「中日クラウンズ」(30日開幕、名古屋GC和合C)
男子ゴルフの石川遼(17)=パナソニック=が27日、中日クラウンズ(30日開幕)の会場となる愛知県東郷町の名古屋GC和合コース(パー70)で9ホールの練習ラウンドを行った。昨年は難コースにはね返され、プロになって初めての予選落ちを経験。今年は1年間の成長を見せつけ“和合の魔物”にリベンジすることを誓った。
◇ ◇
ホロ苦い記憶は忘れていない。プロ1年目の昨年、“難攻不落”の和合に初めて挑み、1打及ばず予選落ちした。あれからちょうど1年。「懐かしいとかという気持ちはないです。もう1年たったのかという感じ」。石川は静かにリベンジへの思いを燃やした。
昨年はハプニングも経験した。初日はバックスイングした際、木の枝に当たって葉が落ち、“失格騒動”に見舞われた。2日目はマーカーとして尾崎将のスコアを誤記入、失格にさせる“失態”もあった。「プロツアーの厳しさを味わった大会だった」と未熟さを痛感したが、今年は1年間の成長をぶつける。
先週のつるやオープンは予選落ち。週末は埼玉県の自宅へ戻り、近くの練習場でドライバーを連日400球打ち込んだ。この日は朝8時半に自宅を出発し、車で約5時間かけてコース入り。疲れも見せず、すぐに9ホールの練習ラウンドへ飛び出した。
昨年はドライバーを重点的に練習したが、この日はグリーン周りやバンカーからのアプローチに時間を費やした。「ドライバー以外のことも練習する余裕がでてきた」。気まぐれな風と、面積の小さい砲台グリーンが特徴の和合。コース改造により4ホールのグリーンがさらに小さくなり、ピンポイントで攻めていかなくてはならない。「感覚はかなりつかめている」と手応えは得た。
今年は節目の50回大会を迎え、7人の永久シード選手が初めてそろい踏みする。「僕もいつかこの大会の優勝者に名前を刻むことができれば」と目を輝かせた石川。「心を折らないことが大切。力量以上のものを求めず、自分の持っているもので戦う」。昨年はがむしゃらに攻めてはね返されたが、同じ轍(てつ)は踏まない。
(デイリースポーツ)
男子ゴルフの石川遼(17)=パナソニック=が27日、中日クラウンズ(30日開幕)の会場となる愛知県東郷町の名古屋GC和合コース(パー70)で9ホールの練習ラウンドを行った。昨年は難コースにはね返され、プロになって初めての予選落ちを経験。今年は1年間の成長を見せつけ“和合の魔物”にリベンジすることを誓った。
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ホロ苦い記憶は忘れていない。プロ1年目の昨年、“難攻不落”の和合に初めて挑み、1打及ばず予選落ちした。あれからちょうど1年。「懐かしいとかという気持ちはないです。もう1年たったのかという感じ」。石川は静かにリベンジへの思いを燃やした。
昨年はハプニングも経験した。初日はバックスイングした際、木の枝に当たって葉が落ち、“失格騒動”に見舞われた。2日目はマーカーとして尾崎将のスコアを誤記入、失格にさせる“失態”もあった。「プロツアーの厳しさを味わった大会だった」と未熟さを痛感したが、今年は1年間の成長をぶつける。
先週のつるやオープンは予選落ち。週末は埼玉県の自宅へ戻り、近くの練習場でドライバーを連日400球打ち込んだ。この日は朝8時半に自宅を出発し、車で約5時間かけてコース入り。疲れも見せず、すぐに9ホールの練習ラウンドへ飛び出した。
昨年はドライバーを重点的に練習したが、この日はグリーン周りやバンカーからのアプローチに時間を費やした。「ドライバー以外のことも練習する余裕がでてきた」。気まぐれな風と、面積の小さい砲台グリーンが特徴の和合。コース改造により4ホールのグリーンがさらに小さくなり、ピンポイントで攻めていかなくてはならない。「感覚はかなりつかめている」と手応えは得た。
今年は節目の50回大会を迎え、7人の永久シード選手が初めてそろい踏みする。「僕もいつかこの大会の優勝者に名前を刻むことができれば」と目を輝かせた石川。「心を折らないことが大切。力量以上のものを求めず、自分の持っているもので戦う」。昨年はがむしゃらに攻めてはね返されたが、同じ轍(てつ)は踏まない。
(デイリースポーツ)
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