春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『ジーザス・クライスト・スーパースター』JESUS CHRIST SUPERSTAR(1973 アメリカ)

2019-08-06 22:30:19 | 日記
監督=ノーマン・ジェイソン
音楽監督=アンドレ・プレヴィン
音楽=アンドリュー・ロイド・ウエッバー

出演=テッド・ニーリー、カール・アンダーソン、イヴォンヌ・エリマン、バリー・デネン、ボブ・ビンガム

ロック全盛の中にあって、その発火点がさらに拡大すると思われる二つのロック映画が相次いで公開されましたね。イエス・キリストの最期の七日間を描いていることとロック・オペラの舞台での公演で大ヒットを博した作品でもあります

『ジーザス・クライスト・スーパースター』は1970年、ロンドンの若き作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェッバーも作詞家、ティム・ライスがロック・コンサート用に準備した作品であり、その中の一曲が「イエス・キリスト・スーパースター」というタイトルでレコード化され、アメリカ各地の地方公演で、ロック・オペラとして上演されたこともあって、世界各国で評判となったわけです。

さて、写真のシングル盤ですが、この作品にカバーシングルがあるとは思わなかったですね。『ジーザス・クライスト・スーパースター』と、同じノーマン・ジェイソン監督の『ゴッドスペル』のカップリングで、ゴスペル・ロック・グループ、ザ・パワー・アンド・ザ・グローリーは黒人グループでは徹底して、ゴスペル・ロックを好んで唄い、ロンドンで活躍しているグループです

「ジーザス・クライスト・スーパースター」 ザ・パワー・アンド・ザ・グローリー

カップリングされてる『ゴッドスペル』という映画は正直なところ知りませんでした。先述の通り、ノーマン・ジェイソンで、音楽はデヴィッド・グリーン。この中の「デイ・バイ・デイ」は私も知ってたスタンダード・ナンバーです

ザ・パワー・アンド・ザ・グローリーのフル・アルバムから

まあ、パワグロという略称にもあるように、結構有名なゴスペル・ロック・グループですね。さすがシネ・ディスク・レーベル、カバーやニセトラ出すにも凝っていますなあ



『くるみ割り人形』NUT CRACER (1978 サンリオ)

2019-08-03 21:32:18 | 日記
監督=中村武雄
音楽監督=鍋島常敬
作・編曲=若月明人、羽田健太郎
作詞=寺山修司
演奏=新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮=小泉和裕
主題歌=ビショップ・グイン

チャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』はもともと人形物語はであるが、今回はアニメーションとして、人形を使い、美しい幻想の世界で、主人公をクララの心を通して暖かい人の思いやりを描いた作品である
これもカバーが出ていましたね。
ラブ・ストックが歌っています

下の写真がホントラ
最近になり、CDが出た模様
ビショップ・グインはアメリカバンドで、日本語は苦手らしいので、途中から英語の歌詞になります。

ては聴いてみましょう
ビショップ・グイン「クララの
テーマ」
ラブ・ストック「クララのテーマ」

ラブ・ストックのカバーは残念、なかったです。なお、サントラはシングルも出ていました



『雪物語』LEOPARD IN THE SNOW (1977 カナダ・イギリス合作)

2019-08-03 06:27:33 | 日記
久し振りにニセトラではなく、珍しいホントラの紹介です
監督=ジェリー・オハラ
音楽=ケネス・V・ジョーンズ

出演=ケアー・ダレア、スーザン・ペンハリゴン、ケネス・モア、ビリー・ホワイトロー、ジェレミー・ケンプ、ゴードン・トムスン

けだけだしいブリザードの夜、名門の美しいヘレンは、車で立ち往生している所を、青年ドミニクに救われる。彼はカー・レース中に事故を起こして、不治の傷を負い、傷心のあまり、この原野の一軒家に住んでいた。こうして、ふたりが一つ屋根に住む内にいつしかふたりの間には、雪の白さのような純粋な愛が育ち、結晶してゆくのだった

この素晴らしいラヴストーリーの背景に、雪がこんこんと降る情景をサウンドにしたのは、ケネス・V・ジョーンズ。彼はオックスフォード大学で音楽を勉強し、王立音楽大学の教授で、指揮者でもある。そして、自らウイブルドン・オーケストラを作った。フル・オーケストレーションのテーマ曲は、何度も起用されていて、それがいかにもヘレンのドミニクに対する感情のように、清くそれでいて激しく感じられる

『雪物語』ケネス・V・ジョーンズ指揮ウイブルドン・オーケストラ