草の実窯だより

岐阜県のはしっこの里山のふもとから おりにふれて陶器や窯や、草木の色や雲の様子や…そよっとふく風のようにお伝えできたら

花便り 4 まだ白梅も咲いていますが…

2014-04-13 06:47:16 | 日記
シデコブシ、半分ちかく咲いたところで朝晩寒さが戻り、ちょっとしょんぼりぎみ。今日は暖かくなりそうです

終わりがけのカタクリ、花が終わると急いで実を結び、そのあとあっけなく地上部分は姿を消します

ユスラウメはほぼ満開に。

玄関先で今年も咲いてくれたスミレ、ほんとの名前はなんというのでしょう?ビオラほどもある大ぶりの花です

このあたりのソメイヨシノは、昨日見たところ今が見頃の8分咲きくらいでした
そろそろ窯の脇にバイモが咲いているころ、これも花が終わると早々と姿を消してしまいます
今朝、出掛ける前に写真を撮ります

花便り 3 ( さよならの朝 )

2014-04-09 00:10:22 | 日記
今年も春蘭が咲きました。
くり猫♀が独身のころから一緒だった犬を葬ったときにくり猫♂が近くの雑木林から移植したものです。くり猫♀にとっては幼い頃の記憶に繋がる懐かしい花のひとつでもあります
我が家で共に暮らし、人間を癒し続けてくれた犬、猫、フェレット、鶏、その他縁あってその最期を見届けることになった魚や小動物たちもみな、この花のまわりに葬りました。 死ぬ、ということは宇宙という混沌のなかへもどっていくんだ、とイメージしてみました


日曜日の朝、烏骨鶏が逝きました
三人のくり仔猫たちがまだ小学生だったころ、一時は10羽以上いた烏骨鶏の最後の1羽です。土曜日の夕方くり猫♀が扉をあけたとき、いつものようにこっこっとも言わず、そっと頭をなでても、ちょっと顔をあげただけですぐに干し草に顔を埋めてしまうのでした。
とても静かな気持ちになり「逝くんだね…?」と声にだして、もう一度そっと触れて扉を閉めて…次の朝開けたとき、同じ姿勢で眠ったままでした。


月曜日、春蘭のそばに穴を堀り、くり猫♂はたくさんの花と共に鶏をねかせ、♀の帰宅を待って土をかけました
我が子らが幼かったときの記憶とひと続きの時間を生きていた烏骨鶏……
ありがとう

花便り 2

2014-04-06 06:04:33 | 日記
ショウジョウバカマ、湿っぽい場所が好きなので、裏庭で繁殖中
この植物は不思議、長くのびた葉っぱの先が地面についたら、そこに赤ちゃんショウジョウバカマができます。そうやって一株ごとに回りにこどもがふえて、ことしはよく咲いています

紅梅は五分咲きくらい、よく見ると紅梅の後ろにサクランボの花が写っていますが、こちらはほぼ満開です。

ユスラウメが咲きだしました

昨日の朝はすこし冷えて、薄氷がはりました

花便り 1

2014-04-04 06:24:33 | 日記
よい季節を迎え、草の実窯のまわりでは次々といろいろな花が咲き始めました
もう洒落たタイトルを思いつけません、しばらくはベタに「花便り」ということで(笑)
昨日撮ったカタクリ、ちいさな踊り子みたい、と思うのはくり猫♀だけ?






こちらはヒュウガミズキ、この花は雨の日はとくに、そこだけ灯りが点ったようにほわっとあかるいのです
このあたり、東濃地方の山に自生しているのはトサミズキでしょうか、車で移動中にも見かけることができますが、こちらもやはりちいさな灯りをいっぱいともしてくれています、と、くり猫♀は思っています

今朝はよい朝

2014-04-01 07:54:05 | 日記
少し寒い朝です
空気のひんやり感が適度な緊張をたもって、清々しい青空です
素直なかたちにそだってくれたタムシバの若木、今が撮り頃だよ、というように朝日のなかにいます

今朝はいつもよりすこし、背筋を伸ばして出かけましょう
行ってきます