いろいろシンキング

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ふらつく家

2005年07月23日 17時24分26秒 | その他
地震だったか・・・。
電線が揺れて、扉がガタガタ騒ぎ出した。
少し座って落ち着くのを待っていたが、
なかなかおさまらないので、
とりあえず網戸を開けてみた。

よく考えたら、何で開けたのか・・・。
動揺していたのかなぁ~。


その後、外に出ようと思って玄関に行きかけて、
「そうだ!テレビを見てみよう!!」
と思い、スイッチON。

その時点では速報も出ていなかった。
高校球児は地震に怯えることなく、頑張ってたし、
サッカーのなでしこジャパンはゴールをきめていた!!

速報によれば、私の地域は震度5。
「5」かよ!!
でけぇ~よ!

通信簿で夢見た【5】だよ!
恐らく生まれて始めての規模の地震だ。
まだ現在も少し揺れたりしている・・・。

それにしてもこの木造の家・・・、
ペラペラに揺れたな~。
震度6強程度で潰れそうな気がするよ。

でも、電気も電話もインターネットも全然問題無しって、
すごくない!?
震度がどのくらいで停電、不通になるのかな?

社会のインフラが多少のガタガタで、
ガタガタになるはずもないけど、
そこまでのレベルで設計、管理するって大変だ。
皆様ご苦労様です。
ありがとうございます。


今から電車の線路や土砂災害などの緊急チェックに入られる方も、
多いはず。
みなさん!よろしくお願いします。


箱根旧道を行く

2005年07月17日 13時20分55秒 | 夢想
石畳の道はこの季節、苔が生えて、歩きづらい。
気を抜くと、ズルッといく。
古道っぽさがあり、距離もそんなにない、また茶屋も随所にあるので、気持ち良く歩けた。
箱根八里の半次郎になった気分だ(≧▽≦)ゞ

追加)
登りよりもくだりの方が、ツルツル滑って大変だった。
畑宿という宿街まで降りてきて、一息入れる。
ここは、『寄木細工』という木を組み合わせて模様を作る、
細工の盛んな場所らしい。

本当にいろいろな細工が施された、
箪笥や小物入れ、爪楊枝いれなどが展示販売されていた。
値段はピンからキリまである。

氷川きよしの代表曲、
『箱根八里の半次郎』の歌詞の中で、
♪寄木細工よ色恋沙汰は~
 つぼを外せぇ~ば食い違ぃがぁ~う♪
とあるが、
実際寄木細工を見て、
「食い違っていたら元に戻せないだろうなぁ~」
と思いました。
複雑な構造のものは作るのも、
元に戻すのもたいへんでしょうね。

YHのお客さんの夕食を準備しないといけないので、
バスで途中まで戻ることにした。
それにしても、物凄いカーブの連続です。
よく自転車で登れたな!と改めて思いますよ。

甘酒茶屋でバスを降り、そこから箱根旧街道を歩き出す。
苔むした旧街道を歩くのは、
年配の人達ばかり。
若い人は私だけ。
なんだか得した気分♪

この街道はだな~、東海道きっての難所なんだよ~。
チョンマゲつけたお侍さんだって、
フウフウ言いながら歩いたはずなんだよ。

参勤交代だって当然この道を通ったはずだ。
この霧のすぐかかる旧街道をみんなが通ったんだ。

そう思うと、私の足の下にある石畳を、
今まで何人の人達が踏みしめてきたことか。
どんな思いでこの道を歩いていったのか。

それは千差万別だろう。
でも、
「キツイなぁ~」
と思って歩くのは皆同じだったはずだ。

そこまで思いを巡らせた時、
私もまた歴史の中の一人であるということに気づいた。
キツイという思いが今までここを通過した人と人を結びつけるんだ。

箱根街道を行くということは、
キツイという感情で歴史に繋がること。

あと少し

2005年07月17日 13時20分00秒 | 夢想
今はお玉ヶ池で休息、休足中。
この池は水溜まりの大きいヴァージョン。
この位の広さの方が、全体を見渡せて落ち着く。
霧が立ち込めてきた。本当に神秘的だ。
雰囲気に浸るため、音楽をDeep Forestにした。

いいかんじだ~、主人公は私だ!(≧ε≦)
坂を降りて、坂を登ったらもう1日が過ぎてしまう。
スローな時間を過ごしているなと思う。
我が事ながら、羨ましいなぁ~。