春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

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『エヴァの恋人』A Bells Dents (1966 フランス)

2019-07-24 20:57:51 | 日記



監督=ピエール・ガスパール・ユイ
音楽=ジャック・ルーシェ

出演=ミレーユ・ダルク、ジャック・シャリエ、ダニエル・ジェラレ

資産家の一人娘エヴァは、自動車事故で両親を失うと、ミュンヘンからパリへ出た。そして写真家のベルナールの紹介で、エヴァは雑誌「エル」のカバー・ガールで売り出した。美しい肢体に恵まれたエヴァが、一流のファッション・モデルになるのも早かった。そんなエヴァに妻ある身のベルナールが言い寄ったが、無駄な骨折りだった。エヴァに初めて愛情を芽生えさせたのは、建築技師のジャン・リーだった

音楽はジャック・ルーシェが担当。しかし、これまた日本の公開に当たって尾田悟が音楽を書き、ロンドンレーベルからセリフ入りでシングルをリリース。このシングル盤には尾田悟作曲の曲をジャック・ルーシェが書いたとクレジットされ、この曲を聴いたジャック・ルーシェは、「私はこのような曲を作った覚えはない!」と、カンカンに激怒したという。
まず聴いてください。尾田悟さん作曲の『エヴァの恋人』
https://youtu.be/LGQZJX12IEI
確かにジャック・ルーシェと記述があるが、実際にジャック・ルーシェの映画音楽CDには、『エヴァの恋人』の曲はまったく異なる。ちなみにしたのURLは、「麗しのエヴァ」という曲で、当時流行ったゴーゴーの音楽みたいである

如何でしたでしょうか?今回のサントラならぬニセトラ三昧は?また、感想をお寄せくださいませ



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2 コメント

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Unknown (ボルナ)
2019-07-25 06:25:34
モチーフが共通していることからしても、「全く別の曲」というわけではなく「同じ曲を大幅にアレンジしたもの」のようですね。ただ、ここまで違ってしまうと、作曲者が自作と認めないというのも分からないではないです。もっとも「ジャズミュージシャンがそんな反応でいいの?」という気がしないでもないですが(笑)
1つ分からないのは、なぜここまで徹底したアレンジを施したのかということです(笑) ジャック・ルーシェの原曲が日本のBGMによくある感触だったので、そのままでもよさげに聞こえますので(笑) あるいはいわゆる映画音楽風の仕上がりにすることを求められたのかもですが。
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Unknown (862831)
2019-10-20 07:20:29
ボルナさん。これはジャック・ルーシェが怒るのも無理ないです。「麗しのエヴァ」は、まるで日本のゴーゴーをそのままにしたような(笑)
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