宇宙戦艦ヤマト2199というアニメがやってるのだが・・・
キャラクターがなんというかすっきりきれいちゃんでいまいち感情移入できない。
実写版で佐渡先生が高島礼子さんだったくらいにとんでもない演出があるかなー?と期待したが
古代と島がすっかり管理職ぽくて
モリユキは必要以上にでかい尻だし
そして
飛行機乗りは黒木メイサではないがしっかり女子がエース
ガミラスのほうが細かい設定で
単身赴任っぽい管理職とか出てきて
むしろこっちに琴線を振るわされる・・・・・。
そういう屁理屈はおいといて
わが保育所には
純粋に「ヤマト2199」を「かっちょええなぁ・・」と思ってる4歳男児がいる。彼はふつーの幼児が好んでぴーちく言うポケモンや妖怪なんちゃらとか仮面ライダーシリーズとかもスキは好きらしいのだが
「ダイハード」とか「スパイダーマン」とか「ジャックスパロウ」などの話題にもノリノリでついてくるのだ。
彼は「ヤマト」が「大人っぽいおはなしだ」とわかっている。
それをなんとか理解しようと背伸びしてるのがこれまたかわいらしい。
イントロからヤマトのテーマを歌ってあげたら4回も歌わされる羽目になった。
ふと
戦時の連合艦隊旗艦としての大和の話をしてみた。
本当に昔「大和」という名前の戦う船がいて
九州と沖縄の間の海に沈んでいったという話。
片道だけの水上特攻。
捨石にされた沖縄と大和。
いろんなことをゆっくりと
4歳児の頭に沁み込むように。
そしたらさ・・
ぽつりと言った。「それって悲しいね。」と
そうだね。船は浮くから素敵だ。
戦艦だって潮風にのってすすむからこそ愛らしい。
醜悪な武器をのっけられて火を噴きながら傷だらけになる。
その甲板に成長した君が乗ってはいかんのだよ…断じて。
そうおりがみセンセは切に思ったわけで・・・。