春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『太陽にかける橋』 PAPER TIGER

2019-05-22 20:45:39 | 日記
監督=ケン・アナキン
音楽=ロイ・バッド

出演=三船敏郎、デビッド・ニーブン、安藤一人、高美似子、ハーディ・クリューガー、イレーネ・ツ

張り子の虎。見かけは立派だが結局は見かけだおしという意味だが、日本人の少年とイギリス人の大人との心の交流から真の勇気、友情といったものを描いた映画。日本人少年、安藤一人の素晴らしい演技が観る人の感動を呼んだ。

音楽はロイ・バッド。どうやらテーマを売ろうとしたような、素晴らしい曲。レイ・コニフ・シンガーズが歌う「マイ・リトル・フレンド」は、既にスタンダード・ナンバー。

では、何故このシングル盤がニセトラか?この映画のサントラ・アルバムはフィリップスからリリース。主題歌の「マイ・リトル・フレンド」はCBS・ソニーからリリース。しかし、フィリップスのがサントラ。CBS・ソニーのは再録。ということで、敢えてニセトラに加えてみた。

ロイ・バッド指揮ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団「メイン・タイトル」


レイ・コニフ・シンガーズ「マイ・リトル・フレンド」


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4 コメント

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Unknown (ボルナ)
2019-05-23 00:14:49
壮大な内容の映画にも使えそうな曲なのが楽しいですね←賛辞のつもり
テーマを売ろうとした、というのは大いにありそうなことに思われます。
これのコーラスを聴いていると(「マイ・リトル・フレンド」のもそうですが)和風ではないというか、『ひとりぼっちの天使』のムジーク・ミニステナ楽団とどこか違うのが判って、そこがまた面白いです。
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Unknown (862831)
2019-05-23 03:12:14
ボルナさん。メイン・タイトルの方は、関光夫さんの番組で一発目にドカンと流れて、「マイ・リトル・フレンド」は、一番ラストに流れることがよくありました。「マイ・リトル・フレンド」は、フィリップスLPとCBS・ソニーシングルと結構アレンジが違いますね。これをニセトラと言うには異議を持つ方もいるかも知れませんが、ここでは敢えてニセトラにしました。
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Unknown (こめへん)
2019-05-25 08:15:15
(投稿したつもりが消えちゃった)
フィリップスのEPを、むかし放送局で嘱託で勤めてた祖父から見本盤でもらい、聴いて感動し、後年LPも買いましたが、かなり違う演奏なので驚きました。いまでもEPのほうが好みです。
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Unknown (862831)
2019-05-25 08:39:15
こめへんさん。フイリップスのEPは始まりのファンファーレがひとつ短いですが、エコーもよく効いており、レイ・コニフの合唱指揮も冴えていて、好演奏ですね。しかし、LPのラストのレイ・コニフ合唱団の「マイ・リトル・フレンド」は、やはり伴奏楽器の厚みが薄くて、今一つ物足りないのですよ。だから、CBS・ソニーのEP盤の方が欠けている楽器の厚み(例えばハーモニカなど)がいい味付けをされており、レコード鑑賞用としては秀でていますね。しかし、これはどうもニセトラとは違う気もしますが、敢えて取り上げてみました。
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