87純花のブログ

あたりまえの存在、 空や、海や、草花、そして人。 でも、奇跡に近い、あたりまえの事に 心うたれるときがある.(美日記)

五感で感じ、心を解き放つ

2016-08-30 12:56:48 | ブログ


四季折々の自然を五感で感じ、心を解き放つ
私は、夏は朝を楽しみ、秋は夜を楽しみに過ごします
夏の早朝に鳴く小鳥のさえずりを聞き目をさまします
朝陽が登り、日によって小鳥の声が違うんです
きょうは、どんな小鳥たちが朝一番のおしゃべりをするのかと思うと

朝が、楽しみになります^ (カラスが鳴く日はには、小鳥たちの声は聞こえません)
秋は、夜のカーテンを揺らす風と虫の音・月を楽しみに過ごします
とブログに書きながら、思い出したのは、清少納言[枕草子」の古文です
いにしえの人達が、四季を五感で感じた歌の中には、心を解き放つ癒しの自然が歌われているようです

春は、あけぼの
やうやう白くなりゆく山ぎは少し明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる

夏は、夜
月の頃はさらなり、闇もなほ螢の多く飛び違ひたる
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし、雨など降るもをかし

秋は、夕暮
夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、烏(からす)の寝どころへ行くとて
三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり
まいて雁などの連ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし、日入り果てて、風の音
虫の音など、はたいふべきにあらず

冬は、つとめて
雪の降りたるはいふべきにもあらず、霜のいと白きもまたさらでも、いと寒きに
火など急ぎ熾(おこ)して、炭もて渡るも、いとつきづきし
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし

私も四季の自然を五感で感じ楽しみたいと思います

 



コメント (4)
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