写真:散歩道の沈丁花(ジンチョウゲ)のつぼみ・ジンチョウゲ科
音楽家・松任谷由美さんの歌「春よ来い」にも出てくる花、沈丁花
花が開くと甘い強い香りを放ち、手毬状に咲く花です
挿し木で増やす事ができ、花言葉は、“栄光・不死・不滅・永遠”だそうです
きょう、私は、穏やかな日差しの中を歩きながらから 詩人:吉野弘さんの「虹の足」を思い出していました
(全文ではないので、ご了承ください)
虹の足
「…山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を…
…虹のアーチが軽やかに すっくと空に立ったのを…
…その虹の足の底に 小さな村といくつかの家が
すっぽり抱かれて染められているのだ…
…乗客たちは頬を火照らせ 野面に立った虹の足に見とれた…
…村の人々には見えないのだ そんなこともあるのだろう
他人には見えて 自分には見えない幸福の中で 格別驚きもせず 幸福に生きることが」
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