(前回の続き)
さて、ハードウェア的には接続できるようになりましたので、今度はソフトウェアです。「J-3100GT-SX041」はIBM-PC/XT互換...なんですが、(いわゆる)DOS/Vとは互換ではありませんので(※1)、J-3100に対応したソフトウェアを探す必要があります。
パソコン通信全盛期に有名だったMS-DOS用のターミナルソフトウェア「WTERM」は、設定が簡単なのでこれを使おうと考えていたのですが、インターネット上ではダウンロード出来る所が見つかりません(※2)。
それならばと、「WTERM」がインストールされている、手持ちの別のJ-3100(「J-3100SX021-W」)を起動してみると、起動はするもののフロッピーディスクドライブ(FDD)が死んでいて、ハードディスクからプログラムをコピーする事が出来ません(※3)。
「J-3100SX021-W」。FDDが死んでいる上に、この後バックライトも死んでしまい、完全に「石のタヌキ」になってしまいました。
...しょうがないので、現在でも入手できるJ-3100用の通信ソフトは無いかと探したら、なんとかまだ公開されている物がありました。「ULTmini」はファットさん、吉越 敏郎さん、石塚 匡哉さんが作成したパソコン通信用ターミナルソフトウェアで、元はNECのPC-9801シリーズ用のソフトウェアのようですが、J-3100にも移植されたようです。
早速「ULTmini」をダウンロードし、「J-3100GT-SX041」にフロッピーディスク経由でインストールしようと思ったところで、はたと気が付きました。そう言えば、J-3100は一般的な1.44MBフォーマットのフロッピーディスクは読めないのです(※4)。J-3100で読み書きできるWindows-PCに接続されているFDDと互換性があるフロッピーディスクのフォーマットは、740KBフォーマットしかありません。
...またまたしょうがないので、事務所の腐海の中から2DD(両面倍密度倍トラック)のフロッピーディスクを探し出し(※5)、やっと「ULTmini」を「J-3100GT-SX041」のハードディスクにコピーする事ができました。
#「J-3100GT-SX041」のFDDが壊れていなくてよかったです(汗)
2DDのフロッピーディスク。SONY製(しかも金属シャッター)と言うのがまた歴史を感じますねぇ。
と言うところで、次回に続きます。
※1 フリーソフトウェアを使ってDOS/V化する(DOS/Vに対応したソフトウェアを動かせるようにする)事は出来ます。
※2 たぶん、何らかの理由で公開を終了しているのだと思います。
※3 この機種にはベルトドライブ式のFDDが搭載されています。この手のFDDはベルトが経年変化でダメになってしまうようですね。
※4 J-3100は、1.2MBの独自フォーマット(8インチのフロッピーディスクで使われていたIBM標準フォーマット(いわゆるメインフレームなどの汎用機で使われています)を、無理やり3.5インチに適用したもの)を採用していました。NECのPC-9801シリーズで使われていた1.2MBフォーマットとも互換性がありません。いや、独自規格もええかげんにせいやと(笑)
※5 2HD(両面高密度)のフロッピーディスクの種別検知用の穴(右下)をテープで塞いで無理やり使うと言う方法もありますが、FDD内部でテープが剥がれてしまうと故障してしまう恐れがありますので、あまりお薦めしません。
さて、ハードウェア的には接続できるようになりましたので、今度はソフトウェアです。「J-3100GT-SX041」はIBM-PC/XT互換...なんですが、(いわゆる)DOS/Vとは互換ではありませんので(※1)、J-3100に対応したソフトウェアを探す必要があります。
パソコン通信全盛期に有名だったMS-DOS用のターミナルソフトウェア「WTERM」は、設定が簡単なのでこれを使おうと考えていたのですが、インターネット上ではダウンロード出来る所が見つかりません(※2)。
それならばと、「WTERM」がインストールされている、手持ちの別のJ-3100(「J-3100SX021-W」)を起動してみると、起動はするもののフロッピーディスクドライブ(FDD)が死んでいて、ハードディスクからプログラムをコピーする事が出来ません(※3)。
「J-3100SX021-W」。FDDが死んでいる上に、この後バックライトも死んでしまい、完全に「石のタヌキ」になってしまいました。
...しょうがないので、現在でも入手できるJ-3100用の通信ソフトは無いかと探したら、なんとかまだ公開されている物がありました。「ULTmini」はファットさん、吉越 敏郎さん、石塚 匡哉さんが作成したパソコン通信用ターミナルソフトウェアで、元はNECのPC-9801シリーズ用のソフトウェアのようですが、J-3100にも移植されたようです。
早速「ULTmini」をダウンロードし、「J-3100GT-SX041」にフロッピーディスク経由でインストールしようと思ったところで、はたと気が付きました。そう言えば、J-3100は一般的な1.44MBフォーマットのフロッピーディスクは読めないのです(※4)。J-3100で読み書きできるWindows-PCに接続されているFDDと互換性があるフロッピーディスクのフォーマットは、740KBフォーマットしかありません。
...またまたしょうがないので、事務所の腐海の中から2DD(両面倍密度倍トラック)のフロッピーディスクを探し出し(※5)、やっと「ULTmini」を「J-3100GT-SX041」のハードディスクにコピーする事ができました。
#「J-3100GT-SX041」のFDDが壊れていなくてよかったです(汗)
2DDのフロッピーディスク。SONY製(しかも金属シャッター)と言うのがまた歴史を感じますねぇ。
と言うところで、次回に続きます。
※1 フリーソフトウェアを使ってDOS/V化する(DOS/Vに対応したソフトウェアを動かせるようにする)事は出来ます。
※2 たぶん、何らかの理由で公開を終了しているのだと思います。
※3 この機種にはベルトドライブ式のFDDが搭載されています。この手のFDDはベルトが経年変化でダメになってしまうようですね。
※4 J-3100は、1.2MBの独自フォーマット(8インチのフロッピーディスクで使われていたIBM標準フォーマット(いわゆるメインフレームなどの汎用機で使われています)を、無理やり3.5インチに適用したもの)を採用していました。NECのPC-9801シリーズで使われていた1.2MBフォーマットとも互換性がありません。いや、独自規格もええかげんにせいやと(笑)
※5 2HD(両面高密度)のフロッピーディスクの種別検知用の穴(右下)をテープで塞いで無理やり使うと言う方法もありますが、FDD内部でテープが剥がれてしまうと故障してしまう恐れがありますので、あまりお薦めしません。
その辺には昭和40年の壁は無いみたいですね。
#Macintosh 128K~plusのドライブは2DDだったので、その関係でまだうちにあるのです。