Yahoo!Japan Newsの「20代の所得格差が拡大 労働経済白書の骨子」と言う記事を読んでの感想。
『小泉純一郎首相は「先進国と比べて日本では(格差は)決して広がっていない」などと答弁したが』なんですけど、それって親に勉強しろと怒られた子供が、「だって○×ちゃんは、もっと遊んでるし勉強してないもん」と言い訳するのと同じレベルなんじゃないかなぁ(苦笑)
#もちろん、能力の差による所得格差はあるんでしょうが、今問題になっているのはそう言う事ではなく、能力があろうがなかろうが、とにかく人件費が安けりゃいいと言う考えの企業があまりにも多いと言う事ではないかと思いますね(こちらの記事をご参照下さい)。
『小泉純一郎首相は「先進国と比べて日本では(格差は)決して広がっていない」などと答弁したが』なんですけど、それって親に勉強しろと怒られた子供が、「だって○×ちゃんは、もっと遊んでるし勉強してないもん」と言い訳するのと同じレベルなんじゃないかなぁ(苦笑)
#もちろん、能力の差による所得格差はあるんでしょうが、今問題になっているのはそう言う事ではなく、能力があろうがなかろうが、とにかく人件費が安けりゃいいと言う考えの企業があまりにも多いと言う事ではないかと思いますね(こちらの記事をご参照下さい)。
>仕事の出来は、この逆だったりして。
特にエンジニアの仕事は、結局のところは職人芸の世界なので、パートだろうが正社員だろうが、能力のある人間が偉い...と言うのが、私の知っていた現場の姿だったのですが、最近は能力は無いが大手企業に勤めていると言うだけで、勘違いして態度がでかい輩がエンジニアの世界でも増加しているようです(実は、今リアルタイムで経験しているのですが(涙))。
あるWeblogで「私は経験40年のエンジニアである」と威張っている方の仕事内容を聞くと、単に外注に(基本仕様も含めて)丸投げを40年続けて来ただけと言う事で愕然とした...と言う話を読んで、私も愕然としました(笑)
例えば、大手の企業は積極的に派遣社員を導入していますが、実際は派遣法で明確に禁止されている多重派遣である事を知りながら、「うちからは見えてないから」で無視すると言う事を平気でやっていますし、派遣会社が社会保険も健康保険も会社で負担せず、なおかつ手取り10万円以下で働かせていると言う事実も知っていながら大手企業は無視してますね(まあ、経団連会長は、一般のサラリーマンの方も社会保険は全額個人負担にすべきだと仰ってるそうですが(苦笑))。
#まるで現代版女工哀史の状況が、今や日本全国で普通になりつつあるのが現状です。
ここのところ家のリフォームをやっているのですが、昔ながらの妥協を許さない大工さんたちで、こういう仕事が残っていくようにしなければいけないなと痛切に感じます。
大工さんには特にお金のことは言わず(安けりゃ安いにこしたことは無いけれど)大工さんにとって納得のいく仕事をしてください とお願いしてあります。
結果、高いかもしれませんがその高い工賃以上の仕事をしてくれています。
特に住宅の場合はおいそれと買い替えは出来ませんからひとつひとつの仕事が重要だと思います。
「最近,結果ばかりでそのプロセスを大切にしなくなったと実感しています.技術系の間接部門(例えば開発とか設計とか)って即,金にならないから人員削減ってなると,いったい何処へ向かって進んで行くの? と問うてみたくなります.(私の場合)」
人件費が安けりゃ良いだけではエンジニアは育たないのだけどねぇ.それが後々,会社に利益として還元されるのですけどね.「米百俵」は何処へ行ったの?