米ツアー仕込みのロブで攻める。石川遼(17=パナソニック)は21日、23日開幕の男子ツアー第2戦つるやオープン(兵庫・山の原GC山の原C)に備え、開催コースで練習ラウンドを行った。ラウンド後には米ツアーでも大きな武器になるロブショットの練習をこなし、今大会で試す考えを明かした。
アウトの9ホールをラウンドした後、石川はSWを使ったロブショットのアプローチ練習に時間を割いた。そして充実感を漂わせ、こう言った。
「この2日間でロブショットの感覚やバンカーショットの感覚が分かってきた。あとは試合で成功して初めて自分の物になる。試合でトライしたい」。石川は前週と今週の2週間を「サンドウエッジ(SW)週間」と位置付けている。前週の東建ホームメイト・カップではバンカーショットのレベルアップに取り組んだ。そして、2週目の課題はロブショットだ。
山の原GC山の原Cは前週の開催コース(東建多度CC名古屋)よりグリーン周りのラフが深い。2日間の練習ラウンドを経て、石川はボールを高く上げてグリーンに落とすロブショットが有効になると判断。前週使ったバンス角14度のものを抜いて、マスターズまで使っていたバンス角12度のSWを再投入。フェースを開き高く上がるロブを何度も何度も試した。
お手本は米ツアーに参戦中、練習ラウンドをともにした今田竜二だ。「アメリカではいろんなところで(ロブが)必要とされて、今田さんは、そんなに高く上げるんだというぐらい上げていた。かなり勉強になった」と残像が目に焼き付いている。
「ロブをたくさん練習して自然に打てるようになったら、もっと果敢にピンを狙える。ピン手前10メートルしか突っ込めなかったのが、オーバーしても(アプローチを)ロブで打てると思えば(積極性が)違う」と言う石川。山の原GC対策でもあるが、次のメジャー全米オープンをはじめ米ツアーで戦うための準備でもある。米ツアー流の美しいロブ。今週は魅せながらスコアメークする。
(スポーツニッポン)
アウトの9ホールをラウンドした後、石川はSWを使ったロブショットのアプローチ練習に時間を割いた。そして充実感を漂わせ、こう言った。
「この2日間でロブショットの感覚やバンカーショットの感覚が分かってきた。あとは試合で成功して初めて自分の物になる。試合でトライしたい」。石川は前週と今週の2週間を「サンドウエッジ(SW)週間」と位置付けている。前週の東建ホームメイト・カップではバンカーショットのレベルアップに取り組んだ。そして、2週目の課題はロブショットだ。
山の原GC山の原Cは前週の開催コース(東建多度CC名古屋)よりグリーン周りのラフが深い。2日間の練習ラウンドを経て、石川はボールを高く上げてグリーンに落とすロブショットが有効になると判断。前週使ったバンス角14度のものを抜いて、マスターズまで使っていたバンス角12度のSWを再投入。フェースを開き高く上がるロブを何度も何度も試した。
お手本は米ツアーに参戦中、練習ラウンドをともにした今田竜二だ。「アメリカではいろんなところで(ロブが)必要とされて、今田さんは、そんなに高く上げるんだというぐらい上げていた。かなり勉強になった」と残像が目に焼き付いている。
「ロブをたくさん練習して自然に打てるようになったら、もっと果敢にピンを狙える。ピン手前10メートルしか突っ込めなかったのが、オーバーしても(アプローチを)ロブで打てると思えば(積極性が)違う」と言う石川。山の原GC対策でもあるが、次のメジャー全米オープンをはじめ米ツアーで戦うための準備でもある。米ツアー流の美しいロブ。今週は魅せながらスコアメークする。
(スポーツニッポン)
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