7J3AOZ's Hamlife

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岸和田のだんじり

2004年09月15日 08時10分46秒 | ぶつぶつ...
の話題を、今朝のローカル番組でやっていました。

う~ん、前から噂には聞いていましたが、やはり私には理解できない世界のようで...。

でも、番組のパーソナリティが言っていた「今時、ここまで熱くなれるのは、羨ましい」と言う台詞は納得です...と言いにくいなぁ(苦笑)

#個人的には「地域の全員を半ば強制的に参加させるイベント」ってのには、激しく抵抗感がありますもので(主義の問題ですが)。それはともかく、どこそこ町よりなにやら町のだんじりがTVに写ってる時間が短いとかで、大クレームをTV局に付けるってのは、勇壮なイメージの祭りにしては、セコいような気がするんだけど...。

追記:強制的に参加させる事に抵抗があるのは、日本は終戦直前に「犬に食料を与えるのは無駄であるから、全部集めて殺すように」と言う命令を、自治体単位で強制実行した事があるからです(もちろん従わないと非国民扱いで村八分)。

有名なSF作家であるロバート・A・ハインラインの「メトセラの子ら」と言う小説で、長命種の人類が短命種の人類に迫害されて(これは長命である事に対する妬みからです)、長命種が地球を脱出しないとしょうがない状態になった時に、「でも、私の隣人のあの人が私を迫害するとは思えない」と言って脱出を拒んだ女性に対して、主人公が「あなたの隣人はあなたを殺さないだろう。しかし、あなたの隣人の友人があなたを殺すのだ」と言うシーンがあるのですが、人間の本質を突いているよなぁと思っています。

さらに追記:戦時中の日本には、隣組と言う極めて統制に有効な自主規制/自動密告システムが構築されていました(これは上記の例でも非常に有効に機能した訳です。隣には犬がまだいるぞと密告すれば褒められるのですから)。現北朝鮮で、同じシステムが構築されているのは、金日成が日本の戦時下のシステム(とスターリン時代のソビエト連邦のシステム)を十二分に研究していた結果ですね。
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