春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『ウォーターシップダウンのうさぎたち』Watership down(1978英)

2019-05-19 16:03:46 | 日記
監督=マーティン・ローゼン
原作=リチャード・アダムス
音楽=アンジェラ・モーレイ、マルコム・ウィリアムソン、マイク・バット
歌= アート・ガーファンクル

声の出演=ジョン・ハート、リチャード・ブライアーズ、マイケル・グレアム・コックス、ジョン・ベネット、ラルフ・リチャードソン、サイモン・カデル、テレンス・リグビー、ロイ・キニア、リチャード・オキャラソン、ゼロ・モステル、ハリー・アンドリュース、ナイジェル・ホーソーン、クリフトン・ジョーンズ、マイケル・ホーダーン、ジョン・アクランド、メアリー・マドックス

野うさぎを主人公にしたアニメーション映画でありながら、子供向けの甘い内容ではなく、野性動物に待ち受ける苦難と残酷な現実、外的との闘いや共闘が容赦なく描かれる。しかしながら同時に詩的・ファンタジックな要素も併せ持ち、主題歌を歌うアート・ガーファンクルの清らかな歌声が、映画としての格調をさらに高めている。

音楽はアンジェラ・モーレイとマルコム・ウィリアムソン、主題歌はマイク・バット。なせこれをこのニセトラブログで取り上げたかといえば、主題歌の「ブライト・アイズ」のアレンジがサントラLPとシングル盤異なるからだ。サントラLPの主題歌のアレンジはアンジェラ・モーレイ、シングル盤のアレンジは作詞・作曲を手掛けたマイク・バット。シングル盤の方がアレンジとしては聴きやすい。アート・ガーファンクルのベスト盤CDにも、一番目に収録されている。ニセトラ押して扱っていいものか迷ったが、今回は取り上げてみた。

「ブライト・アイズ」サウンドトラック


「ブライト・アイズ」マイク・バット編曲盤


なお、井上陽水が歌う日本語盤もアップしたかったが、YouTubeにないので断念。

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4 コメント

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Unknown (ボルナ)
2019-05-19 19:27:45
原作も児童文学の枠を超えた深みのある小説ですが、音楽の方も音だけ聞いてると近代イギリスのクラシックの曲のようにも聞こえてくるので作品に合っているかと。
シングル盤やモノラル盤だけテイクやアレンジが違うことはたまにありますね。シングル盤の方がアレンジとしては確かに聴きやすいものの、もとの方も間奏が聴きごたえあったりするのでどっちも良さがある気はします。
ちなみに、サントラ第1曲の「プロローグとメインタイトル」ですが、所々に入るナレーションがなんとなくタモリの声みたく聞こえて、真面目に聴けなくなってしまったのはここだけの話です(笑)
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Unknown (862831)
2019-05-19 19:58:19
ボルナさん。私の友達でJ‐Popばかり聴いてる奴がいるのですが、彼のお姉さんが我々と同じような趣味の人でして、このサントラアルバムを借りてカセットテープに録音したことがありましてね。「プロローグとメイン・タイトル」で、ナレーションが入っていました。仰せの通り、タモリのような男性のナレーションでした。アート・ガーファンクルのアルバムのようなのを想像して購入すると、期待外れのアルバムですね。「ブライト・アイズ」はB面の1曲目に、アンジェラ・モーレイのアレンジしたヴァージョンが収録されてますね。私はこちらが当たり前に聴いていたので、シングル盤やCDのヴァージョンを知ったのは、ここ最近なのですよ。これはこれでなかなかよかったですね。関光夫氏の映画音楽番組では「音楽はマイク・バット」と紹介されていました。このシングル盤、オリジナル・サウンドトラック盤と記述がない意味がわかりました。
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Unknown (こめへん)
2019-05-19 20:08:00
この映画に関しては私は無知なんですが、リンクをYoutubeで再生したとたん、「あ、このメロディ知ってる!」w有名な曲なんですね。サントラとシングル聴き比べてみましたが、サントラはいかにも映画音楽的な格調あるストリングスが印象的、シングルはちょっとカントリー調でのどかな感じ、シングルカットにはこちらのほうがいいかもですね。
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Unknown (862831)
2019-05-19 20:28:54
こめへんさん。この映画は私ももともとはそれほど知らなかったのですよ。アート・ガーファンクルと井上陽水のシングル盤は、よくレコード店で見かけていたのですが、何故か買おうという気にならなくて、関光夫氏の番組からエアチェックしたもので満足してました。そのうち、昼間の関光夫氏の映画音楽番組で、「集まれ!アニメ音楽たち」という特集で、ハリー・ニルソン音楽の「ポパイ」、デミス・ルソスの「ペイネ愛の世界旅行」、アート・ガーファンクル「ブライト・アイズ」、ミッキーマウス・ディスコ「ジッパ・ディ・ドゥーダー」と4曲続けて流れて、さらに映画音楽に燃え始めましてね。同じアート・ガーファンクル歌う「ブライト・アイズ」はサントラはいかにも劇音楽らしい出来ばえ、シングル盤やCDのは、仰せの通りカントリー調の馴染み易いアレンジ。どちらも甲乙付け難いぐらい、気に入っております。
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