監督=マーティン・ローゼン
原作=リチャード・アダムス
音楽=アンジェラ・モーレイ、マルコム・ウィリアムソン、マイク・バット
歌= アート・ガーファンクル
声の出演=ジョン・ハート、リチャード・ブライアーズ、マイケル・グレアム・コックス、ジョン・ベネット、ラルフ・リチャードソン、サイモン・カデル、テレンス・リグビー、ロイ・キニア、リチャード・オキャラソン、ゼロ・モステル、ハリー・アンドリュース、ナイジェル・ホーソーン、クリフトン・ジョーンズ、マイケル・ホーダーン、ジョン・アクランド、メアリー・マドックス
野うさぎを主人公にしたアニメーション映画でありながら、子供向けの甘い内容ではなく、野性動物に待ち受ける苦難と残酷な現実、外的との闘いや共闘が容赦なく描かれる。しかしながら同時に詩的・ファンタジックな要素も併せ持ち、主題歌を歌うアート・ガーファンクルの清らかな歌声が、映画としての格調をさらに高めている。
音楽はアンジェラ・モーレイとマルコム・ウィリアムソン、主題歌はマイク・バット。なせこれをこのニセトラブログで取り上げたかといえば、主題歌の「ブライト・アイズ」のアレンジがサントラLPとシングル盤異なるからだ。サントラLPの主題歌のアレンジはアンジェラ・モーレイ、シングル盤のアレンジは作詞・作曲を手掛けたマイク・バット。シングル盤の方がアレンジとしては聴きやすい。アート・ガーファンクルのベスト盤CDにも、一番目に収録されている。ニセトラ押して扱っていいものか迷ったが、今回は取り上げてみた。
「ブライト・アイズ」サウンドトラック
「ブライト・アイズ」サウンドトラック
「ブライト・アイズ」マイク・バット編曲盤
なお、井上陽水が歌う日本語盤もアップしたかったが、YouTubeにないので断念。
シングル盤やモノラル盤だけテイクやアレンジが違うことはたまにありますね。シングル盤の方がアレンジとしては確かに聴きやすいものの、もとの方も間奏が聴きごたえあったりするのでどっちも良さがある気はします。
ちなみに、サントラ第1曲の「プロローグとメインタイトル」ですが、所々に入るナレーションがなんとなくタモリの声みたく聞こえて、真面目に聴けなくなってしまったのはここだけの話です(笑)