JA1AVHの独り言の記事によると、小笠原への高速輸送手段として期待されていた世界最高速の大型客船「
テクノスーパーライナー(TSL)」の就航を、原油価格の高騰により採算が合わないとして、船の建造主である国土交通省が断念したそうです。
この船は、国策として115億円をかけて建造された物だそうですが、またもや税金の無駄な投入だったと言う事になっちゃうのでしょうか(苦笑)
私は、従来のおがさわら丸を使って行くよりは短時間で小笠原に行けるので、就航したら是非一度...と思っていましたので、非常に残念です。
#この高速船の就航に関しては、「就航して観光客が増大すると、自然が破壊される恐れがあるので反対」と言う、なんだか良くわからない意見が出ていましたね。小笠原の住民のみなさんは観光を振興して、地域経済を活性化したいと言う望みを持っておられると思いますし、ましてや住民じゃない本土在住の人が「自然が破壊されるので」と言うのは、自分が便利な所に住んでいるから言える意見なんじゃないかなと思っています(これは、都会の人間が田舎を訪れた際に「この自然をいつまでも残して欲しい物です」と言うのと同じ傲慢さを感じますね)。