al baritono

アマチュア声楽家の独り言 ~ 歌ときどき仕事(笑)

シンフォニエッタ静岡定期演奏会

2011年07月10日 | 演奏会
■会場:グランシップ 中ホール
■指揮:中原朋哉
♪オネゲル:夏の牧歌
♪モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 KV452より
 オーボエ:植田明美、クラリネット:竹内未緒
 バソン:小山清、ホルン:月原義行
♪長谷川勉:匿名の歌たち
♪モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 KV550(第2稿

小編成のプロのオーケストラ「シンフォニエッタ静岡」の演奏会に行ってきました。この交響楽団は初めてです。実は専属の合唱団を創設するというので以前から気になっていて、マエストロがどんな音楽を紡ぐのか?それを確認の意味もあって聴きました。

で・・・正直言って微妙(汗;

いや、決して下手ではないのですが、小編成ゆえにそれぞれの楽器の本数が少なく、そのためにちょっとした事がアンサンブルを乱します。木管と弦のバランスも時として??な感じも・・・。それを傷とみると味とみるか意見の分かれるところでしょうか。常設楽団ではなく、他の楽団で活動している演奏家の寄合所帯的な楽団なのでアンサンブルに若干の無理があるんでしょうか。その点がちょっと残念に感じました。

マエストロ中原さんの指揮は、しごく真っ当というか破綻なく予定通りにきっちり進める・・という感じでした。綺麗にまとめていらっしゃるのですが、僕の好みからすると面白みに欠けます。演目が演目ですけれども、その中でももう少しドラマが欲しかった。

とても美味しいお料理をいただいたのですが、これは旨い!というインパクトのある一品のないコース料理みたいな。何かちょっと物足りなさを感じながら・・

いつも大編成の交響楽団ばかり聴いていて、このような小編成を聞きなれていないからなんでしょうか(汗;
様々な試みをしているようなので、長い目でこれからも聴いてみたいですね。

そうそう専属合唱団・・取り敢えずエントリーしてみましょうかね。少なくても今の所属団の使うオケよりは圧倒的に上手いから(笑)