アウェイで爪きり

どーもー。ヒーヤン（ウサギ）で～す。

お爪が伸びちゃってのびちゃって・・・
おかーさんに
「この爪長ウサギめ！大判小判を秤にかけて日がな一日金勘定～♪それでも合わぬとかえされた～かえされた～　このまま伸ばしてるとお子が怪我しちゃうから今日こそ切るど～！！」

と悪魔の手毬歌を歌われて病院へ連れて行かれただよ～。

車のエンジン音がドナドナの歌に聞こえただよ～・・・





動物病院。

受付のおねいさんは
「え゛！！サンタちゃんじゃなくってサリーちゃんですか・・はぁ・・」
と見るからにいやそ～な反応。
サリー＝ヒーヤンはハマの暴れ馬の異名をとる凶暴ウサギ・・・な訳ないでしょ！！
前回の爪きりでは、診察台を飛び降り、看護士さんにかすり傷を負わせ・・

「今回は言い聞かせてきました！！よろしくお願いしまっす」
ワタシャ頭を下げましたよ。
おりがみ１人じゃとうていできませんって、ヒーヤンの爪切りは・・。

待合室ではキャリーの窓からヒーヤンの眉間（ウサギに眉毛無いけど）から鼻先にかけてナデコナデコしながら
「イイコだからおとなしくするのよ、イイコイイコ」と呪文のように語り掛けました。
暖房の効いた室内でなんとな～くマッタリしてきたヒーヤン。
今日は穏やかに爪きり出来るか・・？


他の患蓄さんがいつもの診察室を使っていたため、なんとヒーヤンが通されたのは奥の手術台～。
大型犬さんとかが使う台に乗せられたキャリー。
ふたを開けたが出て気やしない。
「やだよ」
「でないよ」
キャリーの奥に踏ん張ってろう城。
仕方ないのでキャリーを逆さにして振ってすべりおとす。（苦笑）
パニクってきょとんとしたヒーヤンが診察台に無事着地。

いつも見てくださる女医さんだけでなく、な～んと今日は院長先生が傍らで見てる！！（シモヤンが激やせした際はお世話になりました）
「ホホ～、キミがヒーヤンか。元気だねぇ、毛並みもきれいだね。」
「うんうん、いいんだよ暴れても。それくらい元気あってよいよい」
よかったねぇヒーヤン、ほめられたぞ。



美人看護士さんにしっかり抑えられてヒーヤンの診察開始。

「あががががががが・・・」
「ハーイイイコイイコ、お口を拝見」
「うげげげげげげ」
「きれいな歯でちゅね～」
「ほべべべべべ」
「お耳もきれい！じゃつぎ足とお尻いきまーす」
しっかり足の裏もお尻もチェックしてもらって

「はぁーい、いよいよ爪きりで～す」

「ひょえ～」
ヒーヤンがもしも声を出せたらこんな感じでしょうか・・・。

床に座ったスタッフさんが手際よく切って下さいました。

「今日はおとなしかったですね～」

好印象。

うさぎさんて初めての場所は場所見知りするらしく、おとなしくなるバヤイがあるそうで、今回の見慣れぬ診察台は効果あったようです。やれやれ。

体重測定は台からダイビングすると危ないので
キャリーごと計ってキャリーの重量を引くというやり方で測定。
２０５０グラム。





次回もこの調子でおとなしくきらせてほしいです・・・。