居酒屋ガレージ日記で紹介されたネタですが、「旧日本軍弱小列伝」は面白いサイトです。
特に「零戦神話」を完膚無く叩き潰しているのが面白いですね。零戦の防御力の弱さはともかく、高高度運動性能がここまで悪かったとは思いませんでした。
私は、太平洋戦争開戦初頭は零戦は米軍の機体を圧倒していたと思っていましたが、実はそんな事は全然なかったと言うのは、このサイトで初めて知りました。
#日本の戦車がへっぽこだったのは、結構知られている事実なのですが、零戦はデビュー当初は無敵だったと思っている人が(私も含めて)ほとんどでしょうね。しかし、軽くするために機体のフレームにバカ穴を沢山空けた結果、急降下すると空中分解してしまうほど耐久性の無い機体を製作してしまうと言うのは、現代の耐震強度偽装問題に通じるような気がします。立場の弱い技術者が上から無茶な要求(この場合は軍部と官僚からの要求)を強要されると、こう言う事になってしまうと言う好例ですよね。
特に「零戦神話」を完膚無く叩き潰しているのが面白いですね。零戦の防御力の弱さはともかく、高高度運動性能がここまで悪かったとは思いませんでした。
私は、太平洋戦争開戦初頭は零戦は米軍の機体を圧倒していたと思っていましたが、実はそんな事は全然なかったと言うのは、このサイトで初めて知りました。
#日本の戦車がへっぽこだったのは、結構知られている事実なのですが、零戦はデビュー当初は無敵だったと思っている人が(私も含めて)ほとんどでしょうね。しかし、軽くするために機体のフレームにバカ穴を沢山空けた結果、急降下すると空中分解してしまうほど耐久性の無い機体を製作してしまうと言うのは、現代の耐震強度偽装問題に通じるような気がします。立場の弱い技術者が上から無茶な要求(この場合は軍部と官僚からの要求)を強要されると、こう言う事になってしまうと言う好例ですよね。
戦争ですから安全重視なんて言ってもしょうがないのですが、航空機の安全軽視なんていうのはこの国の伝統なんでしょうか
実は戦争だから、兵隊の安全を重視しないといけないと言うのが、軍隊の本来の姿です(現在の米軍の装備が好例ですね)。
戦車兵にせよファイターパイロットにせよ、まともな兵隊に育てるのには機体の何十倍のコストと時間がかかる訳で、小銃で穴が開く装甲を持った戦車とか、防弾板も防火燃料タンクも装備していない戦闘機しか用意できない時点で、戦争をしようと言う考えが無謀だと考えるのが普通だと思います。
ましてや、特攻作戦なんかは(精神論は別として)軍人として絶対に立案しちゃ駄目なんですが、人間追い詰められると正常な判断が出来なくなると言う事だろうと思います。
#なお、(所謂)一般市民による自爆テロは、コストが極めて安いので(基本的に専門知識も訓練もいらない)、兵隊による特攻作戦よりはるかに有効なのは、イラクの例を見ても明らかです(もちろん人道的には最低なんですが、一般市民を米軍によって虐殺された家族にとって、もはや人道的と言う言葉は死語になっているでしょう)。
もちろん、一番大事なのは、戦争をしないで良い状態を外交によって作り出す事なのは、言うまでもありませんが。
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