓶だけでなく、水筒や手のとどきにくい器の底をピカピカに出来ますよ
写真:ピカピカに洗った花瓶に、トサミズキと庭のパンジーを入れて見ました
写真:散歩道の紅梅と白梅
私は、今年ほど、梅が愛おしいと思えた事がありません
花のない季節にポッリ・ポッリと咲き、ほのかな甘い香りを漂わせる花
乾いた空気の中に温かな花を咲かせてくれます
散る姿は、ひっそりと桜の花へと季節のバトンを渡します
梅の花は、一つ一つ開花することで、1カ月程、楽しむことが出来るんです
ゆるりとした平安時代の人達は、『花』というと、梅の花を指し、
百人一首(35番) 紀貫之は、「人はいざ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香(か)ににほひける」と詠みました
意味は、人の気持ちを推し量ることは出来ないが、梅の花は、昔と同じように香っているという歌だそうです
梅の香は、一瞬、人の体をふんわりと包むと すぐさま風に乗り、去って行ってしまう儚い甘い香りのように感じる私です
さて、みんなも梅の香を確かめてみては、いかがでしょうか