◆欧州プロゴルフツアー メジャー第3戦 全英オープン(15日開幕・セントアンドリュース=7305ヤード、パー72) 石川遼(18)=パナソニック=は13日、公式会見に臨んだが、出席した外国人記者は数人。好成績で大会中の公式会見に再び呼ばれ、外国人記者を“見返す”ことを誓った。
石川の試合前会見は少し寂しいものだった。30人以上の日本人報道陣に対し、外国人メディアは数人。5月の中日クラウンズで出した世界最少ストロークの「58」に関する質問も出なかった。2時間後に行われたタイガー・ウッズの会見が150人以上の報道陣で通路までごった返したのとは対照的な光景だった。
初出場だった昨年のマスターズなど、試合前の会見にはたびたび呼ばれているが、好成績を残した選手だけ座るラウンド後の会見場には招かれたことがない。「いつかはラウンド後も呼ばれるよう頑張りたい。英語の質問には英語で答えられるようになりたいと思います」と“リベンジ”に強い意欲を見せた。
これまでは若さや帯同する日本人報道陣の多さで注目を浴びてきたが、それも一段落した現在は、結果を出さなければ誰も注目してくれない。聖地でのラウンドに関しても「プロじゃなければジャンプして大騒ぎしただろうけど、プロとして戦いに来ているので浮かれた気持ちはありません」と表情を引き締めた。2度目の全英の大きな目標は、週末に再び会見場のイスに座ることだ。
(スポーツ報知)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます