チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

南の島で誕生日 マナ島到着編

2006-06-21 | 616



空港内で両替を済ませ、カップル(しかいない)達に囲まれて国内線で目的地のマナ島に移動。
ここから15分くらいで着くらしい。

しかし、これが国内線?
定員は10人くらい。



眼下に広がるのは、「キャストアウェイ」の舞台になった島や、
なんだっけ、ブルック・シールズかなんかの出てた映画の島、
とにかくべらぼうにキレイ。



ホテルに着いて、日本人のコーディネーターさん(3人もいるらしい)から色々説明を受ける。
チェックインできるのは2時から。
ということは、あと4時間ほど、時間をつぶさねばならん。

いや、しかし、あれです。

ここは1人で来るとこじゃねえな。 

結構どこでも1人で大丈夫な私ですが、
なんつってもここはリゾート。
やっぱ、女一人旅は、
浮きます完全に。

そりゃあ恋人たちにしてみたら不思議でしょう。
こんなリゾート地に、この人は一体1人で何をしに来たのか、と。

そんな皆の視線を痛いほど感じつつ、
島内を散歩することに。

島の3分の1くらいは、神聖な場所として観光客は入れない。

それ以外は、徒歩で1時間もあれば一周できるらしい。

メインとなるノースビーチとサウスビーチの間も、
徒歩で10分もあれば行ける。

最初に行ったノースビーチ。



天気がね、ちょっと曇ったり晴れ間が見えたりで。

伝わりにくいですが、すごーくキレイでしたよ。
ノースビーチの方は、潮が満ちている時がいいらしい。
少し泳ぐとドロップオフがあって、すごい数の魚がいるらしい。
こっちの方がちょっと波はあるんだけどね。



目の前がビーチのコテージ。



海沿いにハンモック発見。

自分の部屋番号は分かっていたので、探してみることにする。

発見!!!



外見バンガローです。
ここでは「ブレ」というらしい。
私が泊まったのは、「アイランドブレ」。
1番エコノミークラス。

二つくっついてるブレもあったので、孤立してるブレでヨカッタ。



こんな感じ。

散歩していると、現地スタッフが陽気に挨拶をしてくる。
「ブラ!」って。
こっちも手を上げて、ブラー!と笑顔で返す。

やっぱり子供が迷子になってるみたいに見えるんだろうか、
2度ほど「どうした?」「大丈夫か?」と声をかけられる。

湿度はゆうに80%を越えているみたい。
日本人よりオージーやキウイが多い。

そして、フィジアンの女の人は、皆おじさんのような顔をしている。
みんなでかくて(でぶくてともいう)、アフロヘアー。
曙や武蔵丸がたくさんいる…(しかも性別は女)。
ここでは太っていることが美人の条件だって、何かで読んだなぁ。
でもみんな陽気であったかい。

それにしても、ハネムーナーは外国に来ると、
ビックリするくらい急にラブラブになるなぁ。
しかしその気持ちは分かる。
しとけしとけ!

いまやこの海のように清清しく、広い透明な心を持った私は、
風通しのいいベンチで本を読みながら、1人頷くのでした。

そんな穏やかな午前、
30歳の誕生日。

続く。