春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『大陸横断超特急』SILVER STREAK (1976 アメリカ)

2019-06-14 23:57:15 | 日記
監督=アーサー・ヒラー
音楽=ヘンリー・マンシーニ

出演=ジーン・ワイルダー、ジル・クレイバーグ、他

若い出版業者ジョージは妹の結婚式に出席のため、ロスからシカゴ行きの特急に乗った。隣の車室には美術史家シュライナー教授の秘書ヒリーが乗っていた。ジョージは忽ち彼女と親しくなり、夜彼女の部屋で恋を語り合っていた時、一瞬窓越しに逆さづりになった男の死体が・・・

音楽はヘンリー・マンシーニ。本来ならRCA辺りからサントラがリリースの筈。しかし、この頃マンシーニはRCAとの契約が切れていて、『華麗なるヒコーキ野郎』はMCA、『料理長殿ご用心』はEPICソニーからと変則的なレーベルからのリリースになっており、ましてやサントラのなかった『大陸横断超特急』は日本ビクターお抱えのフィルム・スタジオ・オーケストラでオリジナル・サウンドスコア盤を出すことになった。聞いたところによれば、このアレンジとキーボードを担当しているのは、大野雄二氏と言われている。
確かに「愛のテーマ」のエレキピアノの演奏は、いかにもそれっぽい。ここではYouTubeにあったので、早速紹介しましょう。
「メイン・タイトル」
ホントラの「メイン・タイトル」

『ノーマ・レイ』NORMA RAE (1979 アメリカ)

2019-06-14 22:59:56 | 日記
監督=マーティン・リット
音楽=デヴィッド・シャイア
出演=サリー・フィールド、ロン・リーブマン、ボー・ブリッジスパット・ヒングル、バーバラ・バクスリー、ゲイル・ストリックランド

アメリカ南部の紡績工場で働く貧しい女工ノーマ・レイが、愛と結婚を通して、女性としての自立、働く者同士の連帯感、社会的責任にめざめていく精神的成長の過程を感動的に描き、従来の女性映画になかったたくましく情熱的な生活と闘う前向きのヒロイン像が描き出され、熱い共感を呼び起こしている。

音楽はデヴィッド・シャイア。しかし、日本公開時にはサントラが存在せず、キングレコードがレーモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラに依頼してできたのが、このレコードである。レーモン・ルフェーブルだったらYouTubeにあるかと検索したが、残念ながらなく、そもそもこのシングル盤にしか収録されていないようだ。レーモン・ルフェーブルのこの演奏、なかなかいいんだけどなあ。よく関光夫さんも、しばしば番組で取り上げていた。

ということで、ホントラで紹介しますか。
https://youtu.be/JDFEyI8eprQ
歌はジェニファー・ウォーンズ
曲は「流れゆくまま」

『小さな赤いビー玉』Un Sac de Billes (1975 フランス)

2019-06-14 12:47:43 | 日記
監督=ジャック・ドワイヨン
音楽=フィリップ・サルド
日本版音楽=J・フジモト、ニニ・ロッソ

出演=リシャール・コンスタンシーニ、ポール・エリック・レユルアン
、ドミニク・デュフロ、ユーベール
・ドゥラック

第二次大戦下、無邪気な子供たちが戦いの渦の中に巻き込まれていく姿を描写。

音楽はフィリップ・サルド。しかし、当初発売されたシングルは、ニニ・ロッソのトランペット演奏によるニセトラ。『小さな赤いビー玉』をJ・フジモトが作曲、『夜明け』をニニ・ロッソが作曲している。おそらく来日公演の際に、日本でレコーディングされたものと思わせる。しかし、J・フジモトとは誰であろうか?

ここでも、このニセトラ演奏はYouTubeにはなく、フィリップ・サルドのホントラしかUPされていない。しかし、こちらはなかなか聴く機会のない音楽だったので、サルドのスコアをご紹介しよう。