まあ、最近色々とげんなりしているのですが...。
1)ある掲示板で、某記念局のコールサインを「韓国の馬鹿さ加減を真似ているのか競っているのか」と書いている方がいてげんなり...他所の国のアマチュア無線家を馬鹿にしている上に、日本国内のアマチュア無線家も返す刀でばっさりですかorz
2)ある方がWeblogを閉鎖する事になってげんなり...匿名の抗議メールにうんざりして閉鎖と言う事だそうです。ところで、国内で行われている米国のFCC試験は、日本の無線従事者試験の代替手段では無いのは確かなんですが、米国に渡航するかどうかを確認出来ない場合は試験を受けさせないと言うのは、ARRL VEC、
W5YI VEC、FCCなどのルールとして明記されているのでしょうか(苦笑)
#例えば、米国籍の方で、帰国は当分先(例えば10年後)だが、日本国内で行われているVE試験を受けようとしたら「米国への渡航予定を聞かせてくれ」と言われたら、目を白黒されるような気がするのですが(※記事に追記していますが、W5YI VECの場合、米国籍の方は無条件で受験可能だと言う事です)。
ちなみに私と家内は、当分米国(乃至米国属領)への渡航予定はありませんが、関ハムと岡山で行われたVE試験を受けて、米国のアマチュア無線資格を頂いております(今年中にはExtraを取得したいと思っています)。ただ、いつか米国へ旅行した時に、現地から運用をしたいと言う希望は持っております。
#この「いつか米国で...」と言うのは、米国の資格を取得する強力なモチベーションになりうると思うんですけど、こう言う考え方は間違っているんですかね。
まあ、いずれにしても「人の行いをけなしたり、くさしたり」するのではなく、前向きな考え方でアマチュア無線を楽しみたい物だと思っています。
追記:JE4SMQさんからのコメントによると、かつて活動を行っていた
東京VEチーム(2001年2月をもって活動停止)の
ドキュメントに、
アメリカ国籍を有せず、かつ有効なFCCライセンスあるいはCSCEを持っていない方の場合には、アメリカ及びその海外領土(KH2,KH6,KH0等)からの具体的(1年以内)な運用予定が有る方に限り受験可能です。
W5YI-VEC(試験の監督団体)より、日本人VE(試験官)が日本で試験をするのは法的に問題はないが、アメリカより運用する人にのみ受験の機会を提供すべきであり、単に免許/コールが欲しいという方のために試験を実施すべきで無いと厳しく注意を受けておりますので、御協力お願いします。
受験登録の際に渡航を証明する資料(*1)の提出と、アメリカ国内で運用するために受験する旨の宣誓をして頂きます。
と記載されていると言う事です。従って(現在もこの要請が生きているのであれば)W5YI VEC(
群馬VECと
九州VECがW5YI VECです)に関してはルールが存在すると言えると思います。
TNX INFO JE4SMQ
追記:田中さん(JH4RHF)からのコメントによると、
95年頃(?)まで大阪でW5YI VECの下、試験を主宰していた者としてW5YI VECの受験条件について明らかにしておきます。ただしあくまで当時のことで、VEによる試験が一般化した現在VEの皆さんの中での理解がどうなっているのかは分かりません。
当初VEC側には日本で試験をすることに抵抗感があったのですが交渉の上日本での試験開催に合意してもらえました。
そのときにも強調されたのですが、そして今後FCCの試験を受ける方にも留意していただきたいのですが、基本的にFCCの免許手数料は無料であり(試験の際に 徴収するのは基本的に試験事務取り扱いに掛かる実際経費のみです)、免許に掛かる費用は全て税金、つまり合衆国納税者が負担しているということです。そのためW5YI VEC側からは納税者が負担する以上は納税者の利益にかかわらない免許、つまり実際に合衆国で運用される予定のない免許にまで費用負担するべきでないとの指摘がされました。
その点を踏まえVECとVEとの合意事項として合衆国への渡航者に受験機会を与えることとし、VEから受験者への条件としました。ただし法的にはこれは善意で守ってもらうお願いのような存在で法的拘束力はないと思います。
との事です。
TNX INFO JH4RHF