母21年生

防災の日です。
朝からＦ横は防災ラジオやっとります。

火曜日は保育所で検便を保健センターへ持ってく日です。
担当はユキエサンなんですが
彼女ががけ保に働きに来るとき紹介者だった方が一昨日急死されて
今日告別式。
そのためおりがみ代打で検便運び屋になりました。

保健センターは区役所の3階になります。
窓口で手数料をはらい
提出口で前回の結果票と引き換えに今月分の検体を出します。

窓口と提出する部屋がロビーをはさんでいるんですが・・

今日は4ヶ月健診の日のため
赤ちゃんとその親御がわんさかわんさかいるロビーを通ります。
あまったるい
赤ん坊独特のニオイが充満してるのだけどおりがみには心地よい。


若いおかーさん、おとーさん。
アナタのお子達が戦争のために命を落とさないように
人の命を奪わないように
しっかり育てましょう。なんて思っちゃったりする。





今日はうえむすめの誕生日。

産み出したまだ産湯さえ使ってない血まみれの娘を
手で触れた時

ああ、女の子を生んだわ、わたし。
この子がおとなになって母親になるころまでに
戦争の起こらない世界を作れるかしらと
おりがみは本気で思ったものです。

そのうえちゃんも21歳。


おりがみが21歳のころ
ＳＳＤ（パソコン用語ではないですよ）つーのがあって
「世界中で戦争を無くそうね、そらそうよ」と話し合いを国連でもったんですが・・・
「核兵器はあきまへん」と核兵器を持ってない国が言っても
持ってる国は「だってあったほうがいいんだもん」と言って
なかなか核軍縮は進みませんでしたが


核兵器廃絶を求める集会におりがみもでかけたものでした。

それからいろいろあって（いろいろすぎ）


ちょうどうえちゃんが生まれたとき（1988年）は第三回のＳＳＤがあったっけなぁ・・・





その後「冷戦終結」「ソ連崩壊」・・・・

ＳＳＤは開かれてはいない。


核軍縮は進んだかい？

戦争は地上からなくなったかい？


といえば「ＮＯ」でありまして。



世界のあちこちでは戦争の痛みも紛争も絶えずに。
選挙をすれば爆弾で人が死に
敵対する勢力には武力を行使するし
反体制と思しき人は軟禁したり
少年兵は裸で薬漬けにして銃を背負わせられ

でも変化は確かにある？

アメリカの大統領は「核兵器なくしまひょか？」と言ってるのに
日本政府は「いやいやいや・・無くされると困るカサが無い」などとお前は陽水か？みたいなこと言ってます。

赤ん坊だったうえむすめも21歳。女子大3年生。お先真っ暗な就職戦線。

私母親21年生。受け継がせる地位も財産も無くてただの保母として生きてますとりあえず。

お祝いには就活用？の黒いバックとスリムなお弁当箱。
ケーキにはローソク3本。（長いの2本と短いの1本）



私を「おかあさん」面させてくれてありがとうね。